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IIJ、ドコモのLTE網を利用した通信サービスを提供へ。月額945円のプランや1契約で最大3枚のSIMカードを利用できる月額2940円のプラン

インターネットイニシアティブ(以下、IIJ)は15日、NTTドコモのLTE網と3G網を利用したデータ通信サービス「IIJmio高速モバイル/Dサービス」を27日から提供開始すると発表した。あわせて、IIJmio高速モバイル/Dサービスで利用できるLTE対応のモバイルWi-Fiルーター「LTEモバイルルータ(NI-760S)」を販売することも明らかにした。

プラン概要(IIJ報道発表資料より)

IIJmio高速モバイル/Dサービスでは、NTTドコモのLTE網を利用できるデータ通信用のSIMカードもしくはmicroSIMカードが提供される。用途や利用頻度などに合わせたプランが2つ用意される。一つは「ミニマムスタート128プラン」で、月額945円。もう一つは「ファミリーシェア1GBプラン」で月額2,940円。

ミニマムスタート128プランは、日常的に多くの通信を利用しない方に向けたプランで、格安で運用することができる。日頃は128kbpsの通信速度で利用し、必要なときのみ高速データ通信を利用したいという用途に適したもの。月額945円で最大128kbpsの通信が可能なことに加えて、必要に応じて通信量100MBあたり525円のクーポンを追加購入することで、下り最大75Mbps(最大75Mbpsは対応する一部の屋内。屋外では下り最大37.5Mbps)での通信ができる。

一方、ファミリーシェア1GBプランは、複数台のモバイル端末を所有している方や家族の複数人で利用したい方をターゲットをするプラン。一つの契約で最大3枚のSIMカードを利用することが可能。月額2,940円のなかに、複数のSIMカードで共有となるクーポンが1GB分含まれており、下り最大75Mbpsでの通信が可能。

この3枚のSIMカードを挿入した端末での同時通信・利用も可能なので複数人で使っても問題ない。

なお、LTEの通信速度については、LTE対応端末を利用した場合かつLTEのエリア内においての話であり、エリア外やLTE非対応端末の場合は最大でも14Mbpsになる。すなわちエリア外ではドコモの3G網(FOMA)を利用することになる。

IIJは、このサービスの提供にあわせ、モバイルWi-FiルーターNI-760Sを販売開始するが、この端末の販売価格は24,780円。端末のサイズは約97.4×57.1×15.7mmで、重さは約108g。連続通信時間はLTEで約5時間、3G(FOMA)で約6.5時間、スタンバイ(スリープモード時)は約100時間となっている。内蔵バッテリーの容量は2,000mAhだ。

また、同時接続可能台数は10台となっている。

NI-760S

サービスの利用にあたってはNI-760Sを使用しなければならない、という制限はなく、SIMロックのかかっていない端末かつネットワークに対応する端末であれば利用できる。また、NTTドコモの端末の場合はSIMロックが掛かっていても問題ない。

現時点では下記端末で動作確認が取れている。LTE非対応端末の場合は、前述したように下り最大37.5Mbpsや75Mbpsの通信速度では利用できないので注意してほしい。


サービスに関する疑問点などはQ&Aなどで確認してほしい。
https://www.iijmio.jp/campaign/twi/faq.jsp


IIJは、サービスの提供に先立ち、キャンペーンも実施する。15日から26日までの間、Twitterで指定のキーワードをツイートした方の中から抽選で、NI-760Sが無償提供され、接続サービスの初期費用及び月額料金3か月分が無料になる。詳しくは下記キャンペーンサイトを参照してほしい。

https://www.iijmio.jp/campaign/lte/

【情報元、参考リンク】
インターネットイニシアティブ/プレスリリース

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