
米GoogleのCEO、エリック・シュミット氏は米国時間15日、サンフランシスコで開催されているイベント「Web 2.0 Summit」に参加し、Googleブランドの最新Androidスマートフォン「Nexus S」と見られる端末を披露した。ただし、シュミット氏はこの端末を”未発表の端末”としか紹介せず、正式な製品名はおろか製造メーカー名も明らかにされなかった。しかし、公開された端末はこれまでにサムスン電子製の「Nexux S」として噂されてきたものと同じだ。おそらく「Nexus S」と呼ばれるのだろう。
残念ながらAndroidの次期最新バージョン「Gingerbread」に関する詳細発表はなかった。しかし、予定だけは判明し、およそ2、3週間で披露されるようだ。とはいえ実際にはある程度アバウトに、目安として捉えたほうがいいだろう。意外と早く発表される可能性もあるかもしれない。
なお、この日発表された端末には大きな特長がある。NFC (Near Field Communication) をサポートすることだ。NFCは近距離無線通信技術の国際規格であり、日本で普及しているFeliCaとも下位互換性を有している。おそらく詳細発表時にはある程度大きな話題になるだろう。
Gingerbread及びNexus Sの詳細発表を期待して待ちたい。
UPDATE
記事タイトル変更。本文加筆修正。Gingerbreadに関する予定追記。
【情報元、参考リンク】
Web 2.0 Summit