Androidニュース&アプリ情報メディア

Parrot、スマホから無線操縦する小型クアッドリコプター「MiniDrone」と驚異的な動きが可能なロボット「Jumping Sumo」を発表

オーディオ機器やクアッドリコプター「AR.Drone」シリーズなどで知られるフランスのParrot(パロット)は米国で7日より開幕した世界最大級の家電見本市「2014 International CES」において、複数の新製品を出展している。

ここでは「MiniDrone」と「Jumping Sumo」を紹介したい。

左がMiniDrone、右がJumping Sumo。

Parrotと言えば、特にAR.Droneシリーズが日本のスマートフォン・ユーザーには広く知られているかもしれないが、今回新たに登場したMiniDroneはその小型版だ。スマートフォンやタブレットを使ってBluetooth(Bluetooth Smart)を介してワイヤレスで操作できる。

AR.Drone 2

多くのセンサーを搭載しつつも非常にコンパクトで軽量なので、高速での飛行が可能かつコントロールが容易という特徴を持つ。しかも、2つの超軽量車輪を取り付けると、空中に飛び立つ前に壁を上ったり地上移動もできる。これまでのAR.Droneシリーズとはまた違った、アクロバティックな操縦が可能だ。

次にJumping Sumoだが、こちらはアクロバティックさではMiniDroneを上回るかもしれない。少なくとも一風変わった動きをするロボットだ。ParrotはこのJumping Sumoを「昆虫のような玩具」として紹介している。

Jumping Sumoもスマートフォンやタブレットで操縦できるが、こちらはMiniDroneと違い、カメラも搭載しており、Wi-Fiを介して操縦する。画面を見ながらの操作が可能だ。

Jumping Sumoは半分はロボット、半分は昆虫といったユニークな特徴を持つロボットで、実際の動きは言葉では説明しにくく、動画を見てもらった方が速い。単純な転がり走行に加え、ターン、ジャンプも可能だ。

MiniDrone、Jumping Sumo、どちらも年内に発売予定となっている。

下に掲載したプロモーション動画では、MiniDroneは最初は車輪付きだが、途中で車輪から本体が離脱するシーンを見ることができる。



【情報元、参考リンク】
Parrot/2014 CES特設サイト

読者&編集部コメント欄

この記事のコメント:0 件