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| <▲画像:「Aterm CM51FD」> |
Aterm CM51FDは、モバイルWi-Fiルーターに当然求めるべき性能を備えているので、外出先でノートPCやゲーム機などでインターネットを利用する際、スマートフォンのテザリングではなくモバイルWi-Fiルーターを使いたい方にとって、とても魅力的な製品となっている。
高速な通信規格への対応と性能、大容量バッテリーの搭載をAterm CM51FDはしっかりと押さえている。
まず、Aterm CM51FDは、ドコモの5Gに対応している。しかも「5G NSA(Non-Stand Alone)」だけでなく「5G SA(Stand Alone)」対応だ。5Gでは下り(ダウンロード側)が最大3.5Gbps対応、上りが最大218Mbps対応、4G LTEでは下り最大1.3Gbps、上り最大75Mbps対応だ。SIMはnanoSIM。
さらにWi-Fiについても「Wi-Fi 6」(IEEE802.11ax)対応だ。昨今のスマホ、タブレット、ノートPCはWi-Fi 6対応機種も増えてきているので、モバイルWi-Fiルーターとの間の通信を高速かつ安定的に構築できるのは嬉しい。
Aterm CM51FDはWi-Fiクライアント機器は最大で16台まで同時接続できる。
そしてWi-FiテザリングだけでなくUSBテザリングも可能なので、外出先でノートPCでインターネットを利用する際にWi-FiではなくUSBで繋げられるのも良い。USB端子の規格はUSB 3.2(Gen 1)で、Type-C端子だ。
さらに別売りのクレードル「CM51Cクレードル」が必要ではあるものの有線LAN接続も可能だ。自宅で使う際、有線LANで安定的な接続をしたい場合にはCM51Cクレードルを購入しておくと役立つだろう。CM51Cクレードルは2.5GBASE-Tに対応している。
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| <▲画像:別売りのクレードルを使った場合の例> |
また、4,000mAhの大容量バッテリーを搭載している点も魅力的だ。
なお、クライアント機器全体で見ると、Wi-Fiが16台、USBもしくは有線LANが1台で、合計17台の機器を同時接続できるということになる。
モバイルWi-Fiルーターの中には小型軽量性を追求し、バッテリー容量が少ないモデルもあるが、スマホでWi-Fiテザリングを利用できる中、わざわざモバイルWi-Fiルーターを購入するのだからバッテリー容量が大きいことを望んでいるユーザーは多いのではないかと思う。Aterm CM51FDは4,000mAhのバッテリーを積み、5G/4G通信時で最大約9時間の連続通信が可能だという。
しかも「ウェイティングモード」では連続待受時間が約30時間だ。ウェイティングモードでは、Wi-Fiクライアント機器との接続が無い状態で一定時間が経過すると、一旦消費電力を抑えるモードに入り、接続が復帰するとすぐさまAterm CM51FDが起動するようになっている。
Aterm CM51FDの本体サイズは約68 x 136 x 14.8mmで、重さは約174g。
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