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【EXPANSYS SIMフリー情報局】第40回:EXPANSYS「Brand Plus+」の中国Gionee社のスマートフォンを紹介

EXPANSYSでは、品質と低価格にこだわったブランド製品を紹介するページ「Brand Plus+」を開設したので、特に中華系スマホや日本では馴染みのないブランドのスマートガジェットなどにご興味がある方は是非のぞいてみてほしい。今回は、その「Brand Plus+」で取り扱っている中国のGioneeという、日本ではまだあまり知られていない会社のスマートフォン5機種をご紹介したい。

Gionee X817 Dual-SIM

Gionee Communications Equipment Co, Ltdは2002年9月に、Liu Li Rong(リュー・リー・ロン)により設立された中国深センと上海にオフィスと研究開発施設があるスマートフォンメーカーだ。2005年に、研究開発と携帯デバイスの製造を開始した当初はGSMとCDMA方式の携帯電話の製造ライセンスを持つのみだったが、6年後の2011年には、インド、バングラディシュ、パキスタン、インドネシア、ベトナム、フィリピン、マレーシア、ロシア、中東、アフリカ等で月100万台を売上げる企業に成長した。Gioneeは、世界一スリムなスマートフォン「ELife S5.5」を同年、スペインで開催されたMobile World Congressで発表したことでも有名だ。


《Gionee X817 Dual-SIM》

「Gionee X817 Dual-SIM」は、大型の5.7インチスクリーンサイズのファブレットだ。ボディの前面と背面の上部と下部にはホワイトのプラスチックベゼルを採用。サイズは、163.5x81.3x7.95mm。 バッテリーは内蔵型で、容量は3,200mAhだ。

Gionee X817 Dual-SIM

Gionee X817 Dual-SIMは、デュアルSIM対応で、アジア国内地域の異なる通信キャリアのSIMを2枚挿して使用することができる。

デュアルSIM対応

メタルフレームの背面カバーは、非常に滑らかで手に持ちやすい。本体の重さは、199gでメタリック加工のため頑丈な作りになっており、他のファブレットと比較して少々重たい印象だ。 OSは、Android 4.2(Jelly Bean)で1.5GHzクアッドコアプロセッサーを搭載。メモリは1GB RAM、16GB ROMで、複数のアプリを使いこなしたりゲームをしたりするのに十分な容量だ。

上部・下部のベゼルはプラスチックだが背面はメタルフレームのカバー

インターフェースのアイコンは、一部日本語での表示が可能だ。設定メニューも、英語から日本語、韓国語、中国語などに簡単に変更できる。

ホーム画面

一部日本語での表示も可能

Antutuベンチマークの結果ではGionee X817は、16,957のスコアでハイエンドスマートフォンとしてもう少しの性能だ。


Antutuでのベンチマーク結果など

Gionee X817は、フリップカバーケース、microUSBケーブル、ヘッドセット、英語と中国語の説明書が付属。


《Gionee Elife E7 mini》

「Elife E7 mini」のボディーは全体的に角張っていて、ディスプレイの上部に見える大きなカメラが目立つ形状をしている。本体のサイズは139.8x66.2x8.6mm、重さは142.9g。片手で楽に持てる大きさだ。ディスプレイは4.7インチサイズで、解像度が1280x720ドットと、ミッドレンジクラスの製品としては標準的なスペック。ディスプレイはシャープのIGZO液晶を採用している。


 Elife E7 mini
ホーム画面

最大の特徴である回転式カメラは1,300万画素で、画質はハイエンドスマートフォンにも迫る。下図のように少し傾ければ、スマートフォンを使いながらの自分撮りも簡単。またビデオチャットをする場合もこのようにカメラを回転させれば使いやすい。

メインカメラは回転させることができる。

前面側に回せば自分撮りやビデオチャットで便利

カメラはもちろん背面側にも回転できる。完全に背面に向けると一般的なスマートフォンのように背面メインカメラとしての使用が可能だ。カメラの位置を自由に回転できるので、様々なシチュエーションでの撮影ができて便利だろう。

カメラのUIは画面上のアイコンで設定を選ぶなど使いやすくなっている。

スマートフォンとしてのスペックはミッドレンジ相当ながらも、カメラ機能に関してはかなり力が入れられているのがわかる。カメラスマートフォンとして使うのにも向いているほどだ。

8.6mmの薄さのボディでデュアルSIMを実現するため、SIMカードスロットは、SIMカードを2枚載せられるタイプのトレイを採用している。このあたりはちょっと手が込んだ造りになっている。micoSIMカードは、それぞれ90度向きを変えてここに載せるようになっている。

SIMカードスロットのトレイ。2枚のSIMカードを載せられるトレイになっている。

OSはAndroid 4.2で、Gioneeの自社UIを搭載している。CPUは1.7GHzのオクタコア、メモリは1GB RAM、16GB ROMと、このクラスの製品としては十分なスペック。バッテリーは交換式となっている。

Elife E7 miniには、ACアダプター、micro USBケーブル、ヘッドセット、スクリーンプロテクター、ケースが付属する。

Elife E7 miniのパッケージ内容


《Gionee X805 Dual-SIM》

OSはAndroid 4.2(Jelly Bean)で、1.2GHzクアッドコアプロセッサーを搭載する。ディスプレイは5.5インチサイズでファブレットのカテゴリーに入るサイズだ。カメラは、約500万画素。この端末もデュアルSIMスロットを搭載している。重さは、約187g。本体サイズは、157.7x79.5x 9.8mm。

Gionee X805 Dual-SIM

バッテリー容量は、2,250mAhで交換可能だ。 SIMカードスロットは2枚のSIMカードを挿せるよう2つある。

バッテリーは交換可能で、SIMカードは2枚挿せる。

背面カバーは、取り外しが可能で、ホワイトの軽量なプラスチックフレームを採用している。

背面カバーは取り外し可能

Gionee X805には、バッテリーが2個、ヘッドセット、microUSBケーブル、ACアダプター、フリップケース、スクリーンプロテクター、英語と中国語の説明書が付属する。

Gionee X805のパッケージ内容


《Gionee Elife E3 Dual-SIM》

OSはAndroid 4.2(Jelly Bean)で、既にご紹介したX817、805、E7 miniと同じインターフェースを採用する。1.2GHzクアッドコアプロセッサー、メモリは1GB RAM、16GB ROMで、4.7インチサイズのディスプレイを搭載するミドルクラスのスマートフォン。ディスプレイ解像度は1280x720ドット。メインカメラは800万画素、フロントのサブカメラは200万画素。 デュアルSIM対応で、バッテリーは交換式で、容量は1,800mAh。Gionee Elife E3は、Gioneeシリーズの中で最軽量の約124gで、本体サイズは137.5x68.4x 7.9mm。

Gionee Elife E3 Dual-SIM


《Gionee GN 137 Dual-SIM》

Gionee GN 137は、Gioneeシリーズの中で最小の4インチディスプレイ(解像度800x480ドット)を搭載する。メモリは、512MB RAM、4GB ROM。カメラは200万画素。バッテリーは交換式で容量は1,700mAh。本体サイズは、126x 64.4x11.15mm。重さは187g。

Gionee GN 137 Dual-SIM


≪Gioneeシリーズのスペック≫



Gioneeのスマートフォンはアジア各国でも販売されており、製品の仕上げもしっかりしている。まだ無名ではあるものの、回転式の高画質カメラを搭載したこのElife E7 miniのような意欲的な製品も次々に送り出している。そのほか、EXPANSYSのBrand Plus+では、日本未発売でリーズナブルだけど高品質なスマートフォンやガジェットの日本市場への投入を強化していく予定だ。気になった方は是非、EXPANSYS Brand Plus+をチェックしていただきたい。


【製品情報】
Gionee X817 Dual-SIM
Gionee GN137 Dual-SIM
Gionee Elife E7 mini Dual-SIM
Gionee X805 Dual-SIM
Gionee Elife E3 Dual-SIM

EXPANSYS Brand Plus+


記事執筆者プロフィール
EXPANSYS
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