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【一条真人的Androidライフ】第56回:ハロウィーン・イングレス・パーティナイト。Ingressをはじめるなら今だ!!

(編集部注)今回の一条氏のコラムの内容は、現実世界のマップ上で行われるスマートフォン向けの陣取りゲーム「Ingress(イングレス)」についてのものとなっています。そのため、イングレスをご存知ない方は、まず最初にこちらの記事Wikipediaのページなどである程度の情報を確認しておかれることをオススメします。現在、一条氏はイングレス漬けの生活を送っており、日に数万歩も歩くことがある状況となっています。

さて、相も変わらずGoogle(社内スタートアップのNiantic Labsが提供)のスマートフォン向けゲーム「イングレス」を続けている僕だが、先週の土曜日には午後10時頃から午前3時半頃まで、5時間半ぐらい歩いてプレイし、すっかり消耗してしまった。さすがに普通の人間の1日の実労働時間程度もイングレスをプレイするのは疲れる。

ASUSの「ZenFone 5」でイングレスをプレイしているところ。ZenFone 5はこちらの記事を参照。

現時点では僕のレベルは9。

イングレスというのは、リアルワールドを舞台にした陣取りゲームだ。現実の地図を舞台にしているので、陣を取るためには実際にその場所へ訪れる必要がある。より具体的に言えば、各地に存在する「ポータル」と呼ばれる場所を自分が所属する勢力の支配下に収めていくことが主な行動になる。ポータルは郵便局だったり、歴史的な建造物だったり、観光名所だったり様々だ。

詳細は別記事に任せるとして、このゲームでレベルを上げ、戦っていくためには自分の足を使って歩く必要があるのだ。

話を戻そう。

僕は、先週の土曜日の夜中、イングレスをプレイ中に、2人のプレイヤーとリアルワールドで遭遇してしまった。ひとりはすでに何度か会ったことがある人だが、もうひとりは初めて会う人で、彼らとはそれぞれ別の場所で会った。

イングレスをプレイしている人であれば、これがいかに驚異的なことかわかるだろう。

普段、イングレスをプレイしていて、リアルで知っている人に会うなどということはほとんどない。近所のプレイヤーでも、2週間で1人に会うかどうか? という感じだろう。それだけ、今までになく大勢の人がイングレスのために現場に出ているのだ。

場も荒れている。

以前よりもポータルの奪い合いのサイクルが高速化されているのだ。イングレスでは2つの勢力があり、プレイヤーはどちらかに所属する。ポータルは、支配下にある勢力によって青か緑の色で描かれる。今までであれば、僕の家の近所の場合、青→緑→青のようなサイクルが1日に1回程度あれば多い方だという感じだった。ところが、ここ数日、特に先週末の金土日あたりでは1日に数回のサイクルで変化しているのだ。

それだけ、激しい戦いが繰り広げられているというわけだ。

普段以上に激しい戦いが繰り広げられている。

なにしろ、戦いのサイクルが速すぎて、ポータルシールドが底をついてしまって、新たにシールドを張ることができなくなり、せっかく奪ったポータルでも敵が簡単に攻略できてしまうのだ。そのため、ポータルの陣営チェンジの速度が加速されてしまっている。近所の東京スカイツリーあたりは凄い勢いで攻め込まれて、色々と大変だった。

そんなハードな日々だったが、火曜日(10月28日)となった今ではやや落ち着いた気がする。

実は、このようなハードな状況を招いた原因は、来月15日(だったと思う)まで、ポータルをハックした時のアイテム出力数が2倍になり、さらにはハックやリンク作成で得られるAP(経験値のようなもの)が2倍になるというキャンペーンが行われているからだ。この期間限定のキャンペーンのおかげで、プレイヤー達は、アイテムを豊富に入手できるので、いつも以上にガンガンと攻めまくり始めたわけだ。

僕はイングレスをプレイしていると、人々が普段は心の中に隠している凶暴性を引き出してしまっているのではないか? と感じることがある。今回のキャンペーンでもそんな印象を感じている。

まあ、ハロウィーンだし、こんな時は、そんな細かいことを気にせずに「アイテムが2倍出てラッキー」と考えてゲームプレイを楽しむのが「リア充」というものなんだろう。

ともかく、まだイングレスを遊んでいないあなた。今は一気にレベルを上げられるチャンスでもある。また、イングレスの楽しみを味わいやすい時期とも言える。ぜひプレイしてみてほしい。ちなみにイングレスはAndroidでもiPhoneでも遊べるし、両方の機種にインストールしてもいい。同じアカウントでログインすれば、同じデータで遊べるようになっている。2台持ち歩いて、バッテリーが切れたらもう一台に移行、というのもありだ。

それでは、いつか現場でお会いしましょう。


記事執筆者プロフィール
一条真人
ITジャーナリスト
Twitter:@ichijomasahjito、Facebook:masahito.ichijo
ブログ:一条真人メモ

クラウドサービスからスマートデバイス、デジタルAVまで、デジタル関連のアイテムが大好き。「ハッカー」(日本文芸社)、「PCプラスワン」(笠倉出版)などパソコン雑誌の編集長を経て、小説なども出版して現在にいたっています。PC、IT関連の本は50冊以上書かせてもらいました。スマートフォンは初代Xperia(あまりに美しいデザイン!)、iPhoneなど数機種使っています。

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本コラムは毎月第2・第4火曜日更新予定!

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