【取材レポート】AIでカメラとパフォーマンスが進化した「HUAWEI Mate Pro」レポート!

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ファーウェイ・ジャパンは11月に国内で「ファーウェイ・ジャパン新製品発表会開催」を開催し、主にビジネスパーソン向けとされるフラグシップスマートフォン「HUAWEI Mate 10 Pro」、クアッドカメラ(4つのカメラ)を搭載する「HUAWEI Mate 10 lite」、耐水・防塵対応10インチタブレット「HUAWEI MediaPad M3 Lite 10 wp」を発表した。3機種ともすでに発売中で、すでに使用中の方も多いかもしれないが、まだの方に向けてレポートをお届けしたい。

<▲写真:HUAWEI Mate 10 Pro>

本レポートでは、年末年始などの大型連休での写真撮影にも向いた高性能カメラ搭載のMate 10 Proのプレゼンテーションから、その特徴を紹介していきたい。ちなみに、市場想定価格は、Mate 10 Proが89,800円、Mate 10 liteが42,800円、MediaPad M3 Lite 10 wpが37,800円(全て税抜)となっている。


Mate 10 Proは、5.5インチディスプレイを搭載する「HUAWEI P10 Plus」に近いサイズ感ながら、アスペクト比18:9のFHD+(1080×2160ドット)ディスプレイを搭載することで、6インチの大画面化を実現。HDRに対応したOLED(有機EL)を採用している。

<▲写真:左がMate 10 Proで右がiPhone X。フロントの画面占有率は若干だがMate 10 Proの方が上回っている>

フロントの画面占有率はAppleの「iPhone X」より若干上回っている。80%を超える「ほぼ全面ディスプレイ」というフロントデザインの機種も徐々に増えてきた。さらに、Mate 10
Proでは、狭額縁設計によってボディの横幅は約74.5mmで持ちやすいサイズ感だ。

<▲写真:背面上部のカメラ部分にはストライプが入っている>

背面カメラ部分に入ったストライプ(上の写真参照)は、Mate 10 Proが持つ高いパフォーマンスを表現しているとのこと。上の写真では背面の素材が分かりにくいかもしれないので、下の写真を見てほしい。背面はガラス素材となっており、3D曲面デザインが施されている。これによって、側面のメタルフレームと綺麗に馴染むデザインとなっている。手のひらに完璧にフィットすると説明された。

<▲写真:実機における背面。背面のガラスは強度に定評あるゴリラガラスをベース>

背面のガラスには強度に定評のあるゴリラガラスを使っているが、それだけではない。NCVMコーティング、UV硬化、PETフィルム、インクフィルムによる多層構造になっていて、高級感のある色と模様、光沢を実現している。

<▲写真:背面の多層フィルム構造>

<▲写真:見る角度、光の当たり方の違いだけで、先ほどの写真と異なる印象。非常に凝った背面デザインだ>

続いて、最新のチップセット「Kirin 970」について紹介したい。


ファーウェイの場合、グループ内にチップセットを開発/製造するHiSilicon社があるため、独自チップセットを使えることも大きな特徴となっている。一昔前はその独自チップセットの「Kirin」が大きな魅力になるということもなかったが、今では大きく進化し、明らかにアピールポイントとなってきている。

特に今回は、世界初となるAIの演算に特化したNPU(Neural-network Processing Unit)を搭載したことが大きな魅力だ。このKirin 970によって、スマートフォンがより便利に使えるようになっている。パフォーマンスでは、前世代の「Kirin 960」と比較してCPUは電力効率20%アップ、GPUはパフォーマンスが20%アップ、電力効率が50%アップしている。

NPUは、AI演算をCPU単体で行った場合25倍のパフォーマンスと、50倍の電力効率となる。こうしたAI演算は、バックグラウンドで行うシステムの最適化処理に利用し、使い始めの高速レンスポンスが長時間続くという。

ユーザーの振る舞いを機械学習し、振る舞い予測を行うことでシステムリソースを効率よく使用し、常に高いパフォーマンスが出せるようにAIが処理している。

従来モデルでもこれに近いパフォーマンスの最適化を行っていたが、Mate 10 Proでは、NPUによって処理時間の短縮と電力消費を抑えることができるようになったというわけだ。AIシステム最適化の効果は、最適化を行わなかった場合と比較してレスポンス速度が60%アップ、スムースな操作性は50%アップするという。


バッテリーは急速充電対応で、大容量4,000mAhのものを搭載する。前機種の「HUAWEI Mate 9」と比較して30%長持ちし、ヘビーユーザーでも1日以上、標準的なユーザーなら約2日間連続利用できるという。

急速充電については、超高速充電「HUAWEI SuperCharge」により、バッテリー残量が0の状態から30分で58%まで充電可能。一般的なユーザーが1日使う分なら20分程度で充電可能とされる。

また、充電に関する安全基準も強化されている。

しかも、スマートフォン向けの安全急速充電システム認証を取得したのは世界初の事例。その主要試験項目は「1000回のシステムサイクル試験」、「600回の急速法充電サイクル試験」、「3日間 -33℃での充電システム試験」、「1週間 +55℃での充電システム試験」、「10,000回充電ポート脱着試験」で、それらをクリアし、認証を受けている。


次にカメラに焦点を当てたい。

まずは背面のメインカメラだが、Mate 9や「HUAWEI P」シリーズと同じく、ライカと協業による「ダブルレンズカメラ」、「デュアルISP(Image Signal Processor)」を採用し、さらにAIエンジンによってインテリジェントカメラに進化している。カメラでもAIを活用している。カメラでどのようにAIを使うのか? 想像しにくいと思うが、それについても触れていきたい。

ダブルレンズカメラの構成は、約1200万画素のRGBカラーセンサーと約2000万画素のモノクロセンサーからなる。高画素のモノクロセンサーによって、カラー写真でも被写体のディティールを細かく捉えることができる。光学式手ブレ補正(OIS)とF1.6の明るいレンズによって、暗所での撮影など幅広いシーンに対応できる。


デュアルISPは、ISPスループットが25%アップ、レスポンスタイムが15%アップ、高速フォーカス、マルチレベル動体検知、ローライト撮影に特化した画像処理など、撮影レスポンスの良さと高画質化に貢献する。

さて、気になるAIエンジンだが、あらかじめ1億枚以上の画像学習が行われていて、それによって正確性の高いリアルタイム被写体認識機能を実現している。被写体を正確に認識することで、AIが最適な撮影設定を自動的に行ってくれる。そのため、プロレベルの写真撮影が手軽に可能となるという。


自動認識する被写体やシーンは「文字」、「フード」、「舞台」、「青空」、「雪」、「ビーチ」、「犬」、「猫」、「夜景」、「日の入り/日の出」、「植物」、「ポートレート」、「花」の13種類。


下の写真例では、犬を識別できていることがわかる。


インテリジェントカメラの効果例を紹介する。


一般的に、オートで撮影すると、明るい空のシーンでは全体的に暗く写ってしまいがちだが(上の写真の右側)、AIによるシーン認識により、空の青は残しつつ明るさが補正されている(上の写真の左側)。通常このようなシーンでの撮影には、マニュアル補正や階調の設定を行う必要あるのだが、Mate 10 Proでは、ただ撮影するだけでAIが自動的にこのような補正を行う。


次は輝度差がある山道のシーン(上の写真)。

今度は先ほどとは逆に全体的な暗さに反応して実際によりも明るくされてしまいがちなところを(写真の右側)、Mate 10 Proでは、AIによってマニュアル補正無しで光と影を再現している(写真の左側)。

次にオーディオ面に移りたい。

Mate 10 Proの新機能として、最大384KHz/32bitのハイレゾオーディオに対応し、USB Type-C対応のデジタルヘッドホンやヘッドホンアンプの使用で原音に忠実な高音質オーディオが楽しめるようになっている。


なお、Mate 10 Proにはイヤホンマイク端子がなく(下の写真参照)、イヤホンおよびヘッドホンはUSB Type-C接続のみとなる。本体パッケージには、USB Type-C接続のマイク付きイヤホンが同梱される。


また、USB Type-C絡みの機能では、USB Type-C接続のディスプレイケーブルを使ってPCモニターに接続すると、マルチタスク・マルチウィンドウに対応する「PCモード」を利用できるようになっている。ちなみに、モニター接続側の端子はHDMIなので、もちろんHDMI入力端子を持つテレビに繋ぐこともできる。

<▲写真:モニターに繋げた状態>

PCモードでは、Mate 10 Proの画面をタッチパッドとして利用できるほか、Bluetooth接続のキーボードやマウスでの操作が可能。オフィス文書の作成や大画面での写真閲覧を楽しむ際などに便利だろう。


通信機能では、世界初となるデュアル4G・デュアルVoLTE待受に対応する。VoLTEにはソフトバンク網のVoLTE対応SIMが必要だ。




ともかく、Mate 10 Proは、カメラの動作やアプリの切替などレスポンスが向上している印象だ。一方で、Kirin 970はパフォーマンス自体が大きく向上したわけではなく、3Dゲームなどのゲーム用途ではKirin 960搭載モデルからの進化の幅は狭いように思う。


一方で18:9のアスペクト比の大画面はWebページやSNSとの相性が良く、普段使いのスマートフォンとしてはバッテリーのパフォーマンス向上を含めてオススメしたい1台だ。

なお、続いて実機のレビュー記事も公開しているので、そちらも参照してほしい。





(記事:mi2_303

【情報元、参考リンク】
ファーウェイ公式通販サイトVモール
Amazon/ファーウェイ
楽天モバイル
IIJmio
週間Android人気アプリランキング(ゲームアプリ編)
(2016年9月19日集計分)
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