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5G対応「BIGLOBE WiMAX +5G」提供開始! 1万円還元や2年間毎月550円引きなどの特典キャンペーン実施!

ビッグローブは2日より「BIGLOBE WiMAX」においてauの5G回線に対応したサービス「BIGLOBE WiMAX +5G」の提供を開始した。同社は5Gサービスの提供開始時期を夏と予告していたが、予定通りのローンチとなったようだ。あわせて5G対応のモバイルWi-Fiルーター「Galaxy 5G Mobile Wi-Fi」とホームルーター「Speed Wi-Fi HOME 5G L11」が発売となっている。

<▲図:5G対応ルーター2製品と料金プランについて>

さらにお得な特典を提供するキャンペーンも実施中だ。

新たに始まった新料金プラン、BIGLOBE WiMAX +5G ギガ放題プラス(1年)に8月2日から9月30日までの間(※キャンペーンは以降も継続実施の可能性あり、とのこと)に加入し、サービスの利用を開始した方を対象に、24か月に渡って毎月通信費から550円(税込、以下同)の割引が適用される。総額では550 x 24 = 13,200円だ。

さらに、加入と同時に端末を購入した場合には10,000円のキャッシュバック特典も得られる。前述の割引と合わせると合計で23,200円お得ということになる。

では5Gに対応した料金プラン、BIGLOBE WiMAX +5G ギガ放題プラス(1年)について見ていきたい。

加入期間によって料金が変わるのは従来プランと同じで、加入直後のいわゆるサービス開始月は無料、その翌月を「1か月目」としてカウントしていくと、24か月目までは前述したキャンペーン特典の550円引きを適用できるので、月額4,158円になる。そして25か月目からは割引特典を適用できないので、4,708円になる。ただし、BIGLOBEの他の通信サービスに入っていない場合には、「ベーシック」コースの料金が月額220円発生するので、その分が追加で掛かる。また、「最低利用期間」の設定は1年だ。

このプランではWiMAX 2+、au 4G LTE、au 5Gの通信が可能だが、月間のデータ通信量の上限は通信モードによって変わってくる。標準設定の「スタンダードモード」での上限はない。しかし、月額1,100円の有料の通信モード「プラスエリアモード」には月間15GBまで、という上限がある。一見プラスエリアモードの方がマイナスと感じるかもしれないが、利用可能なエリアが違う。スタンダードモードでもWiMAX 2+、au 4G LTE、au 5Gは使えるし、月間のデータ量上限もないが、スタンダードモードを使えるのはWiMAX 2+と同等エリアに限られる。一方のプラスエリアモードはauサービスと同等エリアで通信できるので、より広い範囲かつ細かなエリアで通信できる。

また、プラスエリアモードは申し込み手続きの必要なオプションではなく、端末でモード切替の操作を行うだけでよく、使った月しか料金は発生しないので、普段はスタンダードモードで運用し、いざというときだけプラスエリアモードを使う、というのが無難だろう。そしてプラスエリアモードに切り替えたからといって、スタンダードモードの月間データ量上限まで15GBに下げられるということもない。スタンダードモードは上限無しのまま使える。

しかし、直近の3日間における通信量が合計15GB以上に達した場合には、ネットワークの混雑時間帯に限って通信速度が概ね1Mbpsに制限されるので、その点には注意が必要だ。もちろん月末までずっと制限が掛かりっ放しになるわけではなく、合計15GBを下回れば制限は解除される。

続いて端末だが、どちらの機種も21,912円での販売となっている。端末代は0円や1円ではないものの、月々の通信費の割引とキャッシュバック特典を合わせると、ある程度相殺できるような形だ。

BIGLOBE WiMAX +5G対応機種

Galaxy 5G Mobile Wi-Fi

<▲図:「Galaxy 5G Mobile Wi-Fi」>

Galaxy 5G Mobile Wi-Fiは、すでにauとUQ WiMAXでは販売中のモバイルWi-Fiルーターだが、スマートフォンの「Galaxy」シリーズでお馴染みのサムスン電子製のルーターという、これまでのWiMAX製品としては珍しい機種。そして製品そのものも従来型のモバイルWi-Fiルーターとは特徴が若干異なる。

というのも約5.3インチと、モバイルWi-Fiルーターとしては非常に大きなディスプレイを搭載しているからだ。データ通信量や電波強度などの各種情報を見やすく、大きく表示できるほか、時計やカレンダーを常時表示するディスプレイ端末としても使えるようになっている。そのため、本体背面には折り畳み型のキックスタンドまで装備されている。本体サイズは約147 x 76 x 10.9mm、重さ約203g。縦にして手に持つと、見た目はほとんどスマホだ。

<▲図:「Galaxy 5G Mobile Wi-Fi」>

通信機器としての性能は、5Gでは「ミリ波」には非対応で「sub6」のみで通信でき、下り最大2.2Gbps、上り最大183Mbps対応。バッテリー容量は5,000mAhで、連続通信時間は約1,000分(=約16.7時間)、連続待受時間は約790時間とされている。Wi-FiはIEEE802.11b/g/n/ac準拠。同時接続できるWi-Fi機器の台数は10台。



Speed Wi-Fi HOME 5G L11

<▲図:Speed Wi-Fi>

Speed Wi-Fi HOME 5G L11はZTE製のホームルータータイプのルーター。下り最大2.7Gbps、上り最大183Mbps対応で、Wi-FiではIEEE802.11a/b/g/n/ac/ax準拠。11ax、すなわちWi-Fi6に対応しているので、家の中でWi-Fiの通信速度を極力速くしたい方には魅力だろう。ただし、当然ながら11axに対応したノートPC、スマホなどでなければ11axでの通信はできないので注意して欲しい。とはいえ、やはりホームルータータイプだけあってWi-Fiの同時接続台数も30台までとなっていて、有線LAN接続も2台まで可能だ。

本体サイズは約70(幅) x 182(高さ) x 124(奥行)mmで、重さは約599g。

当然購入及び通信サービスへの加入を新規に検討する場合には、回線提供元のauやUQ WiMAXとも比較していくことになると思うが、選択肢が増えてきたことは嬉しいニュースだ。

情報元、参考リンク
BIGLOBE WiMAX +5Gキャンペーンページ
au Online Shop
UQ WiMAXオンラインショップ

読者&編集部コメント欄

この記事のコメント:1 件
  1. <編集後記>
    やはりKDDIの子会社だけあってか、WiMAXのMVNOではBIGLOBEが5Gサービスの開始は一番手でしたね。ようやくau、UQ WiMAXの他の選択肢ができた訳で、嬉しいですね。後は他のMVNOでも始まると、いよいよ端末価格とキャンペーン内容も比較できて、選択肢が豊富な良い環境になっていきますね。

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