Androidニュース&アプリ情報メディア

PC向け美少女ゲームがAndroidへ。専用マーケット「M-trix Market」が7月4日オープン。C:drive、めろめろキュート、OVERDRIVEなど多数のメーカーが参加へ

PC向けゲームの企画・制作などを手がけるエムトリックスはAndroid(アンドロイド)搭載端末(スマートフォン及びタブレット)向けに独自のアプリマーケット「M-trix Market」を開設する。オープン予定日は7月4日(月)。Androidのアプリ市場には米Googleが運営する「Android Market」のほかにもサードパーティが運営する複数の独自マーケットが存在しているが、M-trix Marketはそれらとは全く異なる特徴を持つマーケットとして登場する。M-trix Marketは主にPC向けに展開されている美少女ゲームのAndroid版をラインナップするマーケットだ。


美少女ゲームの多くはマウス操作を基本とするアドベンチャーゲームだが、スマートフォンへの移植の際にはエムトリックスがiPhoneアプリの開発、iPhoneへの移植で培ったUI開発の経験を活かし、タッチ操作主体のスマートフォンに最適化した状態で提供される。具体的な例として、タップでメッセージ送り、左右フリックで未読・強制スキップ、下フリックでバックログの表示、2点タップもしくは端末のメニューキーでメニューを開く、などとなっている。

サービスイン時には30タイトル以上の配信が決定しており、同社は最終的にはPC向けソフトウェアのダウンロードサイトに匹敵するタイトル数を見込んでいる。すでに配信・参加が決定しているブランドは次の通り。
  • アメノムラクモ
  • Hsoft
  • C:drive
  • Chain Reaction
  • めろめろキュート
  • OVERDRIVE
  • MOONSTONE
  • MOONSTONE Cherry
  • FLAT
  • Riddle Soft
  • Potage
  • H℃
  • 祭企画
現時点では未発表ながら参入が決まっている有力メーカーもあり、今後はさらに多くのブランド、メーカーが参入する予定。美少女ゲームのマーケットとして不動のポジションを築く可能性も十分に予想される。気になる移植版の質は、無料体験版で確認できるため、関心のある方はまずは体験版でチェックしたい。

今回、同社はM-trix Marketを立ち上げるにあたり、スマートフォンのみならずタブレットも対象としている。最近のAndroidタブレットは大抵1280×800程度の高解像度ディスプレイを搭載しており、ゲームなどにも適している。そこでM-trix Marketでは、HD版も同時販売する。この場合、オリジナルのPCゲームの画質をそのまま維持できる上、フルスクリーンモードを使ってPCと同等レベルの快適さでプレイすることが可能とされる。

さらに、スマートフォンとタブレットを両方所有する方は、セーブデータをSDカード経由で移行し、プレイを引き続くこともできる。

美少女ゲームの移植作を扱うことから、年齢チェックや支払い方法などが気になるところだが、課金方法は独自のシステムが導入されており、クレジットカード、ビットキャッシュ EX、銀行振り込み、Edyなどから選択することができる。

対応機種はAndroid 2.2以降で、国内市場で流通している多くの端末をカバーする。






【情報元、参考リンク】
エムトリックス

読者&編集部コメント欄

この記事のコメント:0 件