【ZenPad特集】ZenPad S 8.0レビュー後編:サウンド性能、スタイラス機能や感想など

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ZenPad特集の第3回では「ZenPad S 8.0」のレビューの後編をお届けしたい。前編では本体、パッケージ、基本機能等を紹介したので、今回の後編ではサウンド機能やスタイラス機能、まとめの感想などをお届けしたい。次のアクセサリー編では、純正カバーなどを紹介したい。

ZenPad S 8.0

さて、ハイスペックなハードで構成されたZenPad S 8.0だが、スペックの高さ、基本パフォーマンスの良さと安定性、オーソドックスなソフトウェア構成等の他にも特徴がある。特に大きな特徴がサウンドとスタイラスだ。


■サウンド性能

ZenPad S 8.0だけでなく、ZenPadシリーズはいずれも「DTS-HD Premium Sound」に対応する。そのため、DTSのバーチャルサラウンドを楽しむことが可能だ。さらに、他のZenPadの内蔵スピーカーはモノラルなのに対し、ZenPad S 8.0のみ、フロントにデュアルステレオスピーカーを搭載しているので、ヘッドホンだけでなく、内蔵スピーカーでも十分な迫力でDTSサラウンドを楽しむことができるようになっている。

フロントにステレオスピーカーを搭載する。

バーチャルサラウンドに対応した端末はスマートフォンでは富士通のARROWSやHTC J butterfly、タブレットではAmazon Kindle Fireシリーズなどがあるが、それらの機種はいずれもDolbyで、DTS対応タブレットは日本国内ではおそらくZenPad S 8.0が初だと思う。

例えばHuluの視聴において、Dolby Audioに対応したKindle Fire HDX 7と比べた場合、サラウンド感や迫力はほぼ同等レベルだ。音の種類はFire HDX 7とZenPad S 8.0は違うので、人によって好みの差はあると思うが、どちらもHuluなどの動画配信サービスで動画を視聴したり、音楽を聴く分にはタブレットとして上位クラスのサウンド性能を備えていると思う。

ただし、Amazonビデオ、NetflixのようにDolbyサウンドでの配信に対応している動画配信サービスはあっても、DTSサウンドでの配信をしている動画配信サービスはないので、DTS 5.1chソースの動画をそのままの品質で楽しむことはできないのは残念だ。Fireシリーズの場合、例えばAmazonビデオ(インスタント・ビデオやプライム・ビデオ)でDolby配信している作品の場合、Dolby 5.1chソースのまま視聴できるので、かなり音が良い。とはいえ、Amazonビデオ以外ではFireシリーズでも結局2chソースでの動画視聴なので、あまり意味がないかもしれないが……。

逆にFireシリーズは対応している動画配信サービスや使用できるアプリの種類が、普通のAndroid端末であるZenPad S 8.0より少ないので、その点ではZenPad S 8.0が上になる。

ともかく、2chソースの音源の動画でもかなりの迫力で聴けることは確かなので、実際に実機で確認してみてほしい。


■スタイラス

ZenPad S 8.0では「Z Stylus」という専用のスタイラスを使うことができる。これは他のZenPadでも同様で、共通の特徴だ。Z Stylusは単6形乾電池で駆動する純正アクセサリーで、モノ自体はアクセサリー編で写真をいくつか掲載して紹介するので、ここでは利用できる機能や使い勝手に触れたい。

専用スタイラス「Z Stylus」

Z Stylusでできるのは、画面をタップしたり、スワイプしたり、という普段指で行う操作のほか、ボタンを使った操作だ。設定画面でZ Stylusをオンにしておけば、Z Stylusを画面に近づけるだけで自動的に認識され、スタイラスが利用可能になるので、この辺りはスムース。

Z Stylusの設定画面

タップやスワイプ等の操作もスムースだし、手書きもしやすい。イラストや文字を書く時は、プリインストールの「SuperNote」アプリ等の場合、設定で「ペンのみを使う」をオンにしておけば、画面に触れた手には反応せず、ペンだけに反応してくれるので、紙のノートなどと同様、手を触れた状態で安定して書くことができる。

筆圧は1,024段階で感知するので、上手い人ならかなり精細なイラストを描くこともできると思う。

1,024段階の筆圧感知が可能なので、線の太さもしっかり変えられる。

また、スタイラスを画面に近づけてボタンを押すことでクイック起動パネルを開くことができ、SuperNoteやギャラリー、カレンダー、メール、ブラウザなど様々なアプリをスタイラス操作から手早く起動できるようになっている。この機能は普段からスタイラスを常用する場合には便利だろう。

ボタンを押してクリック起動パネルを開いたところ。

さらに、画面の任意の範囲をキャプチャしたりもできる。

ただし、スタイラスを収納するスペースはZenPad S 8.0本体にはないので、別途純正カバーの「Zen Clutch」を購入するとか、スタイラスを保管する場所を用意しないと少し不便かもしれない。


■その他機能

ZenFoneにも搭載されている機能なのでご存知の方も多いと思うが、タッチジェスチャー機能がかなり便利だ。特に画面をダブルタップすることでスリープ解除できたり、スリープモードにできるジェスチャーは、一回知ると常用すると思う。純正カバーのZen Clutchを装着して使う場合は、右カバーを開くことでスリープのオン/オフができるので、ジェスチャーはあまり使わない機能になると思うが、ZenPad S 8.0を裸で使ったり、他のカバーを使う場合は常用すると思う。画面を指でダブルタップするだけでスリープ解除できるので、電源ボタンを押すより圧倒的に楽だ。

他にも画面に「W」と描くとブラウザを起動したり、「e」でメールを起動したり、といったジェスチャー操作も用意されているが、筆者は個人的にそれらの機能は全く使っていない。ホーム画面上のアイコンをタップする方が速いと思うからだが、もしかしたら慣れれば便利なのかもしれない。

いずれにせよ、ダブルタップでのスリープ解除操作は相当便利なので、購入したら試してほしい。


■感想

7.9インチクラスのAndroidタブレットとしては現状ベストな選択肢の一つだと思う。1ヶ月以上使ってきて特におかしな挙動を示したこともなく安定して使えている上、パフォーマンスも十分でストレスない動きなので、オーソドックスなAndroid端末として魅力的だ。また、ディスプレイも十分精細で綺麗な上、動画再生時のモーションブラーの低減性能が高いので、動画がかなり見やすい。地味ながらこの機能は動画視聴機会の多いユーザーには大きな魅力だと思う。

ボディも軽くて薄くて持ちやすい。デザインは背面が上部と下部でツートンカラーのようになっているのが、人によっては好みが分かれる部分かもしれないが、概ね万人向けのデザインだと思う。

動画配信サービスではHuluもdTVもNetflixも問題なく動いているし、電子書籍アプリも問題なく動いていて、小説や漫画も見やすい。Webサイト閲覧もChromeで無数のタブを同時起動しても問題なく動く。

また、DTSサウンドのバーチャルサラウンドも十分で、HuluやdTV視聴時の音も良い。

スタイラスについては使わない人は興味ないと思うが、一応選択肢として用意されているので、手書き機能を重視する方にも対応できる。

ということで、目立った欠点もなく、よくできたタブレットだと思う。競合製品としては「Xperia Z3 Tablet Compact」が挙がってくると思うが、ZenPad S 8.0よりも高いので、求める機能や予算次第で分かれると思う。ハイレゾ音源対応やワンセグ・フルセグなどが不要な方、電子書籍閲覧の機会が多い方(ZenPad S 8.0は4:3の比率のディスプレイなので書籍閲覧に向く)、DTSバーチャルサラウンドのサウンドが好きな方などはZenPad S 8.0になると思うし、安価だ。また、4GB RAM搭載もZenPad S 8.0の魅力の一つだろう。

次回はZen Clutch、Z Stylusの実機写真などを主として、アクセサリーを紹介したいと思う。

特集の他の記事は下記の通り。

ZenPad特集1:ZenPadシリーズの特徴を紹介。ZenPad 7.0、8.0、10、S 8.0の違いをチェック!
ZenPad特集2:ZenPad S 8.0レビュー前編:本体、パッケージ、基本機能等をチェック
ZenPad特集3:ZenPad S 8.0レビュー後編:サウンド性能、スタイラス機能や感想など
ZenPad特集4:ZenPad S 8.0レビュー 純正アクセサリー編:スタイラス「Z Stylus」とカバー「Zen Clutch」

下はAmazon.co.jpでの商品リンク。

 

 

【情報元、参考リンク】
ASUS公式オンラインショップ「ASUS Shop」
Amazon.co.jp/ZenPad
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(2016年9月19日集計分)
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