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ソニー、超小型・音声機能付きGPS・LTEトラッカーによる見守りサービス「amue link」を発表!中旬より順次サービス開始へ

ソニーは10日、音声機能を搭載したGPS・LTEトラッカーとスマートフォン向けアプリで構成される見守りサービス「amue link」(アミューリンク)を発表し、同日より受付を開始し、中旬以降にサービスの提供を始めると発表した。

GPS・LTEトラッカーにはチップ型のSIMが搭載され、トラッカーで取得した各種データをLTE通信を介してアップロードできる。そしてそれらの情報はスマートフォン向けアプリから遠隔で閲覧できる。スマートフォン、携帯電話を使っていない子供などに持たせることで、保護者はいつでも手軽に居場所等の情報を確認できる。

<▲図:トラッカーのサイズは約60 x 26mmで、厚さは12.3mm>

トラッカーには位置情報を取得できるGPSの他、加速度・ジャイロ・気圧・地磁気・温度を測定できるセンサーが搭載され、それらのデータはAIが解析し、移動状況も把握できるようになっている。「徒歩」「停止」「自転車」「車」「バス」「電車」といったことを位置情報に加えて各種センサーの情報をもとに推測する。

経路も分かるし、温度などの周辺環境の情報も把握できる。

また、スマートフォンのようなリアルタイムでの双方向での音声通話はできないものの、搭載されたマイクによって音声の録音はできるので、ボイスメッセージを録音し、それをLTEでアップロードし、保護者がスマートフォンで聞くことで音声コミュニケーションもできる。逆にスマートフォンからボイスメッセージをトラッカーに送ることもできる。
<▲図:アプリの利用イメージ>

トラッカーと連携できるスマートフォンは5台までなので、例えば小さな子供にトラッカーを持たせ、親や兄・姉、祖父母など最大5台のスマートフォンで子供の情報を確認できる環境を構築できる。

逆にスマートフォン1台(アプリ1つ)に登録できるトラッカーも最大5台までとなっている。すなわち、例えば子供が2人以上いて、トラッカーをそれぞれに持たせた場合、親は自分のスマートフォンで最大5台までのトラッカーの情報を把握できる。

トラッカーのサイズは約60 x 26 x 12.3mmで、重さは約23.7g。

トラッカーは連続使用で最大14時間持つという。仮に2分間隔で情報を更新する場合で1日に2時間使うと最大5日程度持つとされている。


amue linkは、ソニーグループのソニーネットワークコミュニケーションズが運営する光回線サービス「NURO 光」のオプションサービスとしての提供から始まる。12月10日に受付開始で、サービス自体の提供開始は中旬以降の予定。将来的には販路を順次拡大する予定とされているが、少なくとも当面は、NURO 光のユーザーしか利用できない。

利用料金は月額980円で、別途初期費用として3,000円、端末代が12,600円掛かる。端末代は分割払いも可能。分割払いの場合は36回分割で、本来は毎月350円のところ100円引きされ、250円になるという。

なお、前述したようにNURO 光のオプションサービスなので、NURO 光を解約するとamue linkも解約となるので注意して欲しい。

【情報元、参考リンク】
ソニー/プレスリリース

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