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ソニーとZEISS(ツァイス)の戦略的協業がXperiaにも! XperiaでもZEISSレンズ採用でカメラ強化

ソニーは24日、ドイツのZEISS(ツァイス)との戦略的協業をデジタルイメージング領域の製品にとどまらず、Androidスマートフォン「Xperia」シリーズにまで拡充することを明らかにした。

<▲図:Xperia 1 IIではZEISSレンズが魅力の一つ>

ZEISSのレンズはソニーのデジタル一眼カメラ「α」シリーズ、コンパクトデジカメ「サイバーショット」シリーズ、ビデオカメラ「ハンディカム」シリーズなどではお馴染みだが、今後はXperiaシリーズにも広がることになる。

実際、ソニーが同日発表した最新スマートフォン「Xperia 1 II(エクスペリア ワン マークツー)」では「T*(ティースター)」コーディングを施したZEISSレンズを搭載する。

しかも、Xperia 1 IIでは、ZIESSのレンズによるトリプルレンズカメラと3D iToFセンサーで構成される高性能・高機能のメインカメラが大きな魅力だ。AF/AE追従最高20コマ/秒の高速連写機能や、5Gへの対応も特徴となっている。

今回の協業範囲拡大について、ソニーとZEISS双方からコメントが寄せられている。

ソニーの石塚茂樹氏(ソニー 専務 エレクトロニクス・プロダクツ&ソリューションズ事業担当)は「ZEISSとソニーが協業してきたこの四半世紀、デジタルイメージング商品は飛躍的な進化を遂げ、ユーザーの撮影領域を広げるとともに、その創造力をサポートしてきました。これらを成し遂げることができたのは、両社が持つ光学・エレクトロニクス分野における技術力や知見に加え、イノベーションの力で新しい価値を創造したいという強い意志があったからに他なりません。両社の協業関係の拡充により、スマートフォン領域でも新たな撮影体験を提供していきます」と述べている。

一方のZEISSのJörg Schmitz(ヨーク・シュミッツ)氏(Executive Vice President, Head of ZEISS Consumer Products)氏は、「ソニーとZEISSが1996年に始めた関係は、現在、デジタル写真の新しい基準を設定するという明確な使命を持つ強力なパートナーシップに発展しました。私たちは写真に対する深い情熱と、新しいテクノロジーを先取りする意志を共有します。ZEISSは、想像力の限界を押し上げる精神と、170年以上にわたって獲得した当社独自の光学の専門知識に支えられ、スマートフォンのイメージングの次元に不可欠な要素を導入しています。国境を越えて限界を押し広げることが、ソニーとともにスマートフォン・イメージングの新境地を開く動機となっています」とコメントしている。

【情報元、参考リンク】
ソニー/プレスリリース

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