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ヤフーによるイー・アクセスの買収は中止へ。しかし、ウィルコム吸収合併後のイー・アクセスはワイモバイルへ名称変更

ヤフー、イー・アクセス、ウィルコムは19日、ヤフーによるイー・アクセスの株式取得を中止すると発表した。ヤフーは3月27日付けで、ソフトバンクからイー・アクセスの株式を取得する予定だと発表したが、それを中止する。

当初は国内初の「インターネットキャリア」誕生と発表されていた。

イー・アクセスとウィルコムは6月1日に合併を行う予定で、イー・アクセスが存続会社となる。当初はこのイー・アクセスをヤフーが取得し、イー・アクセスの社名が「ワイモバイル」へと変わり、ヤフーは新しいインターネットサービス「Y!mobile」を展開する予定とされていた。

ところが今回、ヤフーとソフトバンクで協議を重ねた結果、ヤフーによる買収を中止するとの決定に至ったということだ。

ヤフー自身がイー・アクセスを子会社化してインフラを手掛けるよりも、ヤフーはサービス、イー・アクセスはインフラという、それぞれの強みを生かした協業の形で事業を進めることが望ましいとの結論だという。

ただし、ウィルコムを吸収合併後のイー・アクセスは、後日社名をワイモバイルへ変更する。この点については予定通り行われるようだ。

新会社ワイモバイルはヤフーと密接に連携していく予定で、新サービス「Y!mobile」が展開されることにも変わりない。しかし、新しいサービスの詳細は決まり次第明らかにされるということで、現時点では不透明だ。

【情報元、参考リンク】
イー・アクセス/プレスリリース

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