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イー・アクセス、下り最大75Mbps、上り最大25Mbpsの通信サービス「EMOBILE LTE」を発表。3月に提供開始へ

イー・アクセスは22日、都内でプレスカンファレンスを開催し、次世代のモバイル通信サービス「EMOBILE LTE(イー・モバイル エルティーイー)」及び、同サービスを利用できるデータ通信端末を複数発表した。EMOBILE LTEは、FDD-LTEと呼ばれる通信規格を利用した通信サービスで、下り最大75Mbps、上り最大25Mbpsの通信が可能で、3月より提供開始される。

左写真:男性左側からイー・アクセス 執行役員副社長 阿部氏、代表取締役会長 千本氏、代表取締役社長 ガン氏。
右写真:左の端末から順にGL03D、GL01P、GL02P

この日の発表では具体的な料金プランは明らかにされていない。サービス提供開始日及び料金プランの詳細は決定次第アナウンスされる予定。

しかし、対応端末は発表されている。モバイルWi-Fiルーター「Pocket WiFi LTE(GL01P)」と「Pocket WiFi LTE(GL02P)」及び、USB接続型のデータ通信端末「GL03D」の3機種だ。さらに、同社は2012年度中にLTE対応スマートフォンも投入する予定だ。

EMOBILE LTEの利用可能エリアは、2012年3月末に全国人口カバー率で40%、2013年3月末で同70%に達する見込み。2012年6月末時点で東名阪主要都市については人口99%をカバーする見通しだ。東名阪主要都市は東京23区、千葉市、さいたま市、横浜市、川崎市、名古屋市、京都市、大阪市、堺市、神戸市を指す。

通信速度はEMOBILE LTE対応エリアのうち、一部のエリアでのみ下り最大75Mbps、上り最大25Mbpsで、それ以外のエリアについては下り最大37.5Mbps、上り最大12.5Mbpsとなる。これについてはLTE規格のサービスを提供しているNTTドコモでも同様で、NTTドコモの場合は一部の屋内施設が最大速度に対応している。

イー・アクセスの場合も75Mbpsの最大速度を利用できるのは一部のエリアに留まる。ただし、屋内とは限らず、対応エリアであれば屋外でも利用可能だ。また、通信速度についてはあくまでも規格上の上限であり、実効速度として保証されるわけではない点にも注意してほしい。

なお、発表されたデータ通信端末については従来の「EMOBILE G4」にも対応しているため、EMOBILE LTEの非対応エリアであっても、EMOBILE G4でデータ通信を行うことは可能だ。

対応端末の紹介は別記事で行っているので下記リンク先から確認してほしい。

サービスブランドロゴ

【情報元、参考リンク】
イー・アクセス/プレスリリース
GAPSIS/イー・アクセス、LTE対応モバイルWi-Fiルーター「GL01P」を発表。Pocket WiFiベストセラーモデルの最新版
GAPSIS/イー・アクセス、LTE対応モバイルWi-Fiルーター「Pocket WiFi LTE(GL02P)」を発表。連続通信最大9時間、待機最大350時間、電池パック交換可能

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