【レポート】意外と詳しく知らないWiMAX 2+の直近3日間での3GB超えによる速度制限を解説。1日で数十GBの高速通信をすることも可能

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現在、NTTドコモ、au(KDDI/沖縄セルラー)、ソフトバンク(Y!mobile含む)ら大手通信キャリアは月々の高速データ通信量に上限を設けたプランしか提供していない(SoftBank Air等は除く)ので、WiMAX 2+の「ギガ放題プラン」は他社に対して大きな違いを出しているように見える。月間上限なしで高速データ通信ができるからだ。

2015年11月現在の情報をもとにしたパンフレット
(*クリックして拡大。画像を新しいタブで開くともっと拡大します)

しかし、注意したいのは直近3日間のデータ通信量が3GBを超えると通信速度に制限がかかること。よくよく説明を読むと分かるのだが、よく読まないと「それなら月間上限が設けられていなくても意味がないのでは?」と思いがちだと思う。

今回の記事ではこの辺りを改めてキチンと見ていきたい。

それは、筆者自身が長くWiMAX/WiMAX 2+のユーザーでありつつも、本当に細かい部分までは目を通し切れていなかった、と気付いたからだ。そして、その辺りの細かいことも、実はパンフレットに記載されているのだ。

以下、順に見ていきたい。

<UQ WiMAXとMVNO各社>

WiMAX/WiMAX 2+のサービスはUQコミュニケーションズがインフラを整備し、提供している。しかし、WiMAX/WiMAX 2+のサービスは何もUQコミュニケーションズ本体、すなわち「UQ WiMAX」で契約しなくても利用できる。ニフティやソネット、GMOとくとくBB、ビッグローブなど多くの事業者がWiMAX/WiMAX 2+のサービスを提供しているためだ。そちらで契約してもいい。

彼らはUQコミュニケーションズからWiMAX/WiMAX 2+のネットワークを借り受けてサービスを提供しているので、大元の回線はどの事業者と契約しても同じだ。ただし、入り口は各社で異なるので、プロバイダによっては実際には速度が違うのでは? という話を聞いたこともあるが、自分自身でソネット、ニフティ、UQ WiMAXなど複数のサービスを使い比べたところ、特に気になるような速度差は感じなかった。結局のところ、各社が行っているキャンペーンの特典内容や途中解約時の違約金などで選んでしまって構わないと思う。

次に料金プランだが、MVNO各社(回線インフラを借り受けてサービスを提供している事業者)もUQコミュニケーションズのプランに準じたものを提供している。料金は各社異なるが、月間上限が7GBの「通常プラン」と月間上限がない「ギガ放題プラン」だ。さらに言えば、速度制限に関する規約も同じだ。

そのため、以降の説明はどのWiMAX/WiMAX 2+サービスを契約していても同じ、と捉えてもらって構わない。


<通常プランとギガ放題プラン>

通常プランは高速データ通信ができるデータ量が月に7GBまで、と定められている。7GBを超過すると、通信速度が最大128kbpsに制限される。制限がかかるのは、7GB超過後から月末までだ。そのため、どう頑張っても7GB以上の高速通信はできないわけだ。その代わり料金が安い。UQコミュニケーションズの場合は月額3,696円だ。

後で詳しく紹介するが、この通常プランも直近3日間での3GB超えによる速度制限の対象となっている。すなわち通常プランでは月間データ量と直近3日間のデータ量、2種類の速度制限規約が設けられていることになる。

次にギガ放題プランだが、こちらはUQコミュニケーションズの場合、最大25か月間は500円引きなので、月額4,380円だ。それでも通常プランよりは高価だ。

料金が高い分、月間でのデータ量上限が設けられていない。例えばだが、月間100GBだろうが200GBだろうが高速通信ができる、というわけだ。ただし、完全に縛りがないわけではない。直近3日間での3GB超えによる速度制限はあるからだ。

なお、通常プランとギガ放題プランは毎月のようにプラン変更をしても構わないようにできている。ただし、MVNO各社の場合、キャッシュバック特典や何らかのプレゼント特典の条件として、数ヶ月間はプランを変えられない、より正確に言えば変えると特典を貰える権利を失う、などの条件が設定されていることもあるので注意してほしい。


<直近3日間でのデータ量による制限>

さて、ようやく本題だが、直近3日間でのデータ量条件について見ていきたい。通常プランでもギガ放題プランでも直近3日間でのデータ量が3GBを超えると速度制限がかかる。その時の速度は「YouTubeのHD画質を視聴できるレベル」とされているが、実測ではおよそ最大数Mbpsという印象だ。一応普通にWebサイトを見たり、SNSをしたり、ということに大きな支障が出るレベルではない。

では、速度制限はいつからいつまで掛かるのだろうか?

それは、直近3日間のデータ量が3GBを超えた日の翌日のお昼頃から翌々日のお昼頃までの1日間だ。これがポイントとなる。3GBを超えた直後から速度が制限されるわけではなく、その翌日のお昼頃からなのだ。

そのため、別に3GBを超えたからといってその日の通信を抑える必要はなく、例えばその日1日で数十GBの高速通信を行っても構わない、ということになる。通常プランの場合はもちろん月間7GBまでという条件があるのでそれは不可能だが、ギガ放題プランだと可能だ。

速度制限がかかるのは翌日からなので、それまでの間はNetflixで4K動画を大量に視聴してしまっても構わない。

おそらくこの部分をよく知らない人が多いのだと思う。何も3GBを超えないように神経質になる必要はなく、使いたい時は使ってしまっていい。もちろん、現行の規約上の話で、実際に非常識な大容量通信を行うと他のユーザーに迷惑をかけることになると思うので、不必要にやることはないし、悪意を持って大容量通信をするなどはもってのほかだ。また、あまり酷いと新たな制限規約ができることになるかもしれないので、ほどほどにしたいところ。一応はモバイル通信サービスを提供する事業者はどこも4K動画のような大容量の通信は固定通信サービスを利用してほしい、と考えていると思うので、家に固定通信サービルが引かれているのなら、そちらを使った方がいいだろう。

とはいえ、一応はWiMAX 2+でも大容量の高速データ通信はできるわけだ。

しかし、注意しなければならないことがある。それは結局のところ1日で3GBを超えるような通信を行うと、速度制限がかかる期間が1日では済まない、ということだ。

例えば下記のような使い方をしたとしよう。

・12月1日:1.5GB
・12月2日:1GB
・12月3日:50GB
・12月4日:0.5GB
・12月5日:0.8GB
・12月6日:1GB

この場合、12月3日の50GBがネックになり、12月4日のお昼頃から3日間、速度制限がかかってしまう。なぜかというと、直近3日間での3GB条件を下回るまで3日かかってしまうからだ。この場合、12月7日のお昼頃からようやく速度制限が解除される。

順に見ていくと、12月1日-3日で52.5GB、12月2日-4日で51.5GB、12月3日-5日で51.3GB、12月4日-6日で2.3GBと、6日までのカウントに入ってようやく3GBを切ることになる。

これが12月3日の使用データ量が0.6GBなどの小量なら制限は1日で終わる。しかし、1日だけで3GBを超えると、制限が解除されるまで3日かかるので注意したい。

だが、この直近3日間での3GB超えによる速度制限がかかるのが「翌日のお昼頃から」というタイミングを知っておくと、サービスをより上手く活用できる。

正直な話、これでもWiMAX時代の本当に制限なく自由に使えた頃と比べると固定回線代わりに使うことは難しいと思うが、例えば、平日は速度制限がかかってしまっても構わないが土曜か日曜には大量通信をしたい、というようなパターンなら問題なくこなせる。

土曜や日曜などの休みの日に大容量の高速データ通信をしてしまっても構わない。その代わり、翌日から最大3日間、通信速度に制限がかかる。しかし、このような使用パターンを毎週行うことも、ありといえばありなわけだ。

通常プランでの月間上限を超えたときの速度制限は超えた後から月末まで、直近3日間での3GB超えによる速度制限は翌日のお昼頃から、というタイミングの違いを知っていると、自分なりの上手い使い方が見えてくると思う。

ただ、前述したように、あくまでも現行の規約上はそうだという話で、現実的には1日で何十GBも通信する場合は、固定回線サービスを使うべきだとは思う。ただ、一人暮らしなどで固定回線を引かずにWiMAXを代わりに使う方も多いと思うので、その場合は、速度制限のタイミングを知っておくと効率的に使える。

ちなみに最新機種の「Speed Wi-Fi NEXT WX02」は、本体の画面に直近3日間のデータ量が表示されるようになっているので便利だ。

【情報元、参考リンク】
各社のWiMAX 2+キャンペーン情報まとめ
UQ WiMAXオンラインショップ
So-net モバイル WiMAX 2+
GMOとくとくBB
BIGLOBE WiMAX 2+
週間Android人気アプリランキング(ゲームアプリ編)
(2016年9月19日集計分)
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