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Android Wearのスマートウォッチが順次販売開始。LG G Watch、Moto 360、サムスン Gear Liveの詳細が明らかに

米Googleは米国時間25日、開発者向けイベント「Google I/O 2014」を開催し、基調講演の中で様々な発表を行った。その中で、ウェアラブル端末向けのプラットフォームである、「Android Wear」についてもデモをまじえて詳細を紹介した。

moto 360

そして、Android Wear製品となるスマートウォッチ、LGエレクトロニクス製の「G Watch」の販売が日本のGoogle Playでも開始された。同じくスマートウォッチのサムスン電子製「Gear Live」もGoogle Playにページが用意されている。そして、米Motorola製「moto 360」の詳細も明らかにされた。

まずは最も速く発表されていたG Watchが既にGoogle Playで22,900円という価格で販売開始となった。カラーバリエーションはホワイト ゴールドとブラック チタンの2種類。

G Watch
日本以外でも米国、カナダ、イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、スペイン、韓国などの12カ国で先行販売が開始となっている。その後、27カ国の小売店での販売が行われる予定。

G Watchは腕時計型の端末で、約1.65インチのIPS液晶ディスプレイを搭載し、プロセッサにはQualcomm Snapdragon 400を採用している。スマートフォンと連携し、電話の着信やメッセージの着信などをチェックできるほか、音楽再生のコントロールなどもできる。

防水防塵仕様なので屋外やキッチンなどでの使用も問題なく、バンドは市販の時計用バンド(22mm)との交換も可能だ。

「OK Google」という音声コマンドで検索したり、テキストを送信したり、リマインダーを設定したり、メモを入力したりと様々なコントロールが可能で、Android端末との連携についてはAndroid 4.3以降のOSを搭載したものを対象としている。

サイズは約37.9×46.5×9.95mmで、重さは約63g、バッテリー容量は400mAh。

続いてサムスン電子のGear Liveだが、こちらも腕時計型の端末で、「OK Google」と話しかけるだけで様々な操作ができる。また、スマートフォンとの連携についてはAndroid 4.3以降のOSを対象とし、他社製端末でも可能となっている。

Gear Live

約1.63インチのスーパー有機ELディスプレイ、300mAhのバッテリーを搭載する。サイズは約37.9×56.4×8.9mm、重さは約59gだ。価格は22,000円で近日発売予定。

最後に紹介するmoto 360はMotorola製で、最もアナログデザインの端末となっている。円形のデザインが大きな特徴で、円形のディスプレイを搭載している。現時点では価格は未定で、発売時期は今夏の予定。

【情報元、参考リンク】
Android Wearについて
Google Play/LG G Watch製品ページ
Google Play/Samsung Gear Live製品ページ

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