スカイプ、日本の全Skypeユーザーに無料Wi-Fiサービスと無料Skypeクレジットを提供へ

インターネット回線を介して世界中のユーザーはもちろん、一般の電話へも発信・通話が可能なサービス「Skype（スカイプ）」を提供するスカイプ・テクノロジーズ S.A.は14日、東日本大震災による大規模な被害を考慮し、日本の全Skypeユーザーに対する支援策を発表した。同社は国内のユーザーに対して、「Skype Access」の国内利用を無料にする。Skype Accessとは、Skypeを使って公衆無線LANアクセスポイントに接続することのできるサービスで、当面国内で無料利用できる。加えて、もう1点支援策が導入される。それは、国内のSkypeユーザーに対して80円分の無料Skypeクレジットが提供されること。

80円分の無料Skypeクレジットは、日本の固定電話に対する約25分間の通話料金に相当する。この無料クレジットは今後数日間のうちにユーザーの下へE-mail経由で届けられる予定。

Skypeは今回の大震災の中で安否確認ツールとして大きな活躍を見せている。特に携帯電話が繋がりにくい状況が続いたことから（※現在も緩和されたとはいえ、繋がりにくい状況）、Twitter、Facebook、mixiなどのソーシャルサービス、その他インターネット上の各サービスを使っての連絡が非常に役立っている。中でもSkypeはインターネット回線経由で音声通話ができることから、重宝された。

SkypeはAndroidスマートフォンでも利用可能で、Android Marketで「skype」で検索すればヒットする。もしくはウェブ版Android Marketのこちらのページからダウンロード/インストールが可能。アプリの価格は無料で、動作要件はAndroid 2.1以降。

【情報元、参考リンク】
Skype 日本語ブログ/東北地方太平洋沖地震で被害に遭われた方の支援として、スカイプ社では日本の全スカイプユーザーに無料WiFiと無料スカイプ・クレジットを提供します
Android Market/Skype