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KDDI、夏季の電力使用制限に伴う通信サービスへの影響を発表。停電発生時以外は平常通り

KDDIは6月30日、夏季の電力使用制限に伴う通信サービスへの想定される影響を明らかにした。7月1日から9月22日までの間、東京電力・東北電力管内で実施される電力使用制限に対して、KDDIは通信設備等における使用電力の見直しや削減のための対応を進めてきた結果、この間においてもユーザーへの影響は特になく、これまでどおり通信サービスを提供できる、としている。

ただし、最近の暑さから想像されるように、今後より厳しい酷暑になる懸念もあり、停電が発生する可能性もある。KDDIは万一停電が発生した場合でも、自家発電設備の稼動などにより、通信サービスへの影響を最小限に抑えるよう努めるとしているが、障害はどうしても生じるだろう。

そのような場合でも携帯電話サービスに関しては、au基地局で障害が発生した地域を除き、利用することができる。しかし、障害が発生した地域や地下街、商業施設など電波の入りにくい場所などでは繋がりにくくなる可能性がある。また、固定通信サービスについては、停電中はauひかり 電話サービス、KDDI-IP電話/050電話サービス、auひかりネットサービスなど様々なサービスが利用できなくなる。

停電時の状況は、3月に実施された計画停電のことを思い出して頂ければイメージできるはずだ。具体的には下記ページが参考になる。
KDDI/東京電力および東北電力の計画停電による通信サービスへの影響について

いずれにしても、しばらくの間は天気予報、でんき予報をチェックしていきたい。

仮に電力供給が厳しくなった場合、政府は供給余力が3%を切る可能性が生じると「電力需給逼迫警報」を発令する。さらに余力がなく、電力不足に陥る可能性が高いと判断された場合は、計画停電が実施される予定だ。

【情報元、参考リンク】
KDDI/プレスリリース
東京電力/でんき予報

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