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ファーウェイ・ファンミーティング東京レポート:モバイルプリンスとGAPSIS長田トーク&イベント模様編

前回の記事に続き、ファーウェイ・ジャパンが開催したファン向けイベント「HUAWEI JAPAN Touch and Try Tour 2016 モバイルプリンスのファーウェイ王国ファンミーティング」(以下、ファンミーティング)の東京編のレポートをお届けしたい。

<▲図:左からモバイルプリンス、長田>

本記事では、モバイルプリンスさん(以下、モバプリ)とGAPSIS編集長 長田によるトークセッション、そしてイベント模様をお伝えしたいと思う。また、トークセッションには、ファーウェイ・ジャパンの須藤孝夫氏(以下、敬称略して須藤)にも入ってもらっている。

<HUAWEI P9について>

モバプリ:まずは、名古屋でのセッションの振り返りから始めたいと思います(※編集部注:一週間前に名古屋会場でもファンミーティングを開催。詳しくはこちらの記事を参照)。P9を使ってみて惚れたところを3つずつ出し合って紹介しようとしたんですが、二人合計で3つしか紹介し切れませんでした。長田さんが良いと思ったのは「パフォーマンス」でしたよね? で、長田さんはブラウザでタブを40個も開くそうですが、スペックの悪い端末だと落ちたりして辛いと。しかし、P9なら問題ないということでした。

<▲図:名古屋会場でのイベントの振り返りから入る>

長田:さすがに最近の機種だと落ちることはあまりないですが、タブの数が多いと動きが遅くはなりますね。でも、P9は40、50のタブを開いても、実用的な速度で動いてくれるので助かります。

モバプリ:名古屋でザワザワしたのは、40、50もタブを開く人がいるのかっていうことでしたが、何に使っているんですか?

長田:一応僕もニュースサイトの編集長なので、普段からニュースは結構見るんです。また、趣味のサイトとかも一気にタブを開いて、順に見ていくスタイルなので、タブが多くなってしまいます。

モバプリ:確かDMMとかをよく見ているのでは?

長田:……そう……ですね(図星)

モバプリ:でも、DMMにも英会話とか色々なサービスがありますしね。

長田:そうです! そうです!

モバプリ:ベンチマークについても、「AnTuTu」で95,000とか96,000とか出ますよね。僕が96,000で、長田さんが95,700くらいでしたよね。P9の高性能に寄与している要素の一つに独自CPUの「Kirin」が挙げられますが、「Kirin」という名前が「Snapdragon」の「dragon」の部分に対抗してのものというお話も聞きましたね。ただ、動物園のキリンじゃなくて空想上のキリンということでした。そして僕のおすすめポイントですが、カメラです。

<▲図:AnTuTuでのベンチマークスコアの例>

モバプリ:P9には「Proモード」というモードがあり、露出やシャッタースピードなど様々な項目を細かく調整できますが、P9のカメラはレンズ部分が出っ張っていないことも魅力です。出っ張っていないので、例えば窓に押さえつけてカメラをガラス面と平行に安定させた状態にすることができ、Proモードでシャッタースピードを調整して、手持ちでも屋内から綺麗に夜景を撮ることだってできるんです。あと、昨日深夜に沖縄で撮影した写真もあります。これは三脚を使ってシャッタースピード2秒くらいで撮ったんですが、拡大して見ても悪くないほど綺麗に描写できてるんですよね。それにモノクロ写真も専用センサーを使っていることで、味のある写真が撮れます。

<▲図:室内から撮影。ガラスにP9を押し付けて撮影した夜景>

<▲図:こちらは三脚を使っての撮影>

モバプリ:そういえば、最近ちょっと面白いこともありました。P9で撮影した写真をInstagramに上げたら、なぜかファーウェイのアイルランドのアカウントからフォローが来たんです。写真は長田さんも結構撮ってくれています。

長田:一つ目は月ですが、スーパームーンの翌日に撮影したものです。スーパームーンは、月が地球と接近して普段よりも大きく見える日の月(※詳しくはWiki等を参照)ですが、その翌日に撮影しました。Proモードを使ってISO感度やシャッタースピードなどを調整すると、手持ちでも月の模様を撮影できてしまうんです。

<▲図:11月15日撮影。手持ち。Proモード>

モバプリ:長田さんの2つ目のおすすめポイントは指紋認証でしたよね? 認証精度、認証スピード、そして色んな機能を指紋認証センサーに割り当てられる、という点を挙げていました。ところで須藤さん、何かマニアックな機能とか面白い機能ってありますか?

須藤:実はカメラでは構図もサポートできるんです。グリッド表示で「フィボナッチスパイラル」を表示できるんです。また、これはカメラ機能ではありませんが、オフィス文書や写真など、人に見られたくデータ/アプリを指紋認証でロックすることもできるんです。

モバプリ:「端末管理」というアプリを使って行うものですね。このアプリを使って、アプリごとのロックを掛けられるようになっているんですよね。セキュリティを気にされる方にはいい機能ですね。

モバプリ:ここまでが名古屋イベントでのP9に関する主なトーク内容です。それではここからP9について新たにトークをしていきます。まずは僕からですが、もう一つのおすすめポイントは「付属品」です。P9のパッケージにはUSBケーブルやACアダプタ、イヤホンなどが入っていますが、実はクリアケースも同梱されているんです。何てことはない普通のケースなんですが、他に欲しいケースを買うまでの間、このケースで保護できますので気が利いているなと思いました。10万円くらいするキャリア端末だったら、これくらい付いていても妥当感があるんですが、その半額くらいの端末でここまで充実しているのは凄いと思います。ホテルでもアメニティが充実していると嬉しいですが、同じような感じですね。長田さん、この辺り共感されます?

長田:そうですね。普通、標準で同梱されるケースって、ショボいものをイメージしますよね? でもこのクリアケース、市販のものと比べても遜色ないデキですよね。

モバプリ:須藤さん、ケースなどの付属品について、ユーザーさんからの反響はありますか?

須藤:そうですね。やはり何らかのケースを買うまでの間、本体を傷つけたくないので、こうしたケースが入っているのは嬉しい、というお声を聞きますね。そういえば、マメ情報ですが、クリアケースにはファーウェイのロゴが入っています。

モバプリ:長田さんの次のおすすめポイントも挙げていただけますか?

長田:デザインです。僕の中でのファーウェイさんのイメージって、キッズケータイとかモバイルWi-Fiルーターが強くて、スマートフォンに関しては「STREAM」あたりのイメージで止まっていて、あまりカッコいいイメージがなかったんです。ところが、このP9もそうですし、P9 liteもhonorシリーズも、最近の機種はどれもカッコいいですし、所有欲を満たしてくれる高級感を漂わせたデザインになっていますよね。

<▲図:P9、P9 lite、honor8、MediaPadシリーズ、HUAWEI Watchなど。
いずれも高級感あるデザインでハイレベル>

モバプリ:確かに急激に変化しましたよね。「あいつ急にオシャレになったなぁ」みたいな感じ。オタク仲間で服には無頓着だったのに、急にオシャレになったよねアイツ、っていうのと同じですね。(須藤氏に向かって)ファーウェイはそんな感じでオシャレに目覚めたということですかね?

デザインは人それぞれ好みがあると思いますが、質感・満足度が全体的に上がったというのは確かですよね。それにちょうど新色のレッドとブルーが出ました。これで4色展開です。須藤さん、この新色の反響はどうでしょう?

須藤:日本で他の色は出ないの? と言われていたので、今回新色が登場するにあたって、「待ってました!」というお声を聞きます。

モバプリ:なるほど。さて、それではもう一つ、僕のおすすめポイントを挙げます。それは薄さと軽さです。これは僕の悪い癖ですが、自分の体の薄さと軽さには無頓着なくせに、デバイスになると10g単位ですげーネチネチ言うという。手に取った時のフィット感とか軽さがいいなぁ、と思います。もちろん、薄さ・軽さを追求した端末は他にもありますが、パフォーマンス、カメラ、バッテリーなど総合的な能力とのバランスを見たときに、それでいてこの軽さと薄さは素晴らしいな、と思います。


<HUWEI MateBookについて>

モバプリ:MateBookについても名古屋での振り返りから入りたいです。と言うことで、早速長田さんにおすすめポイントの一つを実演してもらいたいと思います。

<▲図:膝上での使用イメージを実演中の長田>

長田:僕は電車の中で仕事をすることも多く、膝上にPCを乗せて作業します。ところが、2-in-1の端末の場合、どうしても頭(キーボードではなく本体側)が重く、膝上で安定しない機種が多いんです。ひっくり返ってしまうことがあって、なかなか膝上では使えません。ところが、MateBookの場合は、MateBookキーボードを使うと意外と膝上でも安定して使えるんです。これは素晴らしい魅力です。

<▲図:一見安定して見えるが、モバプリの場合は厳しいとのこと>

モバプリ:ただ皆さんこれ、僕もやろうと思ったんですけど、僕はできませんでした。それはなぜかと言うと、足が短くお腹が出ているため、タブレットを安定して置くスペースが膝上になかったんです。だから、ここは人を選ぶと言うかスタイルによって左右する部分だと思います。ただ、スペースがあれば膝上でも使えると。他にもイチ押しポイントがあるんですよね?

<▲図:会場では実際に試す参加者も>

長田:指紋認証ですね。僕はWindows 8.1の時は、画面の上を自分で指定した順になぞる「ピクチャパスワード」を使ってロック解除していたんですが、指紋認証に慣れるとあまりに楽すぎて戻れなくなってしまいました。

モバプリ:スマホ感覚でロック解除ができると言うのは確かに便利ですよね。しかも精度も高く速い。あと、MateBookキーボードについては他にも言うべき点がありましたね。角度も2段階に調整できるんですよね。

<▲図:MateBookを後ろから見たところ。もう一段階立てられる>

長田:それにバックライトも便利なんです。

モバプリ:バックライトもそうですけどBluetoothじゃなくてピン接続であることで、入力遅延もない、と言う点も利点ですね。僕は名古屋会場の時は普段使っているPCも持ってきていたんです。でも今回からはMateBookだけで仕事をしていますが、十分カバーできています。そしてもう一つのおすすめポイントは僕も長田さんもデザインです。モバイルOSを搭載した端末と同じサイズ感で、薄くて軽くてデザインもスタイリッシュと。

<▲図:MateBookキーボードを閉じた状態。色々なファッションと合うデザイン>

須藤:MateBookキーボードのオススメは他にもあるんです。トラックパッドで複数本の指を使った操作ができ、アクションセンターやコルタナをすぐに呼び出セルなど、結構便利です。

長田:トラックパッドの反応が悪いパソコンって使いづらいと思いますが、MateBookキーボードのトラックパッドはガラス製で操作性が良くていいですね。


<イベントの模様>

今回のファンミーティングは4都市で順次開催だが、東京会場が最も広く参加者も多い。また、ビルの一室で窓からは東京の夜景が見えることもあり、実際にP9のカメラ機能を試す方が多かった。

<▲図:メインカメラだけでなくインカメラも多くの方が試していた>

メインカメラでの夜景の撮影などに加え、参加者の方々が大勢試していたのがモバプリのおすすめモードの一つ「ビューティーモード」。このモードはあらかじめ幾つかの角度から自分の顔を写しておくことで、「自撮り」をした時にそれらの写真を参照して自動的に補正をかけて、綺麗に表示してくれるモード。

<▲図:モバプリの案内でビューティーモードを試す参加者の方々>

また、須藤さんおすすめ機能の一つである「ナックルジェスチャー」を試す方も。「設定」→「スマートアシスト」→「モーションコントロール」→「描画」という項目に設定がある。画面に指の関節でアルファベットを描くことでカメラやブラウザなどを素早く起動できる機能。

<▲図:ナックルジェスチャーを試しているところ。
「s」と描くとスクロールスクリーンショットを保存できる>

参加者同士、設定や使い方を教えあったり、交流もあり、楽しいイベントに。

<▲図:イベント中、P9とMateBookが用意され、自由に触ることができた>

<▲図:ファーウェイにはAndroidタブレット「MediaPad」シリーズなどもある>

【ファーウェイ P9&MateBook関連レポート記事】
◆名古屋イベント編
名古屋ナナちゃん前で開催中のファーウェイ街頭イベントレポート!
名古屋ファンミーティングレポート:会社及びHUAWEI P9紹介プレゼン編
名古屋ファンミーティングレポート:MateBook紹介&イベントの様子編
名古屋ファンミーティングレポート:トークセッション編

◆東京イベント編
品川街頭イベントレポート
新宿街頭イベントレポート
ファンミーティング東京レポート:P9とMateBook紹介編
ファンミーティング東京レポート:トークセッション&イベント模様編

◆大阪イベント編
大阪街頭イベントレポート
ファンミーティング大阪レポート前編:カメラ、基本性能、指紋センサーの多機能さなど魅力満載のスマホP9


【情報元、参考リンク】
「HUAWEI Touch and Try Tour 2016」について
ファーウェイ・ジャパン主催ブロガーイベント公式サイト
HUAWEI P9製品サイト
HUAWEI Matebook製品サイト

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