【まとめ】モータースポーツをネット配信で視聴する方法。F1やエアレースはDAZN、MotoGPはHulu、WECはアプリなど、スーパーフォーミュラはGYAO、Formula EはTwitterなど

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(※WEC開幕に合わせて5月4日にWECの部分を加筆修正しました。他は3月に執筆した内容のままです)
MotoGPは今週末より、F1は来週末から2018年シーズンが開幕します。レッドブル・エアレースやFormula Eはすでに開幕しています。日本のスーパーGTやスーパーフォーミュラは4月開幕なのでまだ先ですね。本記事では、モータースポーツをインターネット配信を使ってパソコンやスマートフォン、タブレット、テレビなどで視聴する方法をまとめたいと思います。

<▲図:DAZNではF1、F2、GP3、レッドブル・エアレースなどを配信>

F1、MotoGPは有料ですが、スーパーフォーミュラ、Formula Eは無料で視聴できます。また、有料とはいっても、F1もMotoGPも月額で1,000円前後なので、CS放送と比べると安価です。

数年前と比べてネット配信で手軽に視聴できる環境が一気に整ってきたと思います。

しかし、一時的に離れていた方や、現在もCS放送で視聴している方の場合、意外とネット配信について詳しくは知らないと思います。ネット配信の場合、複数の機器で視聴できたり、マルチアングル/マルチ画面での視聴ができたり、とテレビにはない魅力もあります。その一方でリアルタイム性はまだ完全ではありませんので、1秒たりとも遅延して欲しくない、という場合にはまだ向きません。

それら実際に利用した感想も混ぜて紹介したいと思います。


<F1、F2、GP3>

・配信サービス:DAZN
・料金:ドコモユーザーの場合は月額980円、一般では月額1,750円
・同時視聴可能台数:2台(2画面)

まずは筆者が一番好きなF1から紹介します。F1のネット配信は「DAZN(ダ・ゾーン)」で行われています。DAZNではF1に加えて下位カテゴリーのF2、GP3も配信されます。GP3は2019年シーズンからはF3と統合されますが、DAZNでは今年もGP3を配信します。

<▲図:2017年シーズンの一コマ>

「フジテレビNEXTsmart」でもネット配信を介してパソコンやスマートフォンで視聴できますが、「スカパー!」や「ひかりTV」などで「フジテレビNEXTライブ・プレミアム」に加入しているユーザー限定です。私も以前はスカパー!&フジテレビNEXT加入で視聴していましたが、今は解約してDAZN一本です。

DAZNの実況/解説は、フジテレビNEXTとは完全に異なります。川井ちゃんの一人実況・解説と呼んでもいいような状況に慣れてしまっていたのと、個人的に右京さんのファンなので、しばらくの間は慣れませんでしたが、今ではDAZNにはDAZNの魅力を感じています。DAZNでは一応は実況と解説の役割が分かれています。とはいえ、普通のスポーツほど明確ではありませんし、人によります。解説の中野信治さん、オグたん(小倉茂徳さん)のコメントは安心して聞くことができます。また、ギスギスしていません。個人的には実況はサッシャさんか中島秀之さん、解説は中野さん&オグたんが好みですね。ただ、名前は挙げませんが、間違いが多かったり微妙な実況/解説者も複数います。その場合は正直、オグたん一人でもいいと思うんですよね、個人的な意見としては。

また、DAZNでは、1つのアカウントで同時に2つの機器/画面で視聴できるようになっています。

<▲図:こんな感じで1つのPCで2画面表示もできます>

例えば、パソコンでF1を見ながらリビングのテレビで家族が野球を見る、といったことができます。この仕組みを利用し、F1を2画面で視聴することもできます。「メイン中継画面 + オンボード映像」や「メイン中継画面 + トラッカー映像」といった組み合わせで見ることができるので、かなり便利です。一つのパソコンで2つの画面を表示することもできます。単純に2つのタブを開き、それぞれ別の映像を表示すればOKです。ただし、うちの場合は一つのパソコンで2つのタブでの同時表示は結構止まるので、機器は分けています。これは環境(機器の性能、回線速度など)によると思います。

(開幕戦視聴後に追記)
2018年シーズンからは、配信映像の種類が変わりました。2種類です。普通の中継映像と「F1ゾーン」と名付けられた映像です。F1ゾーンは掲載画面の通り、1つの画面を4分割して左上にメイン中継映像、右上にオンボード映像、左下にタイミングモニター、右下に情報ウィンドウを表示する映像です。要するに1つのウィンドウで4つの画面が並べて表示される映像なわけです。右下の情報ウィンドウはその時々で色々表示内容が変わります。F1ゾーンの音はメイン中継映像と同じく実況+解説です。

<▲図:「F1ゾーン」映像>

基本的な遅延はどうなのか? というと、全くないことはない、と思います。少なくとも私の環境ではそうです。

決勝レース中に何回か一瞬止まったりすることがありますし、場合によってはリロード操作をします。ただ、全然止まらないこともあるので、正確な頻度は分かりません。DAZNのサーバー側の問題ではなく私の視聴機器や回線の問題、もしくは家のWi-Fiの問題の可能性もあるので、人や環境によるとも思います。「1秒たりとも遅延は許さない」とか、Twitterでのコメントを追いながら見るとか、F1の公式ライブタイミングアプリを併用しつつ見る方には向かないと思います。ですが、そうではない方や、少しは遅れても構わないという方にはDAZNはオススメです。ただまあ、欲を言えば遅延は無くなってほしいですね。

スタートから30秒くらいのシーンを何度か繰り返し見直したり、トイレの時には一時停止したり、とか、そうしたことを手軽にできる利便性が楽で、私は今ではリアルタイム性はそれほど求めなくなってしまいました。

なお、F1ではフリー走行、予選、決勝レース、全てのセッションが配信され、全て日本語の実況/解説です。F2も予選/決勝レースが配信され、日本語の実況/解説がつきます。DAZNで配信されるスポーツは日本でのマイナー競技の場合は英語実況ですが、F1やF2は日本語です。

また、後述もしますが、DAZNではレッドブル・エアレース、スーパーカー・チャンピオンシップ、AMAスーパークロスなどの配信も行われます。

ホンダが開幕に向けた新たなチャレンジの動画を公開しているので、掲載しておきます。第3期・第4期とホンダでF1を戦ったバトンはやはり近年の外国人ドライバーの中ではホンダファンとしては最も親しみを感じるドライバーですね。そのバトンは今シーズン、スーパーGTに参戦しますが、もちろんスーパーGTもネットでも視聴できます。






<インディカー>

・配信サービス:GAORA SPORTSのニコニコチャンネル
・料金:月額1,886円(税抜)


佐藤琢磨選手が昨年インディ500を制したことで俄然注目の2018年シーズンのインディカー・シリーズですが、インディカーは現在日本ではGAORA SPORTSでの放送/配信となっていますので、そこそこお金が掛かります。昨年のインディ500はYouTubeで無料配信してくれましたが、おそらくフェルナンド・アロンソの参戦効果だと思いますので、今年は期待できそうもありません。

GAORAをネット配信で見る方法は「スカパー!」か「J:COM」のオンデマンドサービスに加入するかニコニコチャンネルです。実際にはニコニコしか選択肢がないようなものですが、月額1,886円(税抜)なので、一つのカテゴリーを見るだけの料金としては結構高いと思います。




<MotoGP>

・配信サービス:Hulu
・料金:月額933円(税抜)
・同時視聴可能台数:1台(機器の登録数は制限なし)


2018年シーズンからMotoGPを「Hulu」でもライブ配信するようになりました。しかも、下位カテゴリーのMoto2、Moto3も含めてです。さらに、メイン中継映像とオンボード映像、ライブトラッキング映像、空撮映像を切り替えられるマルチアングル配信です。マルチアングル映像の切り替えはPC、スマートフォン、タブレット、Chromecastのみに限られます。それ以外の機器ではメイン中継のみの視聴に限られます。

なお、例えばPCでタブを2つ開き、それぞれに異なるアングルの映像を表示させ(メイン中継+ライブトラッキングなど)、マルチスクリーンで視聴することもできると思いますが、Huluの規約上、それがOKなのかは分かりません。というのも、アカウントへの機器登録数の制限はありませんが、同時視聴は不可とされ、1度に1つの機器でのみ視聴するよう案内されているからです。なので、基本的には、都度、好みに応じて切り替えながらの視聴になると思います。

<▲図:マルチアングル映像の例>

二輪は日本メーカーも多いですし、今シーズンからはMotoGPに日本人ライダーの中上貴晶選手が参戦します。

レプソル・ホンダのマルク・マルケスが今年もタイトルを獲るのか? それとも久しぶりにバレンティーノ・ロッシが奪還するのか? はたまた他のライダーが勝つのか? 見所満載です。

HuluでのMotoGPのリアルタイム配信は今シーズンからなので、遅延や映像クオリティ、使い勝手などはまだ分かりませんが、Huluは2週間は無料でお試しできるので、気軽に視聴してみましょう。無料お試し(トライアル)期間中に解約すればお金はかかりません。

HuluでのMotoGPの視聴に関して、詳細はこちらの記事で紹介しています。




<WEC>

・配信サービス:WEC公式アプリJSPORTSオンデマンド
・料金:WEC公式アプリは1レース580円もしくはシーズンパックが5,200円、JSPORTSオンデマンドは月額1,800円(税抜)

<▲図:WECはアプリでも視聴できます>

フェルナンド・アロンソのTOYOTA GAZOO Racing加入で、今年のWECへの関心は高まっていると思いますし、そもそもトヨタが悲願のル・マン24時間レース制覇を目指していて、実際にそれが叶う可能性が高まっていることも当然ながら注目ポイントです。

そのWECは、公式アプリかJSPORTSオンデマンドで視聴できます。日本語のコメンタリーが欲しいのであればJSPORTSオンデマンドしか選択肢はありませんが、英語での実況/解説でも構わないのあればWEC公式アプリが便利で安価です。1レース単位での購入もできます。また、マシンを選んでのオンボード映像の視聴もできますので、ずっとトヨタの7号車や8号車だけを追っていく、という見方もできます。WECの公式アプリでの視聴方法はこちらの記事で詳しく紹介していますので、参照して下さい。




<Formula E>

・配信サービス:Twitter(Formula E公式アカウント
・料金:無料
・同時視聴可能台数:制限なし

Formula Eもネット配信で視聴できるようになりました。しかも、無料です。ただし、日本語での実況/解説はありません。


Formula EはTwitterにおけるFormula Eの公式アカウントで配信されます。これはTwitterでのライブストリーミング機能を使って行われるものです。無料なので、一番気軽に視聴できますね。

Formula EのTwitter公式アカウントは下記です。
https://twitter.com/FIAFormulaE




<スーパーフォーミュラ>

・配信サービス:GYAO!(スーパーフォーミュラのページ)
・料金:無料
・同時視聴可能台数:制限なし


日本のスーパーフォーミュラはストフェル・バンドーン、ピエール・ガスリーが連続して参戦したことで、F2(旧GP2)のタイトル獲得ドライバーがF1のシートを獲得できなかった場合の参戦カテゴリーとしても注目を集めるようになってきましたね。実際、F2でタイトルを獲得したもののF1のレギュラーシートがなかった場合の行き先は困りものです。F1チームのリザーブドライバー/テストドライバーとして1年を過ごすドライバーもいますが、フォーミュラカーの実戦の場にいたい、となると、現実問題として選択肢はスーパーフォーミュラくらいしかありません。インディカーに行ってしまうとヨーロッパへ戻るのが難しいと思いますし、Formula Eも同じでしょう。

そのスーパーフォーミュラは、JSPORTSやBSフジで視聴できますが、ネット配信だけで見るとなると、「GYAO!」となります。

GYAO!では無料で視聴できますが、決勝レースが行われてから10日後に配信開始となりますので、かなり遅れてからです。下手をしたら結果を知った状態で視聴することになります。というか、下手をしなくても結果を知った状態となってしまう方が多いでしょうね。残念です。しかし、一方で、GYAO!は過去のレースも配信期限を定めずアーカイブしてくれているので、いつでも見直すことができます。それは嬉しい点です。DAZNではF1などの見逃し視聴期間は短いですから。

なお、今シーズンのスーパーフォーミュラはホンダの育成ドライバーである福住仁嶺選手(TEAM MUGEN)が注目株の一人です。福住選手はF2にもフル参戦し、F1参戦に必要なスーパーライセンス取得を目指す一年となります。F1のレッドブルでチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーが共同オーナーであるアーデンからF2に参戦することになりますし、素晴らしい一年を過ごすことができれば、2019年のトロロッソ・ホンダのシート獲得も期待できます。もちろん、仮にスーパーライセンスを取得できてもストーブリーグの状況次第だとは思いますが、期待の存在です。個人的にはダニエル・リカルドがメルセデスに移籍し、レッドブルにピエール・ガスリーが昇格し、トロロッソにブレンドン・ハートレーと福住選手、という2019年のラインナップを期待していますが、どうなることでしょう。




<スーパーGT、WRC>

・配信サービス:JSPORTSオンデマンド
・料金:月額1,800円(税抜)

ブラウンGPでF1のタイトルを獲得したジェンソン・バトンが今シーズンのスーパーGTに参戦しますので、できればネット配信で視聴したいところですが、残念ながらスーパーGTをネット配信で見ようと思うと、DAZNやHuluと比べると高額です。JSPORTが提供している「JSPORTオンデマンド」で視聴できますが、モータースポーツのパックは月額1,800円(税抜)です。

ただ、JSPORTではスーパーGTだけでなく、WEC、WRC、SBK、スーパーフォーミュラ、エアレースなども放送/配信しているので、見たいカテゴリーが複数ある場合には安価だといってもいいと思います。




<レッドブル・エアレース>

・配信サービス:DAZN
・料金:ドコモユーザーの場合は月額980円、一般では月額1,750円
・同時視聴可能台数:2台(2画面)

レッドブル・エアレースを「モータースポーツ」の括りで扱っていいものか未だに分かりませんが、おそらく視聴者層は結構被っているのではないかと思います。昨シーズン、室屋義秀選手がタイトルを獲得したことで、俄然注目度が増していると思いますが、こちらもDAZNで視聴できます。今DAZNで検索しても表示されないと思いますが、それは開幕戦の見逃し配信期間が終わっているからで、次戦の時期になれば配信されます。

ちなみに今シーズンは全8戦で、現在は開幕戦アブダビが終わった段階です。


【情報元、参考リンク】
DAZN
Hulu
GYAO!
スカパー!
JSPORTSオンデマンド
GAORA SPORTS


※注意事項:Huluでは配信作品は都度変わりますので、本記事で紹介した作品が必ずしも永続的に配信されるわけでもありませんのでご注意ください。あくまでも本記事執筆時点での話となりますのでご了承ください。
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