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日経BPコンサルが「第5回モバイルデータ通信端末満足度調査」結果を発表。ドコモが5年連続で顧客満足度トップへ

日経BPコンサルティングは27日、「第5回 モバイルデータ通信端末満足度調査」の結果を発表した。この調査は2009年から毎年実施されているもので、今年で5回目となる。2013年4月に、全国のモバイルデータ通信端末のユーザー2,435人に対して、国内通信事業者6社の端末の利用に関する満足度を調査したものだ。

第5回 モバイルデータ通信端末満足度調査結果(クリックして拡大)

対象6社はNTTドコモ、KDDI(au)、ソフトバンク、イー・アクセス、ウィルコム、UQコミュニケーションズで、それぞれの回答数(n数)は順に500、452、496、500、100、387となっている。調査は4月16日から24日にウェブ上で行われている。

また、この調査でいう「モバイルデータ通信端末」は、PC等に接続してデータ通信を行うモバイル端末をさす。具体的にはモバイルWi-FiルーターやPCカードタイプ、CFカードタイプ、USBタイプ、ExpressCardタイプ等のデータ通信機器になる。

結果、総合満足度を含めて11項目中6項目で1位を獲ったNTTドコモが5年連続でトップとなっている。

総合満足度はNTTドコモが0.70ポイントで1位、KDDIが0.69ポイントで2位、イー・アクセスが0.66ポイントで3位、UQコミュニケーションズが0.64ポイントで4位、ウィルコムが0.43ポイントで5位、ソフトバンクが0.39ポイントで6位となっている。

スコアの付け方は次の通りだ。

非常に満足(n1)を2ポイント、どちらかといえば満足(n2)を1ポイント、どちらかといえば不満(n3)を-1ポイント、不満(n4)を-2ポイントとして、各満足度のn数(n1~n4)をかけ、全体のn数で割った値を「満足度スコア」とする。

今回の調査では、通信エリアの広さを「通信エリアの広さ(屋外:都市部)」、「通信エリアの広さ(屋外:郊外)」、「通信エリアの広さ(屋内)」の3項目に分けて評価している。同様に、通信の質と速度は「データ通信速度」、「通信品質」の2項目、端末に対する評価は「端末の価格」、「端末(性能/機能/使いやすさ/デザイン/サイズ)」の2項目、利用料金は「月額利用料金/料金プラン/割引サービス」の1項目、顧客対応は「販売店・ショップ店員の対応」、「アフターサービス・サポート」の2項目としている。これら10項目に「総合満足度」を加えた11項目で調査を行っている。

NTTドコモはやはり通信エリアの広さが強みとなっている。さらに、顧客への対応、アフターサービス・サポートにおいても高い満足度を得ている。一方で、料金などに関する満足度は6社中で最も低い。

総合満足度で2位のKDDIは取り立てて低い項目がなく、バランス良くスコアを上げている。

【情報元、参考リンク】
日経BPコンサルティング/プレスリリース

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