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元Google社員らによって開発された全自動のクラウド会計ソフト「freee」のAndroidアプリが登場

freee(フリー)は2日、全自動のクラウド会計ソフト「freee」のAndroid版をリリースしたと発表した。freeeは経理・簿記の知識がなくても簡単に使える全自動のクラウド会計ソフトで、元Googleの社員らによって開発されている。会計ソフトでは初となる、2013年度のグッドデザイン賞も受賞した話題のソフトで、現在は65,000を超えるユーザーに使われている。

freeeのAndroidアプリの画面例

freeeは個人、法人問わず利用できる本格的な会計ソフトで、多種多様な機能を持つサービスだが、無料プランも用意されているので、まずは無料プランでその機能を試してみることが可能だ。

本格的とはいえ、経理・簿記の知識不要で自動で帳簿がつけられるという、超簡単な機能を持つことが大きな特長。

freeeでは、銀行口座、クレジットカード情報を登録・連動させることで、取引明細から自動で会計帳簿の作成、仕訳をしてくれる。1,610以上の銀行に対応しているので、全国各地のユーザーがこの機能の利便性を享受できるはずだ。

取引明細からの入力を人間が全て手作業で行うことと比較すると、大幅に工数をカットできる。

実際に銀行口座の取引明細から自動的に仕訳する際には、勘定科目はfreeeが予測してくれる。

また、収入・支出、買掛金・売掛金・仕訳帳など、各種レポート機能も用意されており、一般的な会計ソフトと比べて特に不足する機能はない。各レポートはCSV、PDFでの出力も可能なので、プリントして残すこともできる。

週次のレポート機能もあり、簡単に経営状況を把握することなども可能だ。

個人事業主向けには青色申告決算書の作成機能もある。

freeeはクラウド会計ソフトなので、Windows/Macにおいてソフトウェアのインストールは必要なく、ウェブブラウザからアクセスするだけで利用できることも利点の一つだ。パソコンが壊れてもデータが消失することがなく、別のパソコンからでも同じデータへアクセスできるので、とても便利だろう。

さらに、データは最大3ユーザーまでで共有することができるので、例えば税理士や経理担当者との情報共有もスムースだ。

このクラウド会計ソフトfreeeに今回、iPhone版に続いてAndroid版が登場した。

銀行口座やクレジットカード情報から取り込んだ明細はスマートフォンからも処理することが可能で、スワイプ操作だけで手軽に登録できる。また、現金の収支登録はオフィスに戻ってから行うよりも、いつも身に着けているスマートフォンから即座にする方が忘れずに済むはずだ。現金収支の登録もスマートフォンから手軽にできる。

ただし、口座明細からの処理に関しては、現在のアプリのバージョンでは勘定科目が自動推測された明細のみの対応となっている。今後のアップデートで全明細に対応する予定だ。

【情報元、参考リンク】
freee公式ページ
freeeのAndroid版アプリをダウンロードする

読者&編集部コメント欄

この記事のコメント:1 件
  1. むむっ、そういうことか。これは興味深いソフトかな。今後、どうなるのか、気になりました。

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