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【新機種レポート】 G-SHOCK連携とSNS連携が便利なタフネス・スマートフォン「G’zOne TYPE-L CAL21」

10月17日に行われたKDDI(au)の2012年冬モデルの発表会において、Android 4.0を搭載したスマートフォン「G'zOne TYPE-L CAL21」(カシオ計算機製)が発表された。

G'zOne TYPE-L CAL21と連携するG-SHOCK

旧モデルである「G'zOne IS11CA」には無かった気圧計を新たに追加し、合計5つのセンサーを搭載し、防水・防塵・耐衝撃性能を持つタフネス・スマートフォンだ。

G'zOne TYPE-L(CAL21)は、約幅69×高さ134×厚さ14.7mm(最厚部約15.9mm)、重さ約181gと、薄さや軽さを売りとするスマートフォンとは逆ベクトルの、ゴツくてなにかの塊(かたまり)のような男らしいスマートフォンだ。ディスプレイは約4.0のWVGA(480×800ドット)となっている。

強度が高い「Gorilla Glass 2」でカバーされたディスプレイを囲むフレーム部分はポリカーボネイト製。落下時に衝突する上面/下面にある黒くて丸いパーツがバンパーとなるエラストマー(ウレタン)素材を採用している。内側にはナイロン樹脂製のボディーケースがあり、衝撃に強くなるようボディーケースをこのフレームで覆う二重構造となっている。

これにより、アメリカ国防総省制定のMIL規格に準拠した試験をクリアする耐衝撃性能を持ち、さらにIPX5/8の防水性能、IPX5の防塵性能を有し、ハードな環境下でも耐えうるタフネスさを実現している。

ボディーカラーは、レッドとブラックの2色だ。

レッドは、光沢がありメリハリの付いた陰影が存在感のある高輝度塗装で、手にペタっと吸い付くような質感だ。ブラックは、マットな表面に革のようなテクスチャー加工を施したレザートーン塗装で、レッドとは違い乾いたような質感となっている。

このように、それぞれに施された特殊な塗装で、見た目だけではなく触ったときの質感も違いがある点が特徴だ。

インパクトのある背面デザイン

背面は、リアカバーがディンプル加工されており、見た目のインパクトとサラっとした質感を持つ。カメラユニットは約808万画素のCMOSセンサーが搭載されている。

左側面にはボリュームキーとワンセグアンテナ(写真=上)。
右側面には卓上ホルダ用の接点とUSB端子がある(写真=下)

上面には、電源キーと黒いバンパーの中に温度センサーと気圧センサー、
キャップの中にはイヤフォン端子(写真=上)、底面の中央の黒いバンパーがストラップホールだ(写真=下)

リアカバーを外したところ。
バッテリーは1800mAhで、3G待受時間約460時間、LTE待受時間約350時間となっている。

卓上ホルダが付属する

ワンセグ視聴に便利な卓上ホルダが付属する。本体下部(写真では左上の黒い網目の中)に着信を知らせるLEDが搭載されており、充電時には赤く点灯する。

続いて「中身」について見ていこう。OSはAndroid 4.0、CPUはデュアルコアのQualcomm Snapdragon S4 MSM8960 1.5GHz、RAMは約1GB、ROMは約8GB、3Gの他に下り最大75Mbpsの4G LTEに対応する。テザリングは最大10台まで接続可能だ。

ホーム画面には、5つのセンサーを搭載しているG'zOneならではの気圧計や
タイドグラフといった特徴的なG'zGEARウィジェットがあった

ドロワー画面は、左右切り替え方式となっており使いやすい。
DLNA連携アプリのDiXiM Playerのアイコンが見える

日本語入力はATOKが搭載されている。

Bluetoothはv4.0対応となっている。Bluetooth対応のG-SHOCK(GB-6900AA/GB-5600AA)と連携することで、着信やメール受信を腕に装着したG-SHOCKで知ることができる。着信時にG-SHOCKを軽く叩くと、G'zOne TYPE-L(CAL21)の着信音やバイブを停止することもできる。

便利なG-SHOCK連携機能の紹介パネル

便利な機能として、G'zOne TYPE-L(CAL21)をどこに置いたか分からなくなったときに、G-SHOCKの右下のボタンを長押しするとサイレントモードでもG'zOne TYPE-L(CAL21)からアラーム音が鳴る連携機能がある。また、連携中にG'zOne TYPE-L(CAL21)から離れるとG-SHOCKから通知があり置き忘れ防止となる。

その他、気圧変化をG-SHOCKに通知する機能ある。


初代タフネス・スマートフォン「G'zOne IS11CA」ではセンサーの数値を確認するだけであったが、G'zOne TYPE-L(CAL21)はカシオ独自のSNS「LIVE G」にセンサー情報をシェアすることで様々な情報を引き出すことができる。

シェアすることで便利になるLIVE Gの紹介パネル

様々な場所でユーザーが気圧計の情報をシェアすることでより細かい気圧配置がわかり、これから移動する場合など、ピンポイントで天気予測ができる。

G'zGEARの気圧計のLIVE G表示

LIVE Gにはその他に、地図上にテキストや写真、トレッキングのログをシェアする機能も用意されている。シェアする情報には個人情報は含まれないとのことなので気軽にシェアできるだろう。地図上に表示する情報は表示期間での絞り込みなども可能となっており、季節ごとの見所などシェアすると楽しく使えそうだ。

ピンがあるところをタッチすると情報が表示される

G'zOne TYPE-L CAL21スペック表パネル

発売は2012年11月2日を予定しており、アウトドア派は是非G'zOneの世界を楽しんで欲しいと思う。

(記事:mi2_303

【情報元、参考リンク】
・KDDI/G'zOne TYPE-L CAL21製品紹介ページ
GAPSIS/KDDI、2012年冬モデルを10機種発表。全機種4G LTE対応。うち8機種は11月2日に一斉発売へ

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この記事のコメント:1 件


  1. 格安SIMへのりかえで毎月のスマホ代を節約できます

    スマホの回線をキャリアから格安SIMに変えると、 unlock ???

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