東北新幹線 仙台駅－一ノ関駅間のトンネル内で各社の携帯電話が利用可能へ

NTTドコモ（以下、ドコモ）、KDDI、ソフトバンクモバイルは26日、東北新幹線の仙台駅と一ノ関駅間のトンネル内で携帯電話サービスの提供を開始すると発表した。開始日は28日で、始発列車からサービスの提供が始まる。

3社は東北新幹線のトンネル内においても携帯電話サービスが利用できるよう、共同でエリア整備を進めてきたが、今回新たに下記の計37トンネルでサービスの利用が可能になる。

第一利府トンネル～第四利府トンネル、第一小鶴沢トンネル～第五小鶴沢トンネル、石倉山トンネル、第一梅ノ沢トンネル～第三梅ノ沢トンネル、三ヶ内トンネル、第一大角トンネル～第二大角トンネル、第一柏木原トンネル～第三柏木原トンネル、第一三本木トンネル～第四三本木トンネル、第一高清水トンネル～第二高清水トンネル、瀬峰トンネル、第一上太田トンネル～第二上太田トンネル、第一左足山トンネル～第二左足山トンネル、第一有賀トンネル～第三有賀トンネル、大又トンネル、第一有壁トンネル～第二有壁トンネル、真柴トンネル


東北新幹線については2007年度から2008年度の間の整備で東京駅から仙台駅間のトンネルに関しては既に携帯電話サービスが利用可能になっており、今後は一ノ関駅から水沢江刺駅付近（岩森トンネルまで）の整備が進められる予定。

なお、このエリア整備は、トンネル等の人工的な構築物によって電波が遮蔽され、携帯電話等が使用できない地域において、移動通信用中継施設等を設置して利用可能にするなど、電波の適正な利用を確保することを目的として実施されている「電波遮へい対策事業」に基づく国の補助金を活用して工事が行われている。

【情報元、参考リンク】
NTTドコモ/プレスリリース