Androidニュース&アプリ情報メディア

【取材レポート】マイクロソフト Surface 2/Surface Pro 2発表会 後編

日本マイクロソフト(以下、マイクロソフト)が24日に開催した「Surface 2」と「Surface Pro 2」に関する国内での発表会の取材レポート後編をお届けしたい。製品の概要は前編でお伝えしたので、後編では、発表会場に展示されたデモ機の写真を中心に紹介していきたい。

Surface Pro 2とTouch Cover 2、そしてSurfaceペン

前編はこちらから


≪Surface Pro 2≫

Surface Pro 2からまずは見ていきたい。Surface Pro 2はWindows 8.1 Pro、そしてOffice Home and Business 2013を搭載する、“タブレット”スタイルのPCだ。当然Touch Cover 2やType Cover 2といったキーボードを接続すれば、ノートPCに早変わりするし、ドッキングステーションを使えば拡張性を得られるのでデスクトップPCのような使い方ができる。

本体背面にはキックスタンドが装備されていて、下側から指を引っかければパカッと開き、2段階に角度を調整できる。角度は24度と40度。仕事をするときや、ただ単に動画を視聴する際など、その時の用途や好みに応じて使い分けられる。

キックスタンドは2段階に調整できる。


Surface Pro 2の背面。左はキックスタンドを開いたところ。右は閉じたところ。


Touch Cover 2を付けた状態のSurface Pro 2の側面。左写真は右側面、右写真は左側面。
フルサイズのUSB 3.0やMini DisplayPortなどがある。


Surface Pro 2の下面にはキーボードなどとのドッキングに使うカバー用ポートがある。

Type Cover 2に比べるとキー入力はしにくいものの、薄くて軽いTouch Cover 2。約2.8mmという薄さ。ちなみにセンサー数が1092と前モデルの80から大幅に増えているので使いやすさは増している。


Surface Pro 2にはSurfaceペンというデジタルペンが付属する。丸い点が5つ並んだような箇所はボタンになっている。レスポンスは快適。スマートフォンで言えば、「GALAXY Note」シリーズとほとんど同じレスポンスと書き味だ。


ディスプレイは約10.6インチで解像度1920×1080。細かい文字も問題なく読める。

こちらはType Cover 2のシアン ブルー。上のTouch Cover 2と違ってメカニカルキーボードなので、文字は打ちやすい。
ただし、キーストロークはあまりないので、超速で打てるかというとやや疑問を感じるところ。
モバイル製品なので薄さ・軽さとのバランスになるので、この辺りがギリギリのラインとは思う。薄さは約5.4mm。

上の写真でコメントしたように薄い。約5.4mmだ。また、今回はType Cover 2は4色のカラーがある。


≪Surface 2≫

Surface 2は、Surface Pro 2とは全く異なる製品で、OSにはWindows RT 8.1を、OfficeもOffice Home and Business 2013 RTとなっている。CPUもSurface Pro 2がIntel Core i5-4200Uを搭載するのに対して、Surface 2はNVIDIA Tegra 4だ。こちらは米Appleの「iPad」や、各社のAndroidタブレットと競合する製品となる。それでいて、Office文書を見る・扱う機会の多い方にとっては魅力ある製品、ということになるのだろう。ただ、より正確に言えば、iPad、Androidタブレットとも異なるジャンルなので、必ずしも競合品とは言えないが。

Surface 2にType Cover 2を付けたところ。

Surface 2にもキックスタンドがあり、2段階に角度を調整できる。


左はType Cover 2を付けた状態の表面。右はSurface 2本体の背面。


Surface 2の側面。Surface 2にもフルサイズのUSB 3.0ポートがある。


≪アクセサリー≫

最後にアクセサリーの紹介だ。実はドッキングポートの存在がSurfaceの大きな魅力ではないかと思う。正直な話、単体で見ると、Surface Pro 2といえども、PCメーカー各社のタッチパネル搭載の薄型モバイルPCと比べて際立って大きなアピールポイントはないように思う。

しかし、ドッキングステーションはSurface Pro 2を本格的なデスクトップPCとして使いたい、という希望を叶えてくれるアイテムなので、人によっては魅力的なはずだ。もちろんドッキングステーションはSurface 2でも使える。また、Surface Pro 2には本体にMini DisplayPortがあるので、それを使えば外部モニターへの出力だけであれば、ドッキングステーション無しでもできる。

また、ワイヤレスアダプターを使えば、Type Cover 2、Touch Cover 2をSurface 2、Surface Pro 2から離した位置で使える。それこそ外部モニター使用時などは離さないと使いにくいはずなので、重宝するはずだ。

マイクロソフト純正アクセサリー。

ドッキングステーション。左右のブロックを中央向きに押し込むことでSurface 2/Pro 2を固定する。
気をつけて押し込まないとポート類を傷つけてしまいそうなことは若干気になった。


便利なワイヤレスアダプター。これをType Cover 2やTouch Cover 2に装着すると、
Surface本体から離した位置でもキーボードを使えるようになる。


カーチャージャー。

Arc Touch MouseのSurface Edition。


ウェッジ タッチ マウスのSurface エディション。価格は6,980円。


会場で展示されていたサードパーティからのアクセサリー類。液晶保護フィルムなど。


下に掲載したのはAmazon.co.jpでの商品リンク。

 
Surface 2の32GBと64GB


  
Surface Pro 2の128GBモデル、256GBモデル、512GBモデル




【情報元、参考リンク】
マイクロソフト/Surfaceシリーズ製品紹介サイト

読者&編集部コメント欄

この記事のコメント:0 件