【取材レポート】220Mbps対応WiMAX 2+モバイルWi-Fiルーター「Speed Wi-Fi NEXT W01」【WiMAX 2+新モデル】

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UQコミュニケーションズは15日にプレスカンファレンスを開催し、「WiMAX 2+」における下り最大220Mbpsのサービスの詳細や、それに対応したモバイルWi-Fiルーターの新製品2機種などを発表したが、本記事では早くも本日30日に発売となる新製品「Speed Wi-Fi NEXT W01」(ファーウェイ製)について実機写真もまじえて紹介していきたい。

※4月に220Mbps対応エリアでW01の速度を実測したレポート記事も公開しました。
WiMAX 2+のCA対応ルータW01実測レポート

ついに登場する220Mbps対応ルーター「Speed Wi-Fi NEXT W01」

とはいえ、W01の紹介だけでは不足なので、下り最大220Mbpsのサービス、そのエリアや料金プランなどについても見ていきたい。

W01の特長


≪220MbpsのWiMAX 2+の技術とエリア≫

最初に注意しておきたいのはWiMAX 2+は今春下り最大220Mbpsのサービスにグレードアップするとはいえ、実現技術によって2タイプあることだ。「キャリアアグリゲーション」(以下、CA)と「4x4 MIMO」という2種類の技術による220Mbps対応がある。今回紹介するW01はCAを利用する一方で、もう一つの機種「Speed Wi-Fi NEXT WX01」(NECプラットフォームズ製)は4x4 MIMOで対応する。

このCAと4x4 MIMOは技術だけでなく、エリア展開も異なるので本当に注意が必要だ。


■CA

CAとは複数の周波数で同時通信を行うことで速度を向上させる技術のことで、今回のWiMAX 2+では従来のWiMAXに割いていた周波数の一部をWiMAX 2+に割り当て、20MHz幅の周波数帯を2つ使うことで現行の110Mbpsの2倍となる220Mbpsに対応させる。

このCAでの220Mbpsのサービスを利用するには基地局側とルーター、両方で対応している必要がある。W01はハードウェアとしてCAに対応しているが、実際には3月末に配信予定のファームウェア・アップデートを導入することで利用可能になる。一方の基地局だが、こちらは2月12日から順次対応する予定だ。現在のWiMAX 2+のエリアは従来のWiMAXエリアをカバーするほどにまで広がっているが、CAに対応するためには作業が必要となっている。そのため、3月末にファームウェア・アップデートを導入し、W01自体が下り最大220Mbpsで使えるようになったとしても、全国のWiMAX 2+エリアの全てでいきなり最大220Mbpsでの通信ができるわけではないことに注意したい。

2月12日から順次エリア化されるCA

それでもCAのエリア整備は積極的に行われる予定のため、エリアについて配する必要はあまりなさそうだ。というのも、2016年にはCAと4x4 MIMOを両方使って下り最大440Mbpsのサービスにグレードアップされる予定にあるため、CA対応が急ピッチで進められることは明らかだからだ。


■4x4 MIMO

4x4 MIMOはCAとは異なる技術。基地局側、ルーター側、双方でそれぞれ4つのアンテナを用意し、同時に通信を行うことで220Mbps対応を実現させる。今回発表された新機種ではWX01がこの4x4 MIMOに対応する。UQコミュニケーションズによれば、CAでも4x4 MIMOでも実効速度には特に差はないとのことなので、どちらが速度面で優位かと言われると現時点では気にする必要はない、ということになるようだ。あとはW01、WX01が実際に発売になってからの実地調査となるだろう。


4x4 MIMOで大きな魅力となるのは利用可能エリアだ。

実は4x4 MIMOはCAと違い3月に一斉エリア化されることになっている。既存のWiMAX 2+用の基地局アンテナが4x4 MIMOを見越し、最初から対応機材が使われているためで、既存のWiMAX 2+エリアの内、一部を除いてほぼ一斉に4x4 MIMOエリアになる。

そのため、WX01については発売後すぐにその時点でのWiMAX 2+エリアのほとんどで下り最大220Mbpsを体験できることになる。


■現在のWiMAX 2+のエリア

WiMAX 2+のエリアは3月末までには従来のWiMAXのエリアを基本的にはカバーし終える予定のようだ。そのため、実質的にWiMAXの電波を利用する機会は限りなく減るはずだ。それもあってW01はWiMAXには非対応だが、実用上困ることはなさそうだ。W01はWiMAX 2+とauの4G LTEを利用できるようになっている。


≪料金プランと通信量・速度制限≫

料金プランは2月20日以降は大きく2種類になる。新プランの「UQ Flat ツープラス ギガ放題」と現行の「UQ Flat ツープラス」だ。UQ Flat ツープラスは2月20日に改定され、月間データ通信量の規定が設けられ、7GBになる。一方のギガ放題は月間の上限無しだ。そのため、今後はギガ放題が上限無し、通常のツープラスが7GB制限あり、という区分けになる。

料金プランは今後この2タイプがメインになる。

しかし、現行ツープラスの改定が行われるのは2月20日の話で、2月19日までに申し込んだ分については7GB制限が2年間はない。ギガ放題の料金は月額4,380円(※2年間。それ以降は4,880円)、現行ツープラスは月額3,696円(※2年間。それ以降は4,196円)なので、値段は現行プランの方が安い。そのため、W01を買うなら2月19日までに現行プランで購入する方が基本的にはお得ということになる。

2月19日までに申し込んだ分に関しては、2年間については月間上限がない上、新プランよりも安いからだ。

現行プランは2月19日までに申し込むのがお得


月単位でのプラン変更が可能

実はギガ放題と現行プランの変更は月単位で可能となっている。そのため、最初から難しく考える必要はなく、使用状況を見つつ途中で変更するということができる。プラン変更の際に違約金が発生することはない。違約金はWiMAX 2+のサービス自体を途中解約したときにのみ発生するもので、プラン変更は解約には当たらないようになっている。


また、最初にギガ放題に入った場合には、お試し期間として、3ヶ月間については月額料金が4,380円でなく3,696円になる。そのため、2月20日以降に申し込む場合は、ギガ放題に加入する方がお得だ。最初の3ヶ月間で様子を見て、毎月の使用データ量が7GBを確実に切るようであれば通常プランに変えればいいだろう。一方、7GBでは足りないことが分かれば、ギガ放題を継続すればいい。

ただし、お試し割引は最初にギガ放題に加入した場合にのみ適用される。最初に現行プランに加入し、途中でギガ放題に変更した場合には、3ヶ月の割引特典は得られず、変更直後から月額料金は4,380円となるので注意してほしい。



■速度制限

ギガ放題では月間のデータ量の上限がないので、月に何GB使おうとも、それによる速度制限が掛かることはない。一方、2月20日以降の通常プランでは、月に7GB以上のデータ通信を行った場合には月末まで速度制限が掛かる。制限速度は上下とも最大128kbpsだ。

しかし、速度制限については注意事項がある。

直近3日間で3GB以上のデータ通信を行った場合には、翌日に速度制限が行われる場合があるのだ。これはギガ放題、通常プラン、どちらも同じだ。この措置は2015年4月以降から導入される予定で、それまでの間は関係ない。この場合の制限速度は上下ともに最大700kbps。UQコミュニケーションズによれば、YouTubeの標準画質での動画視聴は問題なく行える程度の速度は維持される、とのことだ。


≪Speed Wi-Fi NEXT W01≫

さて、ようやくW01についてだが、まずはスペックから紹介したい。

MARINEモデルは画面の背景もブルーになっている。


■スペック

主なスペックは次の通り。
  • 対応通信方式:WiMAX 2+、au 4G LTE
  • 最大通信速度(WiMAX 2+):下り最大220Mbps/上り最大10Mbps
  • 最大通信速度(au 4G LTE):下り最大75Mbps/上り最大25Mbps
  • 連続通信時間(CA適用時):WiMAX 2+で約8時間、au 4G LTEで約7時間20分
  • 連続待受時間:デフォルト設定:約730時間、クイックアクセスモード設定時:約36時間
  • Wi-Fi規格:IEEE802.11a/b/g/n/ac(2.4GHz、5GHz)
  • Wi-Fi最大同時接続数:10台
  • サイズ:約120×59×10mm
  • 重さ:約113g
  • バッテリー容量:2,300mAh
  • 充電時間:約150分(付属のACアダプタ使用時)
  • カラーバリエーション:2色(MARINE、WHITE)

スペック表(※クリックして拡大)


■ネットワーク

W01の対応ネットワークはWiMAX 2+とau 4G LTE。au 4G LTEでは下り最大75Mbpsだ。W01はau 4G LTEを利用できるので、通信可能エリアについてはWX01よりも広い。WX01はWiMAXとWiMAX 2+のみに対応している。そのため、いざという時にはW01の方が安心だろう。ただし、au 4G LTEを利用したい時には通信モード設定を「ハイスピードプラスエリア」に変更する必要がある。この設定はW01の端末だけで、いつでも行うことができる。W01で利用できる通信モードは2種類で、「ハイスピード」モードと「ハイスピードプラスエリア」モード。前者はWiMAX 2+のみ、後者はWiMAX 2+とau 4G LTEを利用できるモード。WiMAX 2+とau 4G LTEの切替は、その時の電波状況によって自動的に行われる。

便利なハイスピードプラスエリアモードだが、このモードでは月々のデータ量上限が7GBになってしまうので注意したい。この上限はau 4G LTE側に引っ張られる形で、仮にWiMAX 2+ばかりで通信していたとしても、ハイスピードプラスエリアモードになっている限り、7GBの上限がついてしまうので気をつけたい。

なお、ハイスピードプラスエリアモードは有料オプションで、利用月のみ月額1,005円(税抜)が発生するが、5月末まではキャンペーンによって無料になっている。それまでの間は無料で使えるのでau 4G LTEの速度やエリアをチェックしてみてもいいだろう。

「ハイスピードプラスエリア」モードの「LTEオプション」は5月末までは無料

また、Wi-Fiは5GHzにも対応しているので、電子レンジなど、他の電波との干渉が気になる場合などには嬉しい。Wi-Fi機器の同時接続台数は最大10台までとなっている。


■ボディとメニューなど

カラーバリエーションはMARINEとWHITEの2色で、デザインも悪くない。サイズも十分に小型軽量だ。バッテリー容量は2,300mAhで、ユーザーが自分で取り外すことはできない。背面パネルを外せる仕様ではないためだ。

側面は背面側が濃いカラーとなっている。

操作はタッチパネルで行う。スマートフォンなどに慣れている方はすぐに使い方を覚えられると思う。

画面/メニューのカラーはボディカラーに合わせられているので、実はMARINEとWHITEで異なるので確認してみてほしい。MARINEでは画面背景もブルー系、WHITEではホワイトだ。また、大型のディスプレイとタッチ操作を活かし、初期設定は対話型のガイダンスによって初心者でも分かりやすく行えるようになっている。

メニュー画面例。タッチ操作で直感的に操作できる。



■スマートフォン向けアプリ

W01にはスマートフォン向けアプリ「Huawei HiLink」が用意される。スマートフォンにこのアプリをインストールしておけば、遠隔操作でW01のバッテリー残量や通信量などを確認できるので、W01をカバンの奥底にしまっていても、いちいち取り出さずに済む。

アプリ「Huawei HiLink」の利用イメージ


■au向けモデルとの違い

W01はauからも販売されるので、WiMAX事業者とどちらで購入してもいい。どちらで購入しても基本的には同じだが、au販売モデルでは国際ローミングサービスを使うことができるようになっている。他には、購入時の価格や利用できるキャンペーンなどが異なる。


■コメント

今回はまだW01を手元で長時間実際に使っておらず、あくまでも発表会場で少し触った程度なので、あまりコメントはできないが、「Wi-Fi WALKER WiMAX 2+ HWD14」→「Wi-Fi WALKER WiMAX 2+ HWD15」→W01と、ファーウェイにとってWiMAX 2+対応モバイルWi-Fiルーターは3機種目であることもあってか、ようやく近代的なルックス、操作性を獲得したように見える。タッチパネルの操作、メニューのベースはHWD15と同じだが、若干使い勝手が向上している。そして、デザインはHWD14/15が野暮ったい印象だったのに対して、W01はシンプルで綺麗な印象を与えるものになっている。

それはクレードルも同様で、クリアパーツを使ったガイドがつくなど、見た目・使い勝手双方での改善がみられる。

あとは何と言っても実際の電波の掴みや速度だが、これは実機でしっかりと確認してから改めて紹介したいと思う。特に3月末に予定されている220Mbps対応のファームウェア・アップデートには注目したいところだ。

クレードルにセットした状態。

側面、背面の下部をガイドするクリアパーツが用意されている。

ガイドパーツがあるので比較的セットしやすくなっている。


≪価格・キャンペーン≫

価格は購入先で異なる。UQコミュニケーションズの公式通販サイト「UQ WiMAXオンラインショップ」では、本体のみで2,800円、クレードルセットで4,800円だ。UQ WiMAXオンラインショップでは、JCBギフト券が貰える特典もある。

一方、本体価格はニフティ(@nifty)では1円、ソネット(So-net)では0円、GMOとくとくBBでは0円となっている。これらMVNO 3社では特典がつくキャンペーンも実施している。概要は以下の通りだ。

※キャンペーン内容はほぼ毎月変わるので、その時によっては下記内容とは異なる可能性もあるので注意してほしい。


■UQ WiMAXオンラインショップ

本体2,800円、クレードルセットで4,800円、特典はJCBギフト券5,000円分と「ブルーガチャムクブランケット」、通信費は2年間は月額3,696円、それ以降は月額4,196円。




■ニフティ(@nifty)

本体はクレードルセットで1円。特典は15,100円のキャッシュバックかタブレット「ASUS MeMO Pad 7(2014年度モデル)」。通信費は2年間は月額3,670円、それ以降は月額4,170円(※どちらも@nifty基本プランの月額250円を含めて)。




■ソネット(So-net)

本体はクレードルセットで0円。特典は15,000円のキャッシュバックか「So-net スマートライフパック」の割引。「So-net スマートライフパック」は通信サービスとタブレットレンタルのセットプランで、iPadシリーズやXperia Tabletシリーズを格安でレンタルすることができる。通信費は2年間は月額3,695円で、それ以降は4,195円(※どちらもSo-net基本プランの月額200円含めて)。




■GMOとくとくBB

GMOとくとくBBはキャンペーンが数種類ある。キャッシュバック企画、「Nexus 7」がつく企画、「ASUS MeMO Pad 7」(ME176)がつく企画、通信費が月額2,760円(※2年間。以降は4,195円)、「iPad mini」や「ASUS EeeBook」がつく企画。

キャッシュバック企画では、W01本体のみ購入の場合は23,790円のキャッシュバック、クレードルとのセットの場合は20,190円のキャッシュバック。Nexus 7特典企画では、Nexus 7と専用ケースがついてくる。月々の通信費は2年間は3,609円、それ以降は4,195円。ASUS MeMO Pad 7特典企画も通信費は同じ。

なお、GMOとくとくBBのキャンペーンは企画によって途中解約時の違約金が異なるので、特典内容だけでなく、しっかりと注意事項を確認してほしい。

  



 

【情報元、参考リンク】
Speed Wi-Fi NEXT W01の紹介記事
Speed Wi-Fi NEXT WX01の紹介記事
2月20日以降の料金プランについての記事
各社のWiMAX 2+キャンペーン情報まとめ記事
WiMAX 2+のCA対応ルータW01実測レポート
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