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| <▲画像:Androidでの「チョイススクリーン」のイメージ> |
今後、対象プラットフォームのスマートフォンでは初期設定の際、もしくはソフトウェア・アップデートの際に、ウェブブラウザと検索エンジンのデフォルト設定をどれにするのか? その選択画面が導入される。
対象プラットフォームはAndroidとiOSで、Androidの場合はAndroid 15以降のOSを搭載する機種において初期設定やアップデートの際にチョイススクリーンが表示されるようになる。iPhoneについてはiPhone 11以降、iPhone SE(第2世代)以降など(※iPhoneの詳細は16日時点では未確認)が対象だ。
AndroidはGoogleが早い対応をしているため、Google自身とKDDI、NTTドコモなどの通信事業者がスマホ法対応の案内を発表済みだ。しかし、i
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| <▲画像:Androidでの「チョイススクリーン」のイメージ> |
OSについてはAppleの対応が遅く、Androidほどの詳細は公開されていない。
スマホ法の概要はこちらの記事で確認して欲しいが、簡単に言えば、ブラウザ、検索エンジン、アプリストア、決済サービスなどの市場においてOS提供事業者による事実上の独占状態を終わらせ、自由化を促進することを目的としている。
ウェブブラウザの場合、現状ではプリインストールされている「Chrome」や「Safari」を使うユーザーが大半だろう。検索エンジンに至ってはGoogleのほぼ独占状態にある。
その状況を是正する内容がスマホ法には定められている。
各社が公開した案内を見る限り、少なくともAndroidではブラウザの初期選択肢としてはChromeの他、「Brave」、「Microsoft Edge」、「Yahoo! ブラウザー」、そしてメーカー開発のブラウザがある場合はそのブラウザなどがリストアップされるようだ。ただし、この選択肢は機種によってもタイミングによっても変わる可能性があるだろう。
iPhoneの場合も同様に「Brave」や「Chrome」「Microsoft Edge」などがリストアップされるようだ。
同様に検索エンジンについても複数の選択肢が用意され、Androidでは「Google」「Yahoo! Japan」「Microsoft Bing」「Ecosia」「DuckDuckGo」などがリストアップされる模様。iPhoneでも「Google」「Bing」など複数がリストアップされる。
面倒だがチョイススクリーンはスキップできない仕様になっているので、必ずいずれかを選択しなければならない。
KDDIは、このような設定が苦手な方向けに、以前と同じアプリ/サービスを使いたい場合はどれを選べばいいのか、という推奨設定も案内している。要するにAndroidならChromeとGoogle検索、iPhoneならSafariとGoogle検索だ。
また、前述したようにスマホ法ではブラウザ、検索エンジンだけでなくアプリストア、決済サービスについても自由化しなければならないため、例えばの話、アプリストアでは「Epic Games Store」がiOSでも利用できるようになる見込みだ。アプリ内での商品販売についても、例えば現在は「Kindle」アプリ内では電子書籍の直接販売ができないため、わざわざブラウザでAmazonにアクセスして書籍を購入した後、Kindleアプリで書籍データを開くという手順だが、スマホ法全面施行後はアプリ内で直接購入できるようになるものと見られている。
幾つかの点でユーザーにメリットのあるスマホ法だが、チョイススクリーン導入のように面倒なステップが入ったり、セキュリティが低下する恐れがあるとの指摘もある。暫くの間、スマホ法に伴う変化が順次現れてくるはずであり、通信事業者やGoogle、Appleからの発表には注目しておいた方がいいだろう。


