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下り最大220Mbps対応のWiMAX 2+新ルーター「Speed Wi-Fi NEXT W02」発売

UQコミュニケーションズは19日、下り最大220Mbpsの「WiMAX 2+」に対応し、オプションで「au 4G LTE」も利用できるモバイルWi-Fiルーター「Speed Wi-Fi NEXT W02」(ファーウェイ・ジャパン製)を発売した。


UQオンラインショップのほか、ソネットやGMOとくとくBBなどのMVNO各社からも販売される。カラーバリエーションはグリーンとホワイトの2色。

W02は、約1年前にリリースされた「Speed Wi-Fi NEXT W01」の後継機となり、省電力機能が拡充されたことが大きな特徴。また、デザインも変わり、見た目の印象としては全く異なる機種に見えるが、基本的な特徴は同じようだ。

まず、WiMAX 2+の下り最大220Mbpsへの対応は、複数の周波数帯で同時通信する技術「キャリアアグリゲーション」で行う。これはW01と同じ。さらに、利用月のみ追加で1,005円が発生するものの「au 4G LTE」も利用できる。いざとなった時にau 4G LTEを利用できるのは大きな魅力だ。

Wi-FiはIEEE802.11a/b/g/n/ac(2.4GHz/5GHz)準拠で申し分ない。本体サイズは約121×59×11.1mmで、重さは約119g。

大きな特徴は省電力機能で、「パフォーマンス設定」で「ノーマル」を選ぶと、バッテリー残量によって自動的にキャリアアグリゲーションのオン/オフが切り替わるようになる。キャリアアグリゲーションはより多くの電力を消費するため、バッテリー残量が減ってきたらオフにし、増えるとオンにする、という動きを「ノーマル設定」では自動的に行ってくれる。

ただ、常にハイパフォーマンスで通信したい場合は、ノーマル設定にしない方がいいだろう。しかし、少しでもバッテリー持ちを伸ばしたい時には助かる。


また、W02では直近3日間でのデータ量表示ができるようになっている。WiMAX 2+では直近3日間で3GB以上の通信を行うと、翌日1日速度が制限される。制限速度でもYouTubeの標準画質を視聴できるくらいの速度は提供されるため、あまり気にしなくてもいいかもしれないが、手軽にデータ量をチェックできるのは便利だ。

また、3GB以上とはいえ、直近3日間での高速データ量の上限はないので、例えば10GBや20GBの高速データ通信をしても構わない(*「ギガ放題プラン」の場合。通常プランでは月間上限が7GBなので、そちらに引っかかり、月末まで速度制限がかかってしまう)。ただし、あまりに大容量の通信を行うと、速度制限期間が1日ではなく2日や3日になるので注意したい。「直近3日間で3GB以上」という条件が明けるまで速度制限がかかるからだ。この辺りはこちらの記事で詳しく紹介している。

キャリアアグリゲーションで実際にどれくらいの速度が出るのか? という点についてはこちらの記事を参照してほしい。W01でのレポートだが、W02でも参考になると思う。

WiMAX 2+のキャリアアグリゲーションは電波環境が良ければ150Mbps以上の速度も出るので、場合によっては固定回線よりも速い。

なお、ソネットやGMOとくとくBBではキャッシュバックキャンペーンなども行われている。各社のキャンペーンの詳細はこちらの記事を参照してほしい。

UQ WiMAXオンラインショップ
So-net モバイル WiMAX
GMOとくとくBB WiMAX2+/キャッシュバック企画
GMOとくとくBB WiMAX2+/Transbook T90Chi企画
GMOとくとくBB WiMAX2+/月額2,760円~の鬼安キャンペーン
BIGLOBE WiMAX 2+

【情報元、参考リンク】
UQコミュニケーションズ/プレスリリース

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