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簡単にAndroidアプリを作れる、プログラミング知識要らずの開発ツール「App Inventor」のオープンベータ版がリリース

米マサチューセッツ工科大学(以下、MIT)は6日、Android(アンドロイド)向けアプリをプログラミングの知識を必要とせず、手軽に作成することのできるツール「App Inventor」のオープンβ(ベータ)版をリリースした。App Inventorは元々は米Googleが開発し、2010年7月にβ版が公開されたツール。

しかし、Googleは今年の1月にApp Inventorのオープンソース化を発表。あわせてMITがGoogleの協力を得て開発を継続することが決まった。今回のオープンβ版のリリースは、一つの大きなマイルストーンで、多くのユーザーをアプリ開発のスタート地点に引き入れる可能性を持つ。

このツールの最大の魅力は、プログラミング知識が不要なことだ。

マウスでオブジェクトを適宜配置し、各種設定をしていくだけでアプリを構築できてしまう。さらに、そのアプリをAndroid Marketで配信することも可能だ。

米国では既にApp Inventorに関するガイド書籍もリリースされているが、ウェブ上にもいくつかの資料がある。例えば、YouTube上にも初心者向けのチュートリアルがある。関心のある方は下記リンク先でチェックしてみてほしい。英語が分からなくとも、ツールの使い方はある程度掴めるはずだ。

App Inventor Video Tutorials for Beginners

また、2010年の古い動画だが、こちらもツールの概要を掴むには分かりやすい。


App Inventorを利用するには、下記ページの右サイドにある「Use MIT App Inventor」と書かれたボタンをクリックし、Google アカウントでログインすればいい。

【情報元、参考リンク】
MIT App Inventor公式サイト

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