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月間容量制限なしの新プラン登場のWiMAX 2+。各社の2月のキャンペーン内容をチェック!新端末WX01の予約も一部で開始

UQコミュニケーションズは20日から、「WiMAX 2+」において新料金プラン「UQ Flat ツープラス ギガ放題」の提供を開始した。このプランは月々のデータ通信量の上限がないことが特徴で、いくら使っても通信速度の制限が掛からない。一方、旧プランの「UQ Flat ツープラス」は内容が改定され、月間データ通信量の上限が7GBになり、それを超えた場合には月末まで速度制限がかかるようになった。そのため、上限無しで利用するには新プラン、毎月7GBも使わない、という場合には旧プラン、という形になった。

新プランは月間データ通信量の上限がない

しかし、プラン選択は実は気楽に行ってもいい。というのも、月単位でプラン変更ができてしまうからだ。契約期間中のプラン変更では違約金は発生しないので、とりあえず新プランで加入し、様子を見つつ、場合によっては旧プランに変える、というのがスタンダードな始め方になるはずだ。

金額でみると、新プランは月額4,380円(税抜き。25ヶ月間経過後は月額4,880円)、旧プランは月額3,696円(税抜き。25ヶ月間経過後は月額4,196円)なので、税抜きで毎月684円も違うことになる。2年契約であることを考えると随分大きな差だとわかると思う。

毎月7GBも使わない、というのであれば旧プランがベストだ。一方、固定回線代わりにも使いたいなどという場合には、新プランでないと足りないだろう。

速度制限について、実はもう一つ注意事項がある。月間データ通信量による制限のほか、直近3日間でのデータ通信量次第での制限が4月以降には導入される。直近3日間で3GBを超えた通信を行った場合、翌日に上下ともに最大700kbpsに制限される。一応、YouTubeの標準画質での動画視聴がストレスなくできるレベルの速度は維持される、ということだ。


この新プランの導入はUQコミュニケーションズだけでなく、ニフティやビッグローブ、ソネット、GMOとくとくBBでも同様で、それに準じたプランが導入されている。各自、各社のプランをチェックしてみてほしい。


なお、現在の主なルーターのラインナップは、1月30日に発売になった新製品の「Speed Wi-Fi NEXT W01」と、昨年モデルの「Wi-Fi WALKER WiMAX 2+ NAD11/HWD15」だ。NAD11とHWD15は下り最大110Mbps対応だが、W01は下り最大220Mbps対応(キャリアアグリゲーションによる対応)と、性能が異なる。スペック上はできればW01がオススメだが、WiMAX 2+ルーターを販売するMVNO各社のキャンペーンによってはNAD11やHWD15の方がキャッシュバック額が多いこともあるので、その点も含めて比較検討したいところ。

Speed Wi-Fi NEXT W01の予約受付も始まっている。1月30日発売

なお、WiMAX 2+では現在、周波数拡張の整備が始まっている。従来は20MHz幅を使ってサービスが提供されていたが、WiMAXに割いていた30MHz幅のうち20MHz幅をWiMAX 2+に切替、WiMAX 2+で計40MHz幅を使えるように整備が進められている。使える周波数帯が2倍になったことで、キャリアアグリゲーションという技術を導入し、W01で下り最大220Mbpsが利用できるわけだが、NAD11/HWD15などの旧モデルも恩恵を受けられる。通信できる周波数帯が増えるので、旧モデルにおいても単純に通信環境が改善される。

旧モデルでは、さすがに速度は下り最大110Mbpsではあるが、NAD11やHWD15でも十分と考える方もいるだろう。

また、W01で下り最大220Mbpsでの通信が可能になるのは3月末に配信開始予定のファームウェア・アップデートを導入してからとなるので注意してほしい。それまでの間は残念ながら下り最大110Mbpsでの利用になる。とはいえ、アップデートを導入すれば220Mbpsに対応する。

W01はWiMAX 2+の下り最大220Mbps(キャリアアグリゲーションでの)のほか、「au 4G LTE」にも対応する。


そして、3月にはNECプラットフォームズ製の「Speed Wi-Fi NEXT WX01」も登場する。すでにニフティ、GMOとくとくBBでは予約販売を開始している。このWX01も下り最大220Mbpsに対応するが、W01とは対応するために使われる技術が異なる。W01はキャリアアグリゲーションだが、WX01では「4x4 MIMO」と呼ばれる、4つのアンテナで複数のデータをやり取りすることで通信速度を向上させる技術を使っている。実はキャリアアグリゲーションと4x4 MIMOでは利用エリアが異なる。キャリアアグリゲーションは順次エリア化が進められているが、4x4 MIMOは既存の「WiMAX 2+」のエリアが3月に一斉対応する(一部を除く)。そのため、「WiMAX 2+」の下り最大220Mbpsをあちこちで早く享受したい場合にはW01よりもWX01の方がオススメだ。しかし、WX01はau 4G LTEには非対応なので、auのエリアを利用したい方にはW01がオススメだ。

W01のカラーは2色


なお、各端末の紹介・レビュー記事は下記リンク先を参照してほしい。

Speed Wi-Fi NEXT W01の紹介記事(1月30日発売。キャリアアグリゲーションによる220Mbps対応)
W01の取材レポート記事
Speed Wi-Fi NEXT WX01の紹介記事(3月上旬発売。4x4 MIMOで220Mbpsに対応)
2月20日以降の料金プランについて
URoad-Stickの紹介記事URoad-Stickの実機レポート記事
HWD15の紹介記事
NAD11の概要紹介記事NAD11のレビュー記事


以下、各社の販売キャンペーンの概要を掲載する。なお、各キャンペーンの内容をチェックする際には、契約途中で解約した場合の違約金についてもしっかりと確認してほしい。



≪UQコミュニケーションズ≫

ブルーガチャムクブランケット
(裏返すとガチャピンの柄になる)
まずは本家UQコミュニケーションズのUQ WiMAXオンラインショップからだが、特典が改善された。JCBギフトカードと「ブルーガチャムクブランケット」がプレゼントされる。月額利用料金は最大2年間に渡って月々3,696円で、それ以降は4,196円。JCBギフトカードの額は機種によって異なる。下記の通りだ。

ブルーガチャムクブランケットについてはこちらの記事で実物を紹介しているので参考にしてほしい。

・Speed Wi-Fi NEXT W01:5,000円分
・Wi-Fi WALKER WiMAX 2+ HWD15:10,000円分
・URoad-Stick:10,000円分





≪GMOとくとくBB≫

GMOとくとくBBは今月も複数企画を実施している。計4種類だ。キャッシュバック特典企画、「Nexus 7」プレゼント企画、「ASUS MeMO Pad 7」プレゼント企画、月額料金を値下げした企画だ。好みの特典の企画を選びたい。ただし、企画によって途中解約時の違約金が異なるので、その点への注意は必要だ。


■キャッシュバック企画:最大29,000円

キャッシュバック最大29,000円というキャンペーンだ。額は機種によって異なり、下記の通り。

・WX01:22,390円
・WX01+クレードル:18,790円
・W01:27,390円
・W01+クレードル:23,790円
・HWD15:27,390円
・HWD15 + クレードル:23,790円
・NAD11:29,000円




■「Nexus 7」と専用ケース企画

初期費用3,000円、端末代0円、Androidタブレット「Nexus 7」と専用ケースがついてくる。




■女性に人気の「ASUS MeMO Pad 7」企画

初期費用3,000円、端末代0円で、「ASUS MeMO Pad 7」(ME176)がついてくる。




■通信費を抑えた企画:月額2,760円

キャッシュバックやタブレットプレゼントなどの特典がない分、月々の通信費を下げているのが特徴となる。月額料金は「ギガ放題」の場合、端末受取月が0円で、1ヶ月目から2ヶ月目が2,760円、3ヶ月目から24ヶ月目が3,414円、それ以降は4,849円。端末代は0円だ。





≪ニフティ(@nifty)≫

ニフティ(@nifty)のキャンペーンでは、販売端末はWX01、W01、HWD15とNAD11で、端末代はいずれも1円。各機種ともクレードルセットで1円。そして、特典内容はキャッシュバックだ。

キャッシュバック額は機種によって異なり、WX01のクレードルセット、W01のクレードルセットでは15,100円、HWD15のクレードルセットでは27,000円、NAD11のクレードルセットでは28,000円だ。

次に各機種共通の費用だが、初期費用は登録手数料が3,000円発生する。WiMAX 2+の月々の利用料金は新プランの「ギガ放題」で、登録月が0円、2ヶ月目から3ヶ月目が3,420円、4ヶ月目から25ヶ月目が4,100円、それ以降が4,600円になる。

また、@niftyの他の接続サービスを利用していない方はWiMAX 2+の利用料金のほかに別途@niftyの基本料金が月額250円発生する。こちらも入会月は0円。もし他のサービスも利用していれば、そちらで支払っているはずなので、WiMAX 2+サービス側では発生しない。





≪ソネット(So-net)≫

So-netのキャンペーン特典内容は他とは少し異なる。特典内容は、2つのうちいずれかを選択する形となる。一つはキャッシュバックで、額は15,000円。もう一つはSo-netのサービス「So-net スマートライフパック」の月額料金を2年間に渡って割り引く、というもの。「So-net スマートライフパック」とは、タブレットのレンタルと通信サービスをセットにしたもの。

タブレットのレンタル代の割引額は下記の通りだ。

・iPad Air/iPad mini 2/Xperia Z Ultra:月額料金 24カ月1,070円(税抜)割引
・iPad Air 2/iPad mini 3/Xperia Z3 Tablet Compact/ Xperia Z2 Tablet:月額料金 24カ月850円(税抜)割引

ルーターはクレードルセットで0円。

また、初期費用として登録事務手数料が3,000円かかる。WiMAX 2+の利用料金は新プランで利用開始月は0円、1ヶ月目と2ヶ月目は月額3,495円、3ヶ月目から24ヶ月目は月額4,179円、それ以降は月額4,679円。それに加えて、So-netの基本プラン「モバイルコース」の200円、ユニバーサルサービス料3円が発生する。





≪ビッグローブ(BIGLOBE)≫

ビッグローブ(BIGLOBE)のキャンペーン内容も改善されている。特典は2つで、1つはタブレット。「Amazon Kindle Fire HD7」か「Amazon Kindle Fire HD6」のいずれかを貰える。加えて、6ヶ月目まで継続利用した方には2,000円のキャッシュバックがある。月額料金は2年間、月額3,695円(ビッグローブの基本プラン「ベーシックコース」代を含む)。




※本記事は最新情報入手次第、随時更新します。

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