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接触確認アプリ「COCOA」、接触確認不具合解消した最新版配信。Galaxy A41は今後対策予定

厚生労働省は21日、新型コロナウイルス接触確認アプリ「COCOA」のAndroid版アプリの最新バージョン(Version 1.2.3)を配信開始したと発表した。

厚生労働省 「Android版接触確認アプリをご利用の方へ」
<▲図:厚生労働省 「Android版接触確認アプリをご利用の方へ」より>

今回のバージョンでは、新型コロナウイルスの陽性者との接触有無を1日1回程度定期的に確認し、接触があった場合には通知を行うよう改善が図られている。Version 1.2.2以前のバージョンでは、この点に関して不具合が確認されており、ユーザー自身によるアプリの定期的な再起動が必要となっていた。

最新バージョンからは定期的な再起動は不要ながら、アプリのアップデート直後には一度起動し直すよう案内されている。

また、バックグラウンドでの動作中に通知を遅延なく行うことができるよう、COCOAのユーザーにはスマートフォンの省電力機能の設定を確認して欲しいとの案内も行われている。すなわち、省エネモード、節電モード等、省電力機能においてアプリのバックグラウンド動作を制限する設定において、その対象からCOCOAを外して欲しいとのこと。

省電力機能の設定は機種によって細かな内容に違いはあるものの、「設定」を見ていくと必ず項目があるのでチェックしてみよう。

なお、「Galaxy A41」に関しては機種固有の事象として、陽性者との接触検知から通知までの処理が適切に実施されない事例が確認されているとのことで、その対処法が見つかるまでの間、今まで同様1日に1回程度、定期的にアプリの再起動をするよう案内されている。


情報元、参考リンク
厚生労働省/プレスリリース

読者&編集部コメント欄

この記事のコメント:1 件
  1. <編集後記>
    COCOAはなかなかまともな状態になりませんが、ひとまずバージョン1.2.3がリリースされたとのことで、インストールしている方は情報を確認しておいた方が良いと思います。

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