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| ＜▲図：Smartphone for Snapdragon Insiders＞ |
チップセットメーカーブランドのスマートフォンらしく、かなりのハイエンド仕様であり、関心を寄せる方は多いかもしれない。
これまでのSnapdragonの開発経験を生かした製品とされ、究極のモバイル体験ができるとPRされている。下に掲載したプロモーション動画からもそれが伝わると思うし、ゲーム体験も含めてコンシューマー寄りの訴求内容となっている。
実際、快適なパフォーマンスを発揮する可能性は高いと期待される。
基本スペックを見ると、OSはAndroid 11、プロセッサはQualcomm Snapdragon 888 5G、メモリは16GB、ストレージは512GB、ディスプレイは約6.78インチで解像度が2,448 x 1,080ドット、リフレッシュレートが144Hz対応のサムスン電子製の有機EL、Wi-FiではWi-Fi6のみならずWi-Fi6Eまでサポートし、Bluetoothは5.2対応、バッテリー容量は4,000mAh、本体サイズは約173.1 x 77.2 x 9.5mmで、重さは約210gといった具合。
本体がやや重い点は人を選ぶかもしれないが、最近の大型スマホは200gを超える機種も多いし、ともかくハイスペックだ。
モバイル通信では5Gまでサポートし、デュアルSIM仕様で5Gと5Gでのデュアルスタンバイにも対応している。バッテリー及び充電に関しても、急速充電規格「Quick Charge 5.0」対応だ。Quick Charge 5.0対応の最大65W出力の充電器も商品に同梱される。
メモリはLPDDR5、ストレージはUSF3.1。
サウンド面もこだわっていて、ステレオスピーカー搭載だけでなく、「Qualcomm Snapdragon Sound Technology」対応。マイクもQuad HDRマイク搭載だ。
カメラは背面が3眼カメラで、構成は下記の通り。
- メインカメラ：約6,400万画素 ソニー製IMX686センサー（1/1.73インチ）、F値1.8
- ウルトラワイドカメラ：約1,200万画素 ソニー製IMX363センサー（1/2.55インチ）、F値2.2
- 望遠カメラ：約800万画素、3倍光学ズーム、最大12倍までのハイブリッドズーム
前面はシングルカメラで、約2,400万画素だ。
背面カメラでは最大で8K（7,680 x 4,320）、30fpsまでの動画撮影も可能となっている。
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| ＜▲図：オリジナルのワイヤレスイヤホンも付属する＞ |
また、最大65W出力の充電器の他、ワイヤレスイヤホンも付属する。
Googleの「Pixel」シリーズがミドルエンドに主軸を移したため、シンプルかつオーソドックスな構成のハイエンドスマホを求めている方は「Smartphone for Snapdragon Insiders」のような商品を好むかもしれないし、興味深い端末だ。
日本のASUS Storeにも製品ページが用意されているため、日本での発売も予定されていると考えられるが、少なくとも米国、中国、英国、ドイツで間もなく発売される予定。そして、それ以外の国・地域でも展開される予定だ。
製品名通り「Snapdragon Insiders」向けの特別なスマートフォンだが、Snapdragon Insidersは日本からも申し込めるし、ASUS Storeの製品ページで販売されるのであれば、未加入状態でも注文/購入できるのかもしれない。Snapdragon Insidersは、Qualcommが運営するコミュニティで、Qualcommの最新情報の配信等が行われている。
＜編集後記＞
返信削除昔でいえばGoogleの「Nexus」シリーズ、今では「Pixel」シリーズのようにリファレンスモデルのようなシンプルなスマホを望む方は一定数いると思うので、このSnapdragonスマホも関心を集めそうです。特にPixelにハイエンドが無いので、なおさら本機を求める方は結構いるかもしれないですね。