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楽天モバイル、半導体不足で4Gエリア整備計画に遅延。年内96%カバーに。5G計画には影響なし

楽天モバイルは4G LTEのエリア整備において今夏を目途に人口カバー率96%の達成を目標としてきたが、基地局整備に用いる機器用の半導体が不足している影響で、当初計画から遅延が生じていることを明らかにしたとテレビ、新聞各紙で27日に報じられた。


ただし、エリア整備計画の遅延は4G LTEのみで、5Gへの影響はないという。

<▲図:楽天モバイルは2020年11月12日に4G LTEの基地局整備計画を5年前倒し、2021年夏をめどに人口カバー率96%を目指すとしていた>

4G LTEのエリア整備については、昨年秋に開催された決算説明会の場において、5年の前倒しを行い、今夏を目途に人口カバー率96%を目指すと発表されていた。それだけに、そもそもの計画と比べれば、年内96%でも十分な前倒しではあるが、ひとまず夏から年内へと数か月間の遅れとなる。

半導体不足の影響は様々な家電、IT機器、自動車などで深刻だとされてきたが、最近ではスマートフォン等のモバイル通信機器についても報じられる機会が出てきている中でのインフラ面への影響ということで、楽天モバイルユーザーにとっては残念なニュースだが、遅延が数か月で済むのであれば最小限のダメージかもしれない。

とはいえ、半導体不足問題は中長期化するとの見方もあるだけに、今後もしばらくの間は楽観できないかもしれない。

情報元、参考リンク
楽天モバイル公式サイト

読者&編集部コメント欄

この記事のコメント:1 件
  1. <編集後記>
    半導体不足の影響が本当に広範囲になってきていますね。少なくとも現時点ではスマホ自体の供給不足の印象は特別感じませんが、そうなると、それはそれで厳しいですね。

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