ドコモ、LTEによる国際ローミングを3月31日より提供へ。米国、香港、フランスなど8つの国・地域からスタート

GAPSIS編集部 2014年3月26日

NTTドコモ（以下、ドコモ）は26日、LTEによる国際ローミングサービスを31日より提供開始すると発表した。まずはアメリカ（本土）、アラスカ、ハワイ、カナダ、香港、フランス、プエルトリコ、米領バージン諸島の計8つの国・地域からサービスを開始する。さらに、4月にはマレーシアもサービス対象エリアに加わる予定。

海外でLTEによる通信サービスを利用する際には、パケット定額サービスの「海外1dayパケ」や「海外パケ・ホーダイ」を適用することができる。

「海外1dayパケ」は、国・地域別に3種類の定額料が設定されたもので、1日あたり980円から利用できる。一方、「海外パケ・ホーダイ」は、どれだけのデータ通信を行っても1日最大2,980円の2段階制の定額サービス。今回新たに始まるLTE国際ローミングでもこれらのパケット定額サービスを適用できる。

ただし、「海外パケ・ホーダイ」では、1日あたり100MBの通信量まではLTEでの通信が可能だが、それを超えた場合には3G/GSM相当での通信となるので注意したい。

LTE国際ローミングに対応する機種は26日時点では下記の計15機種。