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AndroidをさらにリッチにするAdobe AIRは第4四半期リリース予定。最新デモ動画を公開

米Adobeは今やAndroidで得られるユーザー体験を強化してくれる重要な存在だ。同社のFlash Player 10.1 for Androidは正式版がすでにリリースされている。FlashによりAndroid端末におけるウェブブラウジングはPCでのそれとほぼ同等になる。

しかし、AdobeがAndroid向けに取り組んでいる製品はFlashだけではない。AIRも同じく重要なものだ。それだけに正式版のリリース時期が気になるところだが、AIR 2.5 for Androidの予定時期は第4四半期(10月~12月)が目安のようだ。また、現地時間16日に米サンフランシスコで開催されたイベント、Flash SummitにおいてAIRアプリの最新デモが紹介されたことも明らかになっている。

AIRは「Adobe Integrated Runtime」の頭文字を取ったもので、リッチなインターネットアプリケーションを作成・実行するための環境。Twitterのデスクトップ・クライアント「TweetDeck」がちょうどAIRアプリなので、すでに環境をPCにインストールし、アプリを利用している方も多いはずだ。AIRのAndroidへの導入は、Flashコンテンツ開発者のAndroid参入の流れを加速する効果としても期待されている。

実際にAIRアプリがユーザーにとってAndroidスマートフォンで得られる体験を拡張してくれることは、下のデモ動画からも実感できるはずだ。



AIR for Androidがマルチタッチ、GPS、加速度センサーなどの機能をサポートすることからも、スマートフォンに適したリッチなアプリの作成が可能だとされている。

【情報元、参考リンク】
Android Central/Adobe AIR app demos show what to expect later this year [video]

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