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HTC、Androidタブレット「HTC Flyer」を国内投入へ。スタイラスによる手書き入力にも対応

HTC Nipponは1日、プレス向けのイベントを開催し、今後の製品戦略を明らかにした。その中で、同社が先月にスペイン・バルセロナで発表したAndroid搭載タブレット「HTC Flyer(フライヤー)」を国内投入する意向を持っていることがわかった。SankeiBizは同日、同社のCPO(最高製品責任者)、小寺康司氏が「通信会社への売り込みをしており、日本でもできるだけ早く発売したい」と述べたと報じている。

HTC FlyerはAndroid 2.3(開発コード「Gingerbread」)のマイナーアップデートバージョンを搭載したタブレットで、UIには「HTC Sense」を採用している。最近の各社の最新ハイスペック・タブレットは揃ってAndroid 3.0(開発コード「Honeycomb」)を搭載している。Android 3.0は米Googleがタブレット端末向けに開発したOSのため、広いスクリーンで快適な操作ができるようにUIが一新されている。このことから、Gingerbread搭載タブレットの使い勝手が気に掛かるが、HTCは独自のUI「HTC Sense」をタブレット向けに調整しており、決して使いにくいことはないようだ。

ディスプレイのサイズは7インチで、解像度は1,024×600。タッチパネルは静電容量方式。

そしてこの端末最大の特徴は、付属のスタイラスを使って様々なコンテンツに対して手書き入力が可能なことだ。「HTC Scribe」という技術を使い、様々な画面上にメモを直接書き込み、それを画像として保存することができる。

また、Qualcomm Snapdragon 1.5GHz(シングルコア)も魅力の一つ。内蔵メモリは1GB RAM、ストレージ容量は32GB、カメラは背面に5メガピクセルのメインカメラを、前面に1.3メガピクセルのインカメラを装備する。

端末のサイズは195.4×122×13.2mmで、重さは約415g。バッテリー容量は4,000mAh。


【情報元、参考リンク】
SankeiBiz/台湾HTC、タブレット端末を日本投入へ アンドロイド搭載モデル

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