Rakuten Handは5.1インチと、大き過ぎず小さ過ぎず、手頃なサイズのディスプレイを搭載しつつ、中位グレードのCPU「Snapdragon 720G」を搭載し、顔認証と指紋認証に両対応し、おサイフケータイも使えて、OSはAndroid 10。そしてeSIM仕様。さらに低コストという点が魅力のスマートフォンだ。
<▲図:サイズ比較> |
上図の通り、楽天モバイルの他のオリジナルスマートフォンと比べると、ちょうど中間サイズだ。これくらいがちょうどいい、という方は多いと思う。
本体価格は20,000円(税込)だが、発売記念キャンペーンによって最大で「楽天ポイント」が15,020ポイントが進呈されるため、実質4,980円の負担に抑えられる。
発売記念キャンペーンでは、楽天モバイルの料金プラン「Rakuten UN-LIMIT V」にセットで申し込むと楽天ポイントが10,020ポイント還元される。楽天モバイルの料金プランは「Rakuten UN-LIMIT V」1種類なので、要するに端末だけでなく楽天モバイルの通信サービスにも申し込む場合に10,020ポイントが進呈される形だ。
さらに楽天モバイルが初めての方、より正確には初めて「Rakuten UN-LIMIT V」に申し込む場合には追加で5,000ポイントが進呈される。両方合わせると15,020ポイントなので、20,000円から引くと、4,980円の実質的な負担ということになる。
<▲図:カラーは3色。クリムゾンレッド、ホワイト、ブラック> |
また、公式サイトでの購入については、Rakuten Handとケースを同時購入した場合の特典もある。専用レザーケースの場合は、通常価格2,980円のところ980円になる。専用クリアケースに関しては無料だ。
<▲図:専用レザーケースのイメージ> |
さて、そのRakuten Handだが、価格の割にスペックが良く、とても注目の製品だと言える。
ディスプレイは前述したように5.1インチで、本体サイズは約138 x 63 x 9.5mm、重さは約129g。このサイズなら、片手でもそれなりに扱いやすい。それでいて小さ過ぎることもない。サイズの好みは人それぞれながら、このサイズ帯を好む方はかなり多いのではないかと思う。
解像度は1,520 x 720ドットだが、ディスプレイサイズ自体が比較的小さいこともあり、これも悪くないと思う。
そしてCPUがQualcomm Snapdragon 720G、メモリが4GB、ストレージが64GBというのも頑張っている点であり、基本スペックを見る限り、エントリー/ミドルクラスのスマートフォンとしてライトユーザーには十分以上に満足できるパフォーマンスを示してくれそうだ。特にSnapdragon 720Gは価格の割に明らかに頑張っている点だと言えるし、メモリも4GBというのはありがたい部分だ。そしてOSもAndroid 10だ。
Wi-FiもIEEE802.11a/b/g/n/ac(2.4GHz/5GHz)準拠で、acまで対応しているし、Bluetoothも5.0対応、ボディは防滴・防塵仕様で、生体認証は顔認証と指紋認証に両対応する。指紋認証はディスプレイ内の指定エリアに指をあてて認証するタイプだ。
さらにおサイフケータイにも対応している。
そして、背面のメインカメラは約4800万画素の広角カメラと約200万画素の深度センサーによるデュアルカメラとなっている。前面は約1600万画素のカメラだ。
なお、LTEの対応バンドとW-CDWAの対応バンドは下記の通り。VoLTEは楽天モバイルには対応しているが、ドコモやau、ソフトバンクのものには対応していない。
・LTE:1/2/3/4/5/7/18/19/26/28/38/41/42
・W-CDWA:I/II/IV/V/VI/XIX
すでに公式サイトでの販売は始まっているが、12日より店頭販売も始まるので、今後の売れ行きに注目だ。
【情報元、参考リンク】
・楽天モバイル/Rakuten Hand製品ページ
・楽天モバイル