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日本通信、NTTドコモのLTE網を活かしたサービスの提供に向けてドコモと協議を開始へ

日本通信は4日、NTTドコモに対して次世代通信規格「LTE」のネットワーク網のレイヤー2 相互接続を正式に申し入れ、接続に向けた協議を開始したことを発表した。同社は将来的にNTTドコモのLTE網を活用した通信サービスの提供を目指す。

これまでも日本通信はNTTドコモのFOMAのネットワーク網を利用し、MVNO(Mobile Virtual Network Operator)として通信サービスを提供してきた。MVNOは通信インフラを他社から借り受けた上で独自のサービスを展開する事業者のことで、日本通信のサービスはドコモのネットワークを活かして提供されている。

そして、LTEのサービスはNTTドコモが昨年12月からサービス名「Xi」(クロッシィ)で一般提供を始めており、今後数年を掛けてカバーエリアが全国に拡大されていく見込み。Xiは受信時最大37.5Mbps、送信時最大12.5Mbpsという高速データ通信が可能だ。

日本通信がMVNOとしてNTTドコモのLTE網を利用することは、ユーザーにとってもサービスの選択肢が広がることを意味し、期待したいところ。同社はプリペイドタイプや使用時間に応じた課金制など、料金体系を多様化を進める。

【情報元、参考リンク】
日本通信/プレスリリース
日本経済新聞

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