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ドコモ、事業者間の携帯電話の音声接続料を改定へ。1秒0.067円から0.057円に

NTTドコモ(以下、ドコモ)は21日、2013年度適用の通信事業者間における携帯電話の音声接続料の改定について同日、総務大臣へ届け出たと発表した。

他社携帯電話からドコモへ発信した場合

この音声接続料とは、通信事業者がそれぞれ設定している料金で、他社間で電話をするときに発生する。例えば、ドコモの音声接続料は、他社の携帯電話からドコモの携帯電話へ電話を掛ける際に発生する。これは、他社からドコモへ電話を掛ける際、ドコモの携帯電話網が使われることになるためだ。もちろん、逆の場合、例えばドコモのユーザーがau(KDDI)に掛ける場合は、auの携帯電話網を利用するので、KDDI設定の接続料が発生する。

この音声接続料は年々低廉化されてきている。2011年度適用分まではドコモが定める同一の区域内の通話と、区域外とで接続料が分けられていたが、2012年度適用分から区域内外の区分が撤廃され、一律料金に変更された。

昨年8月に改定された、第二種指定電気通信設備制度の運用に関するガイドラインに従って算定した結果、2012年度適用分の音声接続料から今回は14.9%低減される。

具体的には、2012年度適用の現行の接続料は1秒あたり0.067円だが、2013年度適用の接続料は0.057円となる。この接続料は2013年4月1日に遡って適用される。

なお、パケット接続料については別途届出される予定。

【情報元、参考リンク】
NTTドコモ/プレスリリース

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