デュアルコアCPU搭載7インチAndroidタブレット「DELL Streak 7」、2月2日に米T-Mobileから発売へ

GAPSIS編集部 2011年1月20日

米通信事業者T-Mobileが6日にラスベガスで発表した米DELL製のAndroidタブレット「DELL Streak 7」の発売日が2月2日になりそうなことが明らかになっている。T-Mobileの情報を扱うウェブサイトTmoNewsがT-Mobileの内部資料から知ることができたと伝えた。

DELL Streak 7は6日に家電見本市「CES 2011」で発表された最新タブレットだが、そもそも当時から発売間近とされていた。具体的な日にちこそ明かされていないものの、近いうちに登場する予定だった。また、米国だけでなく、他の地域での販売も予定されている。

Streakファミリーの第一弾モデル「DELL Streak」は5インチのディスプレイを持つタブレットだった。ところが、5インチというサイズは実際には“スマートフォン”に分類してもいい大きさだ。そのため、少々分類に困る端末といえる。一方のStreak 7はスマートフォンと比較すると相対的に十分に大きく、見分けは容易だ。7インチは一般的に“タブレット”の分類になる。

スペックも初代Streakから引き上げられている。プロセッサはNVIDIA Tegra 2デュアルコア1GHz、ネットワーク回線もT-Mobile 4G（HSPA+）をサポート。カメラは2つ装備。背面に5メガピクセルのメインカメラ、前面に1.3メガピクセルのインカメラを備える。

とはいえ、OSは物足りないバージョンかもしれない。発売時に搭載されるのはAndroid 2.2（開発コード「Froyo」）だ。いくらTegra 2による高速性能を体験できるとはいえ、OSバージョンが2.2では従来モデルとのユーザー・エクスペリエンスの差は乏しい。ただし、将来的にはAndroid 3.0（開発コード「Honeycomb」）へのアップデートも可能と見られている。ディスプレイの解像度は800×480。

下はハンズオン動画。