首に装着するウェアラブルエアコン「コモドギア」を富士通ゼネラルが発売へ。暖房切替、スマホ操作、バイタルセンシングなどの機能も開発中

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富士通ゼネラルは27日、首に装着することで、頸動脈を流れる血液を冷却できるウェアラブルエアコン「Comodo gear(最初のoはアクセント符号付き)」(コモドギア)を発表した。想定用途には通勤・通学、農作業など一般的な個人ユーザーが使う内容も挙げられているものの、まずは法人向けに6月より順次提供開始となる予定だ。

<▲図:コモドギアの装着イメージ>

そのため、しばらくの間は個人ユーザーが入手することはできないものとみられるが、個人向け販売にも期待したいところ。というのも、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、今夏は暑い中でもマスクの装着が必須となるはずで、例年以上に熱中症の危険性が高い。そこで、首に掛けるタイプを始めとしたウェアラブル型の扇風機がすでに人気だが、コモドギアは、より快適に見えるだけに注目の製品となりそうだ。

同社は、警備業、建設業、工場、イベント会場などの炎天下や空調が届かない環境での作業が必要となる業種を主に想定しているという。

しかし、先ほども述べたように今夏はマスク装着の影響によって、全ての人が例年以上に暑さ対策をしなければならない状況になるだろう。

さて、そのコモドギアだが、首に装着する「ネック部」と腰などに装着する「ラジエーター部」+「バッテリー」から構成される。写真の通り、ネック部は首回りに装着する形で、重さは約170g。ラジエーター部とバッテリー部は合計サイズが約200 x 100 x 55mmと、さほど大きくはないが、ラジエーター部は約420g、バッテリーは約250gと、それなりに重さがある。

バッテリーにはリチウムイオン電池を採用し、連続で2時間から4時間程度駆動させられる。フル充電に掛かる時間は3時間だ。

手動で4段階で強弱設定の切り替えができるほか、オートモードも搭載している。

さらに、スマートフォンからの操作やシステム連携による遠隔操作なども現在開発中だとされていて、かなり便利な製品になりそうだ。しかも、暖房機能への切替えも開発中とされているため、冬にも使えるとなるとさらに魅力を増す。

また、様々なセンサーを搭載し、身体の状態を確認できるバイタルセンシング機能も開発中とされている。

<▲図:バイタルセンシング機能にも対応予定>

コモドギアの冷却には、小型のペルチェ素子が使われている。ペルチェ素子内蔵部分が冷え、そこに触れることで頸動脈を通る血液を冷やすことができ、深部体温の上昇を抑えることができるという。ペルチェ素子を使ったクールもしくはホット製品はすでに世の中に色々とあるので、それらの製品を持っている方、使ったことがある方は、ある程度イメージできるかもしれない。車載向けやアウトドア向けの製品において、冷却及び温熱用によく使われている。また、本製品と同じように首掛けタイプのクール&ホット製品もすでにあることにはある。

<▲図:ネック部には小型ペルチェ素子を搭載>

首回りを手軽に冷やすアイテムとしては、クールネックタオルやスカーフ、ネックゲーターなどもある。

手軽さで言えば、電池も要らないし、水で濡らすだけなので楽だが、いくら素材が進化してきているとはいえ、どうしても温かくなってしまうし、4時間ほどの長時間をそれだけで耐えられるかというと、心もとない。

ウェアラブルエアコンという言葉そのものにも魅力を感じるほどなので、早い時期の個人向け販売にも期待したい。



【情報元、参考リンク】
富士通ゼネラル/コモドギア製品ページ
富士通ゼネラル/プレスリリース
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