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モトローラ、moto g10、moto g30を3月26日に発売!goo Simseller、NifMoなどでも取り扱い

モトローラ・モビリティ・ジャパン(以下、Mototola)は11日、Androidスマートフォンの新製品2機種「moto g10」と「moto g30」を26日に発売すると発表した。同社のSIMフリーのスマートフォンは公式通販サイトの他、格安SIM/スマホサービス各社が取り扱うが、参考価格として公式通販サイトにおいてmoto g10は21,800円(以降、税込)、moto g30は27,800円となる。

<▲図:左からmoto g30、moto 10>

moto g10とmoto g30はどちらも6.5インチで解像度がHD+(1,600 x720ドット)のディスプレイを搭載するので、サイズ帯は同じだ。価格は6,000円の差だが、大きな違いはCPU、ストレージ、メインカメラにある。6,000円差を許容できるのであれば、基本的にはmoto g30の方が明らかに魅力的だが、元が3万円を切る2機種だけに、定価から見た差額としてはかなり大きい。格安SIM/スマホサービス各社のキャンペーン等も含めた検討がベストかもしれない。

<▲図:moto g10>

というのも、その3点について、moto g10はSnapdragon 460、ストレージ64GB、背面カメラは48MP+8MP+2MP+2MPのクアッド構成だが、moto g30はSnapdragon 662、ストレージ128GB、背面カメラは64MP+8MP+2MP+2MPと、随分異なるからだ。

CPUはSnapdragon 662の方が明らかにパフォーマンスが上だし、ストレージも当然大容量であるに越したことはない。背面カメラは、どちらもメイン、超広角、マクロ、深度の順のクアッド構成で、超広角とマクロ、深度カメラのセンサーの画素数は同じだが、メインカメラ側のセンサーの画素数はmoto g30の方が大きい。

それ以外にはそう大きな違いはないが、ディスプレイのリフレッシュレートがmoto g30は90Hz対応、moto g10は60Hzという点も注目かもしれない。

<▲図:moto g30>

OSはAndroid 11、バッテリー容量は5,000mAh、Wi-FiはIEEE802.11a/b/g/n/ac準拠、Bluetoothは5.0対応だ。4G LTEの対応バンドに若干の違いはある。両機種ともバンド1/2/3/5/7/8/18/19/20/26/28/38/40には共通して対応するが、moto g10のみバンド41にも対応する。3GはどちらもバンドB1/B2/B5/B8、2GもGSM 850MHz/900MHz/1800MHz/1900MHz対応という点は同じだ。

また、両機種ともFMラジオ、生体認証では指紋認証センサーを搭載している。

本体サイズはほぼ同じだが、moto g30の方が若干重い。moto g10は約165.22 x 75.73 x 9.19mmで180g、moto g30は165.22 x 75.73 x 9.14mmで200gとなっている。

なお、現時点では格安SIM/スマホサービス事業者に関しては、少なくともニフティの「NifMo」が両機種の取扱いを明らかにしているほか、「OCN モバイル ONE」とのセットで様々な機種の割引販売を行っているgooSimsellerでも取り扱うようだ。

発売日は26日なので、冒頭でも触れたように、購入予定者は直前まで待ち、取扱い事業者が出揃ってからの比較検討の方が良いと思う。特にgooSimsellerに関しては、セットとなる「OCN モバイル ONE」が近いうちに新料金プランを発表する予定となっているので、それを待つ方がいいだろう。

情報元、参考リンク
moto g10製品ページ
moto g30製品ページ
OCN モバイル ONE
NifMo

読者&編集部コメント欄

この記事のコメント:1 件
  1. <編集後記>
    モトローラのスマホは格安スマホの中では比較的地味に見えると思いますが、個人的にはかなりお勧めです。というのも、ピュアAndroidが基本で、とてもシンプルでオーソドックスだからです。ただ、どの機種がスペックの高いモデルで、どれが低いのか、どれが新しいのかとか、名称から判別がつきにくいのはネックかもしれません。でもお勧めです。

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