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【取材レポート】そのルックスはもはやXperiaではない? Xperia Z5(SO-01H)【ドコモ2015-16冬春モデル】

9月30日、NTTドコモ(以下、ドコモ)の新製品発表会で、新しい「Xperia」である「Xperia Z5」(SO-01H)が発表された。本記事では、Xperia Z5のファーストインプレッションをお送りしたい。Xperia Z5シリーズには、Xperia Z5 Compact、Xperia Z5、Xperia Z5 Premiumという、3つのラインナップがあるが、ここでは無印のXperia Z5の話をしたい。

Xperia Z5のカラーは4色。背面はマット仕上げ。

無印のZシリーズの最新モデルとなる、Xperia Z5の外観は、背面が反射のないマット仕上げとなり、カラーリングも比較的地味なものとなった。背面にはフロストガラスと呼ばれるパネルを採用している。


■デザイン

このXperia Z5を初めて実際に見たとき、僕は心の中で、こんなXperiaは認めがたく、床に叩きつけて128回ぐらい踏み付けたいと思った。これはあくまで主観だが。

「このデザインでXperiaを名乗ることはありえない。いや、むしろ俺が許さない」

僕は最初にそう思った。

今までと比べて、非常に地味に感じるXperia Z5の外観。背面にはフロストガラスを採用している。


Xperiaはデザイン的に常にクールであるべきだ。

Xperia Z3、Xperia Z4と代わり映えしないデザインが続いた後だったが、背面がマット仕上げで地味なカラーリングで普通のBoxyなデザインでXperia Z5が目の前に現れたときの絶望感は半端ではない。

それに対して、背面がまるで鏡のようなXperia Z5 Premiumのクールさは素晴らしい。

もう1つのカラーである、闇に沈み込むような光沢ブラックも素晴らしい。Xperia Z5 Premiumは鏡面仕上げの「クロム」と深い黒の「ブラック」、2つのカラーバリエーションを持っている。“実用性など考えもしないクールなデザインと高性能”がXperiaユーザーの求めるものなのではないだろうか?

昔、過激なヘビメタ女と付き合っていたときに、実はおばあちゃん好きで料理好きなのを知った時のようなショックだ。俺がお前に求めているのはそんなものじゃない。

ああ、昔を思い出して、やっと気持ちが落ち着いてきた。

側面には電源ボタン、ボリュームキー、カメラキーがある。

下面にはストラップホールとmicroUSB端子

バリエーション展開を始めたことで(実際にはCompactは以前からあるが、今回は3サイズ)、Xperiaはそれぞれの機種に役割を与えたということになるのだろうか? 4Kディスプレイを搭載したハイテクマシンのXperia Z5 Premiumは、今までのXperiaのイメージである先端的な役割を担うようになるということだろうか。

それでは無印のXperia Z5は何か? というと、その中核となる機能を搭載し、多くの人に使いやすい機種ということだろうか? 確かにXperia Z5の5.2インチというディスプレイサイズは多くの人の手に扱いやすいサイズだし、文字も読みやすいだろう。しかも、フロストガラスはしっとりとした手触りで、滑りにくく持ちやすいのは確かだ。

また、今回のドコモの多くの新機種が6コアCPUを採用する中、8コアCPUを搭載するため、動きも速い!

Xperia Z5の基本スペック

ちなみに、基本仕様は、OSがAndroid 5.1、CPUはオクタコア(2.0GHzクアッド+1.5GHzクアッド)、メモリは3GB RAM、32GB ROM、ディスプレイは約5.2インチ・フルHDのトリルミナスディスプレイ、バッテリー容量は2,900mAh、ネットワークはPREMIUM 4Gの下り最大225Mbps対応、Wi-FiはIEEE802.11a/b/g/n/ac準拠、防水・防塵、おサイフケータイ対応、ワンセグ/フルセグ、VoLTE対応など。

オーディオ関係ではハイレゾ対応とデジタルノイズキャンセリング対応が特徴。


■加速度的に進化したカメラ機能

そんな外見とは関係なく、カメラ機能は大きく進化しているのを感じる。画素数はメインカメラが約2,300万画素、インカメラが約510万画素だ。

メインカメラ。約2300万画素、1/2.3型のイメージセンサーを搭載。ソニー製Gレンズもお馴染み。

まず、フォーカス速度が速い。最速0.03秒でフォーカスすると公称しているが、画面の中でカメラとの距離が違う場所をタッチすると、スッとフォーカスしていく。また、言うまでもなく、インカメラの自撮りでは美肌効果も使える。

この写真では分かりにくいが、美肌効果も搭載している。

光学ズームを搭載しない普通のスマートフォンではデジタルズームのクオリティが気になるところだが、Xperia Z5では5倍までのデジタルズームでも、画質をかなり保ってくれるのが凄い。


ある程度の画質を保って5倍までデジタルズームできる。右側がズーム。


■指紋認証

今回のXperia Z5シリーズで目新しいのは指紋認証機能だ。

電源ボタンに指紋認証センサーを搭載し、指を触れると読み取ってくれる。登録できる指紋の数が最大で5つまでというのは普通だが、その認証スピードは異常に速い。一瞬で認証する印象で、快適にロック解除できる。

指紋認証センサーは電源ボタンに搭載されている。

最大で5つまで指紋を登録できる。右手親指、左手人差し指など、
電源ボタンに当てる可能性のある指を登録しておくと便利。




■最後に一言

とにかく速く、快適なXperia Z5だが、デザイン的な部分でだけ僕は若干馴染めないでいる。もちろん、快適で実用的なスマホが欲しい人なら気に入ることだろうし、デザインの好みは人それぞれなので(※GAPSIS編集長はこのデザインを気に入っていた)、あくまでも僕の主観という点を最後にもう一度記しておきたい。

確かに使いやすさは極めているかもしれない。

これから、Xperiaはどう進化していくのだろうか?


発売時期は10月下旬で、予約受付はすでに行われている。

(記事:一条真人

【参考リンク】
ドコモオンラインショップ/Xperia Z5 SO-01H製品ページ

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