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かつてのFF風の新作「FFブレイブエクスヴィアス」。シナリオ、コマンドバトル、ドット絵、ムービーが揃った本格RPG

スクウェア・エニックスは昨秋、スマートフォン向けに本格的王道RPG「FINAL FANTASY BRAVE EXVIUS(ファイナルファンタジー ブレイブエクスヴィアス)」(以下、FFブレイブエクスヴィアス)をリリースしている。スクウェア・エニックスのRPGといえば、同時期に「星のドラゴンクエスト」(関連記事)がリリースされており、筆者も現在プレイ中だが、FFブレイブエクスヴィアスにも注目だ。というか、実際にこの2作品はかなり良くできている。


物語、キャラクター、世界、全てがオリジナルの新作だが、昔ながらのFFの雰囲気を感じさせてくれる。それでいて美麗ムービーや、新しいドット絵によるグラフィックも美しい。



戦闘シーンも以前のFFと同様、横スタイル。「たたかう」「まほう」などの文字によるコマンドが縦に並んでいるわけではないが、コマンドバトルも健在だ。各キャラクターのHP/MPなどが表示された「ユニットウィンドウ」と呼ばれるウィンドウをタップすることで攻撃する。これが昔でいう「たたかう」を選ぶことに相当する。

右図は序盤だが、戦闘システムはコマンドバトルと言って差し支えない。


さらに、ユニットウィンドウは上下左右にフリックすることもでき、下フリックで「防御」、右フリックで「アビリティ」、左フリックで「アイテム」に切り替え、それぞれを使うことができる。結局のところ操作系が異なるだけで、やっていることはコマンドバトルだ。

そして、スマートフォン向けゲームならではの要素として「AUTO」が用意されている。戦闘時のコマンドを自動で行ってくれる機能で、強敵ではない時や、電車の中で操作しにくい時などに重宝する。

ちゃんとシナリオがあるのが嬉しい。というか普通にRPGだ。


ゲームとしては、ただ単に戦ってひたすらキャラクターを強化・育成していくだけではなく、RPGとしてシナリオやワールドマップが用意されていることが魅力だ。キチンとシナリオが進んでいくことが普通に面白いし、街の中もちゃんと自由に動き回ることができる。こうした要素がないスマートフォン向けRPGも意外と多いので、FFブレイブエクスヴィアスがFF6以前のFFの良さを踏襲しつつ、現代のスマートフォン向けゲームならではの要素を融合させている点は嬉しい。

街の中は自由に動き回ることができる。街の人との会話もできる。


ストーリー概要は次の通り。

Vision ビジョン――
それは具現化される人の想い。

Lapis ラピス――
それはビジョンが込められた
クリスタルが存在する世界。

クリスタルの力によって人々は
満たされ各国は繁栄を続けていた。
しかし、闇が光を蝕むように
その平和は偽りのものと断罪される。

ラピスが滅亡への時を刻むとき、
2人の騎士がビジョンと共に闇へと立ち向かう。

これは新たなクリスタルの物語――


「ビジュアルワークス」制作によるCGムービーも特徴の一つで、シリーズお馴染みの召喚獣の演出も見ものだ。ムービーは最初から見ることができるが、綺麗なので必見だ。

挟まれるムービーも美しい。プレイ画面のグラフィックはドット絵。


また、オリジナル作品とはいえ、シリーズお馴染みのキャラクターも登場する。時空を超えて伝説の戦士たちが集うのだが、そのあたりの流れは序盤のシナリオを進める段階でも分かってくるので、直に確認してほしい。



面白いことに、FF生みの親である坂口博信氏率いるミストウォーカーコーポレーションのスマートフォン向けゲーム「TERRA BATTLE(テラバトル)」とのコラボレーションイベントも現在実施中だ。このコラボ企画は14日まで。あと少しで終わってしまうので注意してほしい。

料金体系は基本プレイ無料のアイテム課金制で、アプリは下記リンクからダウンロード可能だ。




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【情報元、参考リンク】
「ファイナルファンタジー ブレイブエクスヴィアス」公式サイト
Google Play/「ファイナルファンタジー ブレイブエクスヴィアス」

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