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複数のクレジットカード明細をまとめられるアプリ「CRECO」登場。独自ポイントも貯まる

アイ・ティ・リアライズは31日、複数のクレジットカードの利用明細をまとめられるスマートフォン向けアプリ「CRECO(クレコ)」のAndroid版をリリースしたと発表した。アプリの利用料金は無料で、Android 4.1以降のOSを対象としている。また、iPhone版は先行して昨年11月にリリース済み。


通常、クレジットカードを複数枚所有している場合、明細もそれぞれ異なるため、カード全体での利用履歴を確認する際にはそれぞれ見る必要がある。CRECOはその煩わしさを解消するためのアプリで、対応するクレジットカードの明細をまとめて管理できる。

クレジットカード会社のサイトにログインするための情報を事前に登録しておくことで、複数カードの利用明細情報をワンタップで自動的にユーザーのスマートフォン内に取り組む「アカウントアグリゲーション」と呼ばれる仕組みを採用している。ログインのための認証情報は端末内に保存されるだけなので、アイ・ティ・リアライズに伝わることはないという。

最近は経理関係のアプリでも銀行口座の履歴やクレジットカード明細を自動的に取り組む機能を導入したものが出てきており、金融とITが融合した「フィンテック」分野のサービスが注目を集め始めている。

CRECOもそうしたフィンテック分野のサービスで、複数のクレジットカードの明細をまとめられるわけだが、現時点では150以上のクレジットカードが対応しているという。

さらに、カード利用額に応じて「CRECOポイント」が自動的に付与される、とのことで、通常のクレジットカード会社ごとのポイントと合わせてポイントを貯めることができる、という点も魅力としているようだ。CRECOポイントは商品との交換のほか、航空会社のマイルや電子マネーなどに交換できる「PeXポイントギフト」と交換できる。


また、加盟店向けにはCRECOに蓄積されたカード利用明細からユーザーの関心を分析し、ポイントバック特典など、加盟店のニーズに応じたアクションを「オファー」というカタチで、ターゲットユーザーのアプリに適時適切に配信できる機能が提供されている。



【情報元、参考リンク】
「CRECO」公式サイト
IT Realize/プレスリリース

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