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au、SMSの進化版「RCS」を「povo2.0」や格安SIM向けにも提供へ。写真、動画なども電話番号で送受信可能

KDDIは12月16日より「SMS」の進化版ともいえるメッセージサービス「RCS」の提供をauの「povo2.0」及びau回線を利用する格安SIMサービスのプラン利用者向けに提供開始する。RCSの利用はAndroidスマートフォンの場合は「Google メッセージ」アプリで、iPhoneの場合は「iOS メッセージ」アプリでできるようになる。ちなみにauの一般プランのユーザー、「UQ mobile」、そして「povo1.0」では2025年4月よりRCSの提供が始まっている。

<▲画像:RCSではKDDIオリジナルスタンプも使える>

RCSは従来のSMS同様、電話番号を宛先に使ってメッセージのやり取りができるサービスだが、写真や動画、スタンプなど、リッチなコンテンツの送受信が可能となっている。

povo2.0や、au回線を使った格安SIMサービスのユーザーは、12月16日以降、RCSをメッセージアプリで利用できるようになるわけだが、特に申し込み手続きなどは必要ない。

ただし、若干の操作は必要で、メッセージアプリ内で「RCS」設定をオンにする。詳しい設定方法は下記リンク先のページを参照して欲しい。

RCSの利用開始方法について

<▲画像:Androidでのメッセージアプリの設定例。上段左から順に進んだ後に下段>

また、RCSのサービス利用料金は不要だが、実際のメッセージの送受信の際にはデータ通信を利用するため、月々の料金プランで定められた月間データ量を消費することになるので注意して欲しい。

加えて、送信相手がRCSに非対応な場合でもSMSの送信料が発生してしまうので、その点には注意が必要だ。送信したい相手がRCSに対応しているかどうかは一部のAndroidスマートフォンの場合は表示されるようになっている。

<▲画像:送信相手を選択する際、一部のAndroidスマホの場合は、RCS対応かどうかが表示される>

なお、RCSを利用したくない場合には、無効化することもできる。その場合は、RCS無効化の申し込みを行えばいい。

情報元、参考リンク
au/RCSについて
KDDI/プレスリリース

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