【取材レポート】dビデオ新戦略発表会。dTVへ生まれ変わり、お世辞抜きで使いやすくなった新アプリとテレビでの視聴機器dTVターミナル、そして新コンテンツをチェック!(後編)

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前編に続き、dビデオ新戦略発表会で確認したdTV、dTVターミナル、新コンテンツなどについてレポートしていきたい。

dTVターミナルと専用リモコン

《dTVターミナル》

dビデオをテレビで見る手段は今でもいくつかある。一つは「dstick」を使うこと。dstickはテレビのHDMI入力端子に直接挿す、もしくは延長ケーブルやプラグ経由で挿して使うもので、テレビでdビデオやdアニメストアなどを楽しめる。ただし、メニューの操作はスマートフォン向けのアプリを使って行う。これがやや面倒だし、動作もそれほどスムースではない。

dstickはこのようなスティック状の端末。

もう一つは「Miracast」を利用すること。最近のテレビはWi-Fiを内蔵し、Miracastに対応しているものが増えてきたので、そのテレビであればAndroidスマートフォンの映像をワイヤレスで飛ばすことができる。もしくは非対応テレビでもMiracastアダプターを購入し、テレビのHDMI入力端子に付ければ、スマートフォンの映像を出力できる。

もちろん、dビデオの映像も飛ばせるので、かなり手軽にテレビで楽しめる。ただし、HDMI接続時と比べると若干画質が落ちる。とはいえ、かなり便利で、筆者はここしばらくはテレビでの視聴の際はdstickではなくXperiaで再生した映像を、Miracastでテレビに出力している。

他にもパソコンの画面をHDMIケーブル経由でテレビに映すなど、色々と方法はあると思うが、今回新たに登場するdTVターミナルは一番良い方法になりそうだ。

スティック状のdstickと違い、約100×100×22mm(重さ約214g)とそれなりの筐体なのでしっかりとしたハードウェアを搭載でき、動作も快適。新開発されたメニューも良くできていて、挙動、操作性が快適なので、すでにdstickを持っている方も移行を検討する価値がある。しかも、専用のリモコンが付属し、このリモコンでの操作がしやすいのもいい。いちいちスマートフォンアプリを起動する必要がないし、タッチパネルで操作するよりもリモコンの十字キーで操作する方が速く、楽なので、オススメだ。

専用リモコン。軽くて持ちやすく、シンプル。

右側面には音量キーも搭載する。

dTVターミナルは一応Android機器で、Android 4.2を搭載している。そのため、将来的に大きな拡張も期待できるのかもしれない。当面はdTVとdアニメストア、マイメディア、お手軽プレイヤー(For YouTube)のみを利用できる機器にすぎないが、他のサービスも利用できるようになる見込みとはされている。CPUはデュアルコア1.5GHzのHi3719Cで、メモリは1GB RAM、4GB ROM。

アプリはYouTube、Miracast、マイメディアがプリインストールされている

ネットワーク機能はWi-Fiと有線LANで、Wi-FiはIEEE802.11b/g/n(2.4GHzのみ)に対応し、有線LANは10/100BASE-Tだ。どちらも少し物足りないが、11nや100BASE-Tで繋げば、実用上は特に問題ないだろう。

映像出力はHDMIで、音声に関しては別途、光デジタル音声出力も搭載しているので、ホームシアターや外部スピーカーを持っている方はそちらに繋げれば迫力あるサウンドで楽しめるはずだ。また、HDMI入力端子を備えていることも利点の一つだろう。

背面には電源、HDMI入力、HDMI出力、有線LAN、光デジタル出力端子がある。

他にはUSB2.0端子とmicroSDカードスロット(最大32GBまで)を搭載する。

側面にはmicroSDカードスロットとUSB2.0端子

USBメモリやmicroSDカードの用途は、マイメディア(自分で撮った写真や動画データなど)をテレビで視聴したい、という時だ。メモリやmicroSDカードにdTVのコンテンツをダウンロードしたりはできない。例えば、スマートフォンの写真や動画をテレビで見たい、という時にはスマートフォンのmicroSDカードを取り出し、dTVターミナルにセットすればテレビで視聴できる。

とはいえ、実際にはそういう用途でもmicroSDカードを使うよりもMiracastの方が便利だろう。dTVターミナルはMiracastに対応し、リモコンにもMiracastボタンを用意している。このボタンを押して、スマートフォン側でMiracastをオンにして出力先にdTVターミナルを選べば、スマートフォンの映像をテレビに手軽に映し出せる。この機能も便利だ。

マイメディアとMiracastの接続待ち画面

なお、それらマイメディアのほか、YouTubeの動画も視聴できる。

YouTubeについては簡易アプリがプリインストールされていて、それを使って視聴できる。検索もできるので、ちょっとしたYouTube視聴にはちょうどいい。アプリの動きはスムースで、特にもたつくようなこともない。検索だけは十字キーでの文字入力になってしまうので、やや面倒だが、テレビプリインストールのYouTubeアプリやPlayStationなどのゲーム機でも同じなので、しょうがないところ。

YouTubeアプリでは、人気の動画やニュース、検索が利用できる。

 左はニュース一覧、右はニュース動画を再生したところ(※実際にはモザイクはない)

YouTubeの検索画面。ソフトウェアキーボードのデザイン等は変わる可能性あり。

なお、掲載した画面のYouTubeアプリは開発中のものなので、検索時のソフトウェアキーボードなどのデザインも変わる可能性があるとのことだった。

そして、このdTVターミナルのとても大きな特徴は、ザッピングに適したUIを採用していること。スマートフォン向けのdTVアプリよりもザッピングに適している。

リモコンのホームキーを押すと、フル画面での動画再生画面と、左にメニューがあるホームメニュー画面を切り替えられるが、フル画面での動画再生画面では、PVが自動再生される。リモコンの上下キーでチャンネルを切り替え、左右キーでそのチャンネル内の動画を切り替えられる。この十字キー操作がザッピングに最適で、見知らぬ作品に出会えるキッカケを与えてくれる。

「あなたにオススメ」チャンネルのPV再生画面

ホームメニュー画面

上下キーを押していけば「海外ドラマ」「アニメ」「邦画」などとチャンネルが変わり、各チャンネルの作品のPVが自動的に再生される。左右キーを押せば、次々と作品が変わり、またPVが再生されるので、テレビでのチャンネル切替と似た感覚で操作でき、これが本当によくできている。

リモコンの上下キーでチャンネルを切り替えられる。

もっと細かく作品を探したい場合や、あらかじめ目的の作品が決まっている場合には、逆にこのザッピングUIだと面倒なので、メニューキーを押すかホームキーを押して、ホームメニュー画面に戻ればいい。ホームメニュー画面からは各チャンネルごとのサムネイル一覧を閲覧したり、検索ができるので、探しやすい。

検索もできる。ソフトウェアキーボードなどの画面は変更になる可能性もある。

マイページ画面では、視聴履歴やクリップ、レンタル中の作品などがリストアップされる。

各作品の画面

再生中の画面

もう一つ便利な機能がある。それは「docomo ID自動設定」だ。

これは、dTVターミナルの購入時に機器番号とユーザーのdocomo IDをショップ側で紐づけてくれることだ。そのため、家に持ち帰り、テレビと繋げ、コンセントに挿し、Wi-Fiもしくは有線LANと繋げるだけで使用可能な状態になる。docomo IDでのログインが良く分からない、という方には便利だ。

設定に「docomo ID設定」があるが、購入時に自動設定を申し込んでおけば特にいじる必要はない。

もし将来、docomo IDのパスワードを変えたり、別のIDで使いたくなったときは? という疑問もあるが、その場合はホームメニュー画面の設定から自分で再設定できるようになっている。パスワードを変えた時は、そこで新しいパスワードを入力すれば問題ない。

ともかく、dTVターミナルはかなり使いやすいので、dビデオのユーザーにはオススメだ。また、価格も7,538円と、そう高く設定されていないので入手しやすいだろう。

気になるのは今後のdstickのソフトウェアアップデートや、Chromecast向けアプリがどのように変わるのかなど、だが、専用リモコンが便利なので、dビデオをそれなりに利用しているユーザーであれば、かなり良いと思う。


《キャンペーン》

dTVターミナルの発売にあわせたキャンペーンも実施される。dTVターミナルを購入し、dTVでデバイス登録を行った方、先着30万名に、dTV専用のレンタルクーポンが毎月1枚(500円相当)、最大14ヶ月間プレゼントされる。毎月、有料のレンタル作品を視聴できることになるのでありがたい。


《新規配信コンテンツ》

今後、様々なオリジナル作品が配信される。イタリアのジュゼッペ・トルナトーレ監督作品、紀里谷和明監督作品、落合賢監督の「どす恋 ミュージカル」、三浦大輔監督の「裏切りの街」、樋口真嗣総監督によるdTVオリジナルの「進撃の巨人」スピンオフ作品、染谷将太さん出演の「みんなエスパーだよ」、廣木隆一監督、黒谷友香さん出演の「眠れぬ真珠」、アニメ「アルスラーン戦記」、「七つの大罪」、ライブ映像では「三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE 独占ライブ映像」などだ。

dTVオリジナルの「進撃の巨人」については、今回の発表会の中で製作発表会も行われ、キャストの石原さとみさん、桜庭ななみさん、渡部秀さん、武田梨奈さん、水崎綾女さん、平岡祐太さんも招かれた。

この作品は、実写版映画「進撃の巨人」と完全連動したオリジナル企画で、実写版映画を製作・配給する東宝とのパートナーシップによって実現したもの。前後篇からなる実写版では描き切ることができないエピソードを中心に、登場人物たちにフォーカスしたドラマで、映画を観る上でも欠かせない兵士たちの日常や、とある秘密が描かれるという。


dTVオリジナル「進撃の巨人」のカットシーン

キャストは実写版映画と同じく、兵器隊長ハンジ役に石原さとみさん、サシャ役に桜庭ななみさん、映画オリジナルとなるフクシ役を渡部秀さん、リル役を武田梨奈さん、ヒアナ役を水崎綾女さん、そしてdTVオリジナル作品だけに登場する新キャラクターを平岡祐太さんが演じる。

製作陣も実写版映画と同じ布陣。総監督に樋口真嗣さん、監督に足立公良さん、尾上克郎さん、西村喜廣さんで、脚本は渡辺雄介さんが務める。

dTVオリジナル「進撃の巨人」は8月に配信予定

石原さとみさんと桜庭ななみさん

水崎綾女さんと武田梨奈さん

平岡祐太さんと渡部秀さん

また、<Beeマンガ>にも進撃の巨人が登場する。進撃の巨人初のムービーコミックとして、テレビアニメシリーズと同じ声優陣が集い、作品を提供する。

前述した「アルスラーン戦記」、「七つの大罪」といったアニメ作品に関しては、アニメタイムズ社とのコンテンツ・パートナーシップで実現する。他にも今後、アニメ作品も拡充される見込み。「アルスラーン戦記」は4月から見逃し配信開始、「七つの大罪」は4月5日から全24話を一挙配信している。




【情報元、参考リンク】
dビデオ
ドコモオンラインショップ/dTVターミナル
週間Android人気アプリランキング(ゲームアプリ編)
(2016年9月19日集計分)
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