<▲写真:返金対応の詳細を明らかにする高橋氏> |
7月2日1時35分頃から5日15時頃まで約61時間25分に及ぶ長時間、auで通信障害が発生した。影響回線数は最大3,915万回線に及び、非常に多くのユーザー、サービスに影響を与えた。
そこでKDDI/沖縄セルラーは、タイプ別に異なる返金措置を採ることを決め、29日に公開した。
<▲写真:KDDI代表取締役社長 高橋誠氏> |
まず、通信障害期間中(※2022年7月2日午前1時35分から同年7月4日午後3時と定められている)に24時間以上連続して全ての通信サービスを利用できなかった方(音声通信サービスのみを契約のユーザー)を対象に、契約料金プランの基本使用料等の2日分相当額を請求額から減算する。対象者の数はKDDI管轄が271万人、沖縄セルラー管轄が7万人。
次に、通信障害期間中にスマートフォン、携帯電話(スマホ以外のケータイ等)及びホームプラス電話を契約している全てのユーザーを対象に、請求額から200円(税抜)を減算する。対象数はKDDI管轄で3,589万人、沖縄セルラー管轄で66万人。
最後に「povo2.0」のユーザーについて。povo2.0は基本使用料が0円なので、返金の代わりに「データトッピング 1GB/3日間」が進呈される。
<▲画像:返金対応詳細> |
返金対象のユーザーには、8月中旬以降順次、SMSや請求書等で本件についての案内が行われる予定。
<▲画像:返金対応の流れについて> |
上図に記されている通り、SMSでの連絡については、リンク先のURLを記載しない、顧客情報の入力を求めないなどの配慮をする予定だという。
本件を利用した悪質な迷惑SMSが発生する恐れがあるので、万一、本件の案内を偽装したSMSを受け取ってもリンクをタップしないよう注意したい。KDDIからの正規の案内SMSにはリンクが記載されないので、万一リンクが掲載されたSMSが届いてもそれは偽物ということになる。
情報元、参考リンク