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Android OSバージョンシェアの最新データ発表。Android 2.1が約45%に達する

米Googleは1日、Android OSのバージョン別シェアの最新データを発表した。データは以前は数ヶ月おきに不定期的に更新されていたが、先月になってから1ヶ月間隔での更新になった。そしてとうとう2週間間隔に縮まった。GoogleがAndroidのOSバージョンシェアの情報公開に本腰を入れ始めたことの表れだろう。今後も2週間間隔で更新される可能性が高そうだ。

まずは2週間前のデータから確認したい。5月17日の前2週間で集計されたものだ。

1位:2.1(37.2%) 前回から + 9.9%
2位:1.5(34.1%) 前回から - 3.9%
3位:1.6(28.0%) 前回から - 3.6%

まだまだ1.5と1.6のシェアが大きいことが見て取れる。前回からの変化の数値は約一月前のデータとの差を示している。2.1は4月12日に公開されたデータから約一月間で9.9%シェアを拡大した。

では次に6月1日に公開された最新のデータを確認してみよう。



1位:2.1(45.1%) 前回から + 7.9%
2位:1.5(27.6%) 前回から - 6.5%
3位:1.6(26.8%) 前回から - 1.2%

2.1がとうとう45.1%にまで拡大してきた。特に減ったのは1.5だ。それでもまだ27.6%と大きな数字を占めているが、今後は1.5の割合はさらに減っていくだろう。そして現状1.6を搭載している端末の2.1へのアップデートも続々と実施されている。2.1はすぐに50%の大台に乗るはずだ。そしてその後は2.2がグラフに登場する。

バージョンの乱立が問題として指摘されるAndroidだが、数ヵ月後には2.1が最大のシェアを確保しつつも残りを2.2と1.6で分け合う形になりそうだ。そして1.6は最終的にシェアを減らし、年内には2.2と2.1でほぼ2分する状況になるだろう。

情報元:Android Platform Versions

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