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【市場調査】MVNOの格安SIM、iPhone新モデルに関する興味度調査。低価格SIMカードの意味も分かる方は約32%

市場調査会社のMMD研究所は30日、「2014年MVNOと次期iPhoneに関する興味度調査」のレポートを公開した。

この調査は他社の通信インフラを使って通信サービスを提供するMVNO(Mobile Virtual Network Operator、仮想移動体通信事業者)が提供する格安SIMカード/サービスに関する認知度や、興味度、そしてiPhone新モデルに関する興味度などを調べたもの。

調査は15歳以上の男女(N=934)を対象にインターネット調査で4月14日から16日に行われ、設問は下記の3つとなっている。

・あなたは低価格SIMカードを知っていますか?
・低価格SIMカードへの興味度を教えてください。
・次の端末購入時にiPhoneシリーズに興味はありますか?


まずは、MVNO、そして低価格SIMカードについての認知度(下図ではMVNO認知度と表記)だが、言葉だけでなく意味まで分かる方は31.9%、なんとなくわかる程度は43.3%、聞いたことがない・分からないという方は24.8%、興味度については14.3%がすごく興味があると回答し、興味があるは27.9%、どちらでもないは25.2%、あまり興味はないは19.4%、興味はないは13.2%となっている。



意味を理解している方が31.9%もいるという結果はやや信じにくいレベルだが、少なくとも今回のMMD研究所の調査ではその結果が出ている。実際にどれくらいの割合の方が知っているのかは不明ながら、格安SIMが一般の大手メディアで紹介されることも増えており、家電量販店でも目にする機会が増えているため、認知度が以前に比べて上がっていることは確かだろう。

次に、次期iPhoneへの興味度だが、こちらはすごく興味があると回答した方は23.9%、興味があるが29.6%、どちらでもないが17.5%、あまり興味はないは12.5%、興味はないが16.6%となっている。


回答者が現在使用している端末のOS別に見ると、iOSユーザーは42.3%がすごく興味があると答えている一方でAndroidユーザーは5.0%しかいない。興味がある、という回答についてもiOSユーザーは36.8%、Androidユーザーは25.6%で差がついている。2つの回答を合わせ、「少なくとも興味がある」という見方だと、iOSユーザーは79.1%、Androidユーザーは30.6%だ。



【情報元、参考リンク】
MMD研究所/MVNO興味度は42.3%、次期iPhoneへの興味度は53.4%

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